こんにちは、こみみに編集部のマーロウです。
前回第9話は、再審への証拠を潰された明墨の決意と、新たな証拠探しに奔走する赤峰、紫ノ宮たちの姿。
そんな中、伊達原の元に白木が訪れ、緋山の犯行の証拠を渡すと言う衝撃展開が。
白木は裏切ったのか?潜入したのか?
最終話は、逮捕された明墨の裁判が開かれ、伊達原と対峙することに。
白木の行動の理由、赤峰、紫ノ宮、青山は明墨の正義を信じることが出来るか?志水の再審にはたどり着けるのか!?
すべてが明らかになる…
※ネタバレ含みますので、ご注意ください。
アンチヒーロー Last Episode -正義- あらすじ
1話から最新話まで、あらすじ振り返りはkomiminiで
・アンチヒーロー 第1話 -接触-
・アンチヒーロー 第2話 -拒絶-
・アンチヒーロー 第3話 -過去-
・アンチヒーロー 第4話 -冤罪-
・アンチヒーロー 第5話 -因縁-
・アンチヒーロー 第6話 -不正-
・アンチヒーロー 第7話 -追及-
・アンチヒーロー 第8話 -真実-
・アンチヒーロー 第9話 -約束-
・アンチヒーロー 最終話 -正義-
拘留された明墨の元に伊達原が面会に訪れ、勝ち誇ったように責め立てた。
明墨の公判前
明墨の逮捕はメディアで報じられた。
緋山も身柄を拘束された。
白木とは連絡が取れないまま、証拠のジャンパー検察に渡した理由は聞けないまま…
赤峰は科捜研の平塚(故人)の部下に会い、平塚が12年前の事件ことで後悔していたと聞いた。
これらを拘留中の明墨との面会時に共有していた。
第一回公判
明墨が、緋山の犯行の証拠となるジャンパーを隠滅しようとした疑いの裁判が始まった。
白木が検察証人として、証拠のジャンパーが明墨法律事務所内で発見されたこと、緋山の犯行であることを証言した。
続いて緋山も同様に検察側証人として、自分の犯行であること、証拠のジャンパーを明墨の指示で隠滅しようとしたことを証言した。
12年前の糸井一家殺人事件の冤罪を晴らすために証拠動画を探す協力をしてくれれば無罪にすると持ち掛けられたのだった。
明墨は検察の起訴状の事実、緋山の証言をすべて認めた。
すべては糸井一家殺人事件で死刑判決を受けた志水の冤罪を晴らすためだったと証言した。
ここから、糸井一家殺人事件のことが中心に語られていく。
桃瀬の残したファイルについての伊達原の憶測に、明墨は机をたたき激高する。
伊達原は明墨の行き過ぎた正義感が暴走していると指摘するが、明墨は必死な伊達原に向かい、志水の再審を準備していると話す。
新証拠が見つかったと主張し、次回公判で示すことになった。
新証拠と聞いて動揺した伊達原は、傍聴席にいる白木に目をやった。
伊達原は白木から明墨が毒物鑑定を書き替えたと思っていることを聞き出した。
弁護側の鑑定書は偽造だと言い切り勝算がありで、取り調べ請求には同意することとした。
第二回公判
志水の冤罪を示す新たな証拠について、明墨が経緯を話す。
糸井一家の死因は硫酸タリウムと断定されたが、症状の似たボツリヌストキシンが真の毒物であり、検察の都合により書き替えられたと主張し、科捜研の資料室で発見されたもので、検出毒物はボツリヌストキシンだと証拠提示した。
当時の捜査資料にはボツリヌストキシンの記載はなく「タリウムが検出された」のみだったのだ。
明墨の主張に伊達原が反論する。
当時の操作現場において、「ボツリヌストキシン」と「タリウム」の両方が検出されており、ボツリヌストキシンの量がごく微量だったため、毒物はタリウムと断定したと語った。
伊達原は、弁護側の証拠書類を「存在するはずがない!」と捏造したものと断言した。
明墨は伊達原に問いかけた。
「なぜ、存在するはずのない書類を あんなに必死になって探したりしたんですか?」
明墨の渾身の反撃が始まった
明墨は、伊達原が科捜研の資料室に出入りした日時、防犯カメラとは別のカメラ映像の存在を明らかにした。
カメラ映像を証拠採用し、再生する段で明墨から裁判長に対して、被告人の立場から伊達原に求釈明をさせてほしいと願い出る。
求釈明を認められた明墨がカメラ映像を再生すると、伊達原が慌てて言い訳をする。
そこには資料室で「平塚」と書かれたファイルから書類を抜き取る伊達原の姿が映っていた。
伊達原は故人である平塚の元部下からの証言により、平塚が残した書類を探し出して隠滅を図ったのだった。
伊達原が証拠隠滅を図るより、ひと足先に明墨の手のものが「ニセモノの書類」と入替えていた。
しかも警察内の資料室には外部のものが入室出来ないことから、警察または検察の協力者がいることを匂わせた。
書類の入替、カメラの設置などは緑川が行っていた。
緑川は最初から明澄と行動を共にしていたのだった。
第二公判の三日前に遡る
明墨法律事務所にいた赤峰、紫ノ宮のもとに青山が白木と緑川を連れてきた。
明墨の作戦でギリギリまで赤峰と紫ノ宮には話してなかったが、白木は明墨の指示で検察に証拠提出して潜り込んだのだった。
緑川は、明墨、桃瀬と同期で検事になった仲であり、明墨同様桃瀬から志水の冤罪を晴らすことを託されていたのだった。
白木に裏切らせること、明墨が逮捕されること、すべては伊達原を法廷に引きずり出すための明墨の作戦だった。
十人の真犯人を逃すとも…
再度、第二公判
明墨は糸井一家殺人事件の重要証拠となる書類の改ざんを行ったというこの事実だけで、志水の再審請求をすると言い放つ。
もはや、伊達原には反論する気力もなくなっていた。
席を立つ伊達原に緑川が言う
「十人の真犯人を逃すとも、一人の無辜を罰するなかれ」
緑川は続けて裁判長に対して、糸井一家事件の証拠改ざんの真偽は、検察庁が責任を持って明らかにすると宣言した。
エピローグ
瀬古
記者会見を開き、糸井一家事件の証拠改ざんについて告発した。
明墨
赤峰と紫ノ宮から、平塚が善意で残した鑑定書は偽造ですよね?と問われる。
「人の善意なんてたかが知れてる」
ふたりともわかっていたように微笑んだ。
伊達原
公判中、「記憶にありません」を繰り返す。
証人として倉田から、伊達原の指示通り動画は無かったことにして隠滅を行ったと証言を得た。
同じく証人として出廷した明墨。
自白に追い込んだことで、自由と尊厳を奪い家族との絆を壊してしまったことを後悔していたことを語った。
伊達原は、公判が進むにつれ徐々に罪を認め始める。
緋山
緋山は志水の冤罪を晴らす手伝いをしたことを感謝していたが、明墨は利用しただけだと言い、
被害者遺族に目を背けずに向き合い続けることが残された使命だと緋山に伝えた。
「必ず、生きてください」
緋山は被害者遺族に手紙を書き始める。
倉田
面会に行った紫ノ宮は倉田から弁護を降りるように言われる。
娘に守られる父親はカッコ悪いだろと言われ承諾したが、また会いに来ると伝えた。
緑川
桃瀬の墓石に花束を持って報告した。
志水と紗耶
再審開始が決まり、志水は釈放され、迎えに来た紗耶と抱き合った。
明墨と赤峰
赤峰はなぜ自分を雇ってくれたのか聞いた。
松永の裁判のときに見た信念が、志水の冤罪を晴らす力になると思ったからだと…
「やり遂げてくれると思っていた、君を部下に持てたことを誇りに思う」
赤峰は罪を償っても許してくれるほど、世の中甘くない。そんな不条理と戦うためにアンチヒーローが必要かもと言う。
「だから今度は僕が、あなたを無罪にして差し上げます」
~end~
1話から最新話まで、あらすじ振り返りはkomiminiで
・アンチヒーロー 第1話 -接触-
・アンチヒーロー 第2話 -拒絶-
・アンチヒーロー 第3話 -過去-
・アンチヒーロー 第4話 -冤罪-
・アンチヒーロー 第5話 -因縁-
・アンチヒーロー 第6話 -不正-
・アンチヒーロー 第7話 -追及-
・アンチヒーロー 第8話 -真実-
・アンチヒーロー 第9話 -約束-
・アンチヒーロー 最終話 -正義-
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アンチヒーロー オリジナル相関図 Last ep版(非公式)
アンチヒーロー Last Episode 未回収部分
ホント、見逃してたらすみません。
白木(大島優子)
明墨法律事務所に入った理由を紫ノ宮に聞かれ、「先生、忘れちゃってるかもなぁ」みたいな感じで濁したまんま最終回でしたが、どうなんですかね?
ストーリー上関係無かったら、匂わせがひどいですw
続編(?)があったりしたら、その伏線なら「おお~!!」ですね!
12年前の事件
糸井一家殺人事件について、志水の再審が決まりました。
再審と言うことはほぼ無罪になるに近い状態ですね。
ストーリー上もそんな感じでした。
ちょっとまってくださいよ!?
メチャクチャ、モヤモヤが残ってました。
「真犯人は誰よ?」
まとめ
アンチヒーロー…終わりましたね。
日曜劇場らしい、重厚な家族のドラマでしたね。
正義とは何か、清廉潔白なことか?清濁併せ呑むことか?見方が変われば善悪も変わるのか?
どっちもあることだなと思わせるドラマでした。
ところで、前回予想していた部分、合ってました!
①白木潜入説
②緑川裏切り説(木村佳乃さんの無駄使いでは無くて良かったです)
最後まで読んでいただきありがとうございました。