日曜劇場『さよならマエストロ』 第7話の振り返り ドラマの内容・演奏された曲 テーマ曲は「アマポーラ」!?

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こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート』の第7話が放送されました。第7話の内容、演奏されたクラシック曲をお伝えします。

この記事のまとめ

・第7話の内容
・相関図
・第7話で流れたクラシック曲

※本記事はネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。

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第7話の内容

あおぞらホールの閉館

あおぞらホールが閉館となり、晴見フィルは楽器や楽譜をあおぞらホールから持ち出し、楽譜を「うたカフェ二郎」に持っていきます。

引用元:さよならマエストロ 公式サイト

店の中に積み上げられた楽譜に、二郎は近々人生初のリーダーライブを行うため、楽譜を片付けるように言います。

引用元:さよならマエストロ 公式サイト

その時、公園でバイオリンの練習をしている天音を見かけた響が声を掛けます。
天音は響に、海がアレンジした楽譜のことを聞きますが、難しすぎると素っ気ない返事をします。
自分で勝手に練習するという天音に、響は「どうぞご自由に、ボッカルーポ!」と言って立ち去ります。

引用元:さよならマエストロ 公式サイト

俊平への二つのオファー

鏑木が夏目家にやってきて、ドイツのノイエシュタット交響楽団から、俊平を常任指揮者に迎えたいという正式オファーがあったと俊平に告げます。
ノイエシュタット交響楽団は俊平がずっと憧れていいたオーケストラでした。

古谷からは、俊平の母校である、四国の高松城西高校から創立100周年記念イベントに俊平を招きたいというオファーがあったと告げられますが、俊平は渋い顔をします。
俊平は18歳で地元を飛び出してから一度も帰っていない、何十年も家出状態だったのです。

天音の告白、俊平の回答

第6話では、晴見市長が自分の父親だと海に告げた天音でしたが、晴見市長と天音の苗字が違う(市長は白石、天音は谷崎)のは、父親は婿養子で、選挙用に地元の苗字を使っているからことを海に話します。

指揮者のオファーの返事を聞く為めに再び夏目家を訪れた鏑木に、俊平は「この街でやりたいことがある」とオファーを断るように言います。

俊平の答えに納得できない鏑木は、「いつまで自分に嘘をつき続けるんですか!」と言い、5年前に指揮を辞めたことに触れ、「俊平さんはあの時、僕の夢も、応援しているみんなのことも、全てを裏切ったんです」と叫んで、家を出て行ってしまいます。

天音がバイオリンを辞める!

家でバイオリンを弾いている天音のところに父親が帰ってきて、近所から苦情が来てたと言って、練習を止めます。

間違いなく途中で投げ出すと言い切る父親に、「違う!」と言いますが取り合いません。
天音は、「好きでお父さんについてきた訳じゃない。どこにいったって存在無視されるんだから、二人に無視されるより、一人に無視される方がマシだからここに来ただけ!」と本音を叫ぶのですが、父親は「すぐにバイオリンを返してきなさい」と言うだけでした。

夏目家に天音がバイオリンを持ってやってきました。泣きながらバイオリンを二郎に返すように頼み、もう辞めますと言って家を出ていきます。
追いかけてきて天音の腕を掴む海でしたが、天音の「きらきら星、くれたのにごめん。どうせ私には無理だから」という言葉に手を放し、天音は帰っていくのでした。

二郎にアクシデント

リーダーコンサートの直前、海が編集した晴見フィルの演奏動画を見ながら、やってやるぞ!と決意する二郎ですが、突然胸の痛みを覚え、倒れてしまいます。
病院に入院した二郎でしたが大事には至りませんでした。

病状を心配する俊平に、大輝は「もう、めちゃくちゃ元気です!」と言い、リーダーコンサートの変わりに何かイベントをするようにと無茶振りします。
困った俊平でしたが、目の前にあったクラリネットと「アマポーラ」の譜面を見て、何かの楽譜を書き始めます。

アマポーラ

鏑木が二郎のお見舞いに来て、お互いの昔の思い出を話していると、病室の外から楽器の音がしてきます。
二郎がエントランスに行くと、そこには晴見フィルのメンバーと多くの観客がいて、即席の二郎の77歳バースデーライブが始まります。

そこで演奏されたのは「アマポーラ」
晴見フィルが伴奏で、二郎がクラリネットを演奏。
あまり上手に吹けない二郎でしたが、大輝が、瑠季が、古谷・蓮が、コンマスが、そして俊平もハーモニカで、晴見フィル全員で二郎を支えるのでした。

俊平の決断

バースデーライブが終わると、それを聞いていた鏑木のもとに俊平が来て「今の僕の夢はここにあるんです」と伝えると、鏑木は「ついていきますよ、僕は永遠に」と涙ながらに応えます。

二郎を乗せた車椅子を押す俊平、二郎から「親父さんに会っておいでよ」と言われると、「はい、帰ります、父に会ってきます」と実家に帰ることを伝えるのでした。

引用元:さよならマエストロ 公式サイト

第8話への伏線

●仙台オーケストラフェスティバルのワイルドカード枠での出場に応募しましたが、その結果がどうなるのか気になります。
予想だと、ワイルドカードに受かってオケフェスに出場した晴見フィルが、話題になって活動が続けられる、という流れでしょうか。

●バースデーライブで、響は泣いている天音を思い出して、海に天音の連絡先を聞いています。
親子関係がこじれている響が、自分の経験を基に、天音と父親の関係改善に一役買うことに期待です。

天音の父親(晴見市長)は、音楽に何か思い入れがあるのではないでしょうか。子供の名前に「音」という漢字を入れているのも気になります。
音楽に憎悪に似た感情を持っているのも、何か嫌な過去があったのではないかと推測しています。

●「天音」と呼び捨てにしていた海、いつのまにか距離が縮まっていたんですね。
天音がバイオリンを再開して仲直り、という展開でしょうか。
海には泣いている天音の手を離さないで欲しかったですが、まだ高校生だから仕方ないですか。

相関図

俊平の父親・夏目行彦(柄本明さん)が追加されました。

引用元:さよならマエストロ 公式サイト

第7話で流れたクラシック曲

交響曲第3番「ライン」 第1楽章(シューマン)

ドラマ序盤、鏑木が夏目家を訪れ、俊平にノイエ・シュタット交響楽団から常任指揮者のオファーがきていることを伝えた後、俊平が指揮をする姿とともに流れました。

ドラマ序盤で流れたので、第7話はこの曲がテーマ曲なのかと思いましたが、流れたのはこの場面だけでしたので、テーマ曲ではありませんでしたね。

この「ライン」の第1楽章は、第1話でも流れています。
5年前に響が交通事故にあったことを聞いた直後に俊平が指揮した曲で、俊平が音楽を辞める前、最後に指揮をした曲です。

番組予告でも流れたこの曲、要所要所で使われていますので、どこかでテーマ曲になるのかもしれませんね。

hr-Sinfonieorchester

海が編集した動画での晴見フィルの演奏曲

仙台オーケストラフェスティバルへの出演できるワイルドカードの応募用に、海がこれまでの晴見フィルの演奏を編集した動画で流れた曲です。
これまでのテーマ曲が流れました。

交響曲第5番『運命』 第4楽章(ベートーヴェン)

第1話のテーマ曲でした。

高品質クラシック

交響曲第6番『田園』 第1楽章(ベートーヴェン)

第3話のテーマ曲でした。

hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony

歌劇「セビリアの理髪師」序曲

第4話のテーマ曲でした。

forye

ジプシーの踊り:第2組曲から(ビゼー)

第6話のテーマ曲でした。

Französische Kammerphilharmonie

アマポーラ(ホセ・ラカジェ):第7話のテーマ曲?

この曲はクラシックではないのですが、第7話のテーマ曲はこの曲だと思います。

最も印象的だったのは、ドラマの後半、晴見中央病院で開催された二郎さんのバースデーライブでの演奏です。
晴見フィルを伴奏に従えて二郎さんがクラリネットを吹きましたが、上手く吹けない二郎さんを、俊平を含めた晴見フィルのメンバーが支える感動的な演奏でした。

バースデーライブでの演奏の前にも、入院している二郎さんが、お見舞いに来た鏑木に、「アマポーラ」が好きだったと思い出話しをしているときのBGMにも「アマポーラ」が流れていました。

Annunzio Mantovani

「アマポーラ」とはスペイン語でヒナゲシの花を意味していて、この曲はヒナゲシの花を愛しい人に見立てたラブソングです。
テノール歌手が歌っている歌詞付きのアマポーラもいいですよ。

DREAMER100PRE

第8話 予告動画 

俊平は、18歳に家を飛び出して以来、30年振りに地元に帰ります。
父親は柄本明さん。予告動画では柄本さんが「二度と帰ってくるな」と怒鳴っていますが、親子関係の修復はできるのでしょうか。

俊平と父親、俊平と響、天音と晴見市長、第8話は「親と子供」がテーマになりそうです。

TBS公式 YouTuboo

最後までお読みいただきありがとうございました。

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