『ブラックペアン2』第6話で、猫田の過去が明らかに そして天城・渡海同一人物説も!? 第6話のあらすじ・気になったポイント

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こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』第5話は、二つの物語りが展開されました。

前半は第4話の続きで、オペ中に危険な状態に陥った花房美和(葵わかなさん)の母・戸島和子(花總まりさん)さんの元に天城(二宮和也さん)が現れ、見事に和子を助けました。

後半は、天城とソヒョン(チェ・ジウさん)が手を組んで、維新大の菅井と繋がっている木崎(恵俊彰さん)の不正を暴くという爽快な展開でした。

そして第6話では、猫田(趣里さん)の過去が明らかになりました。
看護師がしてはいけない医療行為を行ってしまった猫田は・・・

それでは、第6話を振り返っていきたいと思います。

※本記事はネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。

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第6話

エルカノ・ダーウィン

医療用AI”エルカノ”による公開オペの失敗で、医学会会長選で劣勢に立った維新大の菅井は、日本一の自動車メーカーであるウエスギモータースの上杉会長のオペを成功させることで、巻き返しを図っていた。

ダイレクトアナストモーシスが必要な上杉に、菅井が提案したのは、”エルカノ”を進化させた最新医療ロボット”エルカノ・ダーウィン”(エルカノⅡ)でのオペ。
“エルカノ・ダーウィン”は、高階の協力を得て、維新大の医師・早川が開発したものだった。

上杉はオペを受ける条件として提示したのは、”エルカノ・ダーウィン”を操縦する医師も世界一であること。
そこに現れたのは天城。

菅井は”エルカノ・ダーウィン”にダイレクト・アナストモーシスを学習させるため、天城に臨床試験のオペを依頼、天城は上杉会長の6,000億円という莫大な総資産額を聞き、それを了承していたのだった。

引用元:TVer

猫田の過去が明らかに

“エルカノ・ダーウィン”の臨床試験の為、菅井らと東城大にやってきた早川は、猫田と遭遇する。
猫田は8年前まで維新大の看護師をしていて、ある事件を起こして退職していたのだが、早川によってそれを掘り返される。

ある事件とは、免許がないのに医療行為をしてしまうという違法行為。
オペ中に他の患者の容体が急変、その場にいた医師が全員その患者の元へ向かうと、オペ中の患者の大動脈から大量出血を起こしてしまう。
オペ室に残っていた猫田は、出血を止めるため大動脈を縫合したのだった。

引用元:TVer

臨床試験の失敗

臨床試験当日、臨床試験の患者の状態を見た天城は、ダイレクトアナストモーシスは必要ないと、突然オペを中止すると言い出す。

そんな中、早川が胸を抑え込んで倒れてしまう。
早川は心臓の左冠動脈が瘤になっていて、ダイレクトアナストモーシスが必要な状態だった。
菅井はこれ幸いと、早川に臨床試験の患者になるように指示する。

翌日、早川の容体が急変する。
高階は天城に、ダイレクトアナストモーシスを依頼するが、天城は右手を痛めてしまい、手術できるようになるには3日かかると言う。

早川は”エルカノ・ダーウィン”によるバイパス手術での臨床試験を行うことになった。
瘤の縫合を完了し高階がオペ室を出ていくと、猫田が突然”エルカノ・ダーウィン”の電源を切ってしまい、オペ室からつまみ出される。
その後、早川の心臓から出血していることが解り、高階と世良で止血を行い、事なきを得た。

引用元:TVer

猫田が医療行為

その夜、早川は胸痛を起こす。
それを見つけた猫田は早川をオペ室に運ぶが、当直の医師が他の患者の対応に追われ誰も来ない。

このままでは早川の命が危ないと、猫田は自らオペすることを判断する。
それを藤原師長は止めようとしたが、猫田はこう言ってオペを始める。
『私は誰も死なせない』

駆け付けた高階は、猫田を早川から離す。
猫田の行ったことは”医師にしか許されていない医療行為だ”と叱責する高階に、猫田は『私は医者です』と返す。
猫田は東城大医学部に入学、看護師をしながら猛勉強し、渡海からは技術を学ぶことで、医師国家試験に合格していたのだった。

そこに佐伯から状況を聞いていた天城が現れ、天城が見守る中、猫田によるオペが始まった。
猫田は渡海に教わったことを思い出しながら順調にオペを進めていく。
ところが、オペが上手くいったと思った矢先、心電図からST上昇のアラートが鳴りだすのだった。

引用元:TVer

天城と猫田のコラボオペ

早川は、ダイレクトアナストモーシスしか助かる方法はないが、天城は右手を痛めている。
ところが、高階が悩んでいるところに、天城は「左手でもダイレクトアナストモーシスは出来る」と言う。

こうして、天城・猫田・”エルカノ・ダーウィン”のコラボによるダイレクトアナストモーシスが始まった。

天城は”エルカノ・ダーウィン”を右腕の代わりとして使い、猫田は必死に天城の助手を務めあげ、オペは見事成功。
天城は猫田に「これで君も悪魔の仲間入りだ」と言い、オペ室を出ていくのだった。

引用元:TVer

猫田の暴走の真相は?

オペの後、臨床試験の動画を見た早川は、猫田の暴走にも見える行動が自分を助けるためだったことに気づく。

“エルカノ”の元責任者・野田によって、”エルカノ・ダーウィン”にオペが失敗するよう、偽の学習データを組み込まれていた。
“エルカノ・ダーウィン”の異変を察知した猫田は、電源を切ったのだった。

そして上杉は、臨床試験が失敗となったことで、”エルカノ・ダーウィン”ではなく、天城のオペを受けることを菅井に告げる。
直ぐに準備すると言う菅井の元に天城が現れ、オペは東城大で行うと言って、手術同意書を菅井に見せる。
しかも、シャンス・サンプル(二者択一)は既に済んでいた。

引用元:TVer

猫田の旅立ち

猫田は海外の病院に医師として呼ばれていた。
東城大を出ていく猫田のところに天城が現れる。

猫田は天城に「悪魔のような医者を目指す」と言うと、天城はいつもとは違う低い声で「楽しみにしてるよ」と返す。
その声に渡海を重ねた猫田は、天城に何かを言おうとするが、天城はすぐに元のトーンに戻ってしまった。

猫田は言葉を押し殺し、笑顔で天城に別れを告げ、東城大を去っていった。

引用元:TVer

二つのブラックペアン

天城のオペを受けるため、上杉が東城大病院に転院してきた。

佐伯の元に上杉の容体が急変し、緊急手術の準備をするとの連絡が入る。
天城が不在だったため、佐伯自らが僧帽弁形成術(佐伯式)でオペを行うことになる。

ところが、オペの途中で佐伯の体に異変が起き、術野がぼやけて見え、オペが出来なくなってしまう。
佐伯式でのオペは中止となり、”ブラックペアン“を使うことは無かった。

そして天城は、棚から取り出した木箱を眺めていた。
木箱の中には”ブラックペアン“が入っていた。

引用元:TVer

『ブラックペアン シーズン2』の振り返り記事はコチラ
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話

相関図

引用元:『ブラックペアン シーズン2』 公式サイト

※画像をタップすると拡大できます。

第6話ゲスト

上杉歳一/堺正章
日本一の自動車メーカー・ウエスギモータースの会長。

引用元:TVer

早川玲子/瀧内公美
維新大の医師。
高階の協力を得て、最新医療ロボット”エルカノ・ダーウィン”を開発した。

引用元:TVer

気になるポイント

天城と渡海は同一人物!?

第6話ラスト5分の天城の言動で、SNS上では「天城・渡海 同一人物説」が再燃していますね。
そのシーンは、東城大病院を去ろうとする猫田とそれを見送る天城との会話です。

「私は悪魔のような医者を目指します」と宣言する猫田に対し、いつもよりトーンの低い声と冷たい表情で「楽しみにしてるよ」という天城が、渡海先生を彷彿させました。
猫田さんも一瞬渡海がよぎったようにハッとした表情をみせましたね。

筆者の個人的な推測では、同一人物説にはやはり無理があるのではないかと思っています。
「楽しみにしてるよ」は、天城が渡海風に敢えて言ったのではないでしょうか。

そうなると、天城は渡海のことをよく知っている事になりますので、天城と渡海には強い接点があることは間違いないと思います。
最後に天城が見ていた”ブラックペアン”も、それを匂わせている感じです。

引用元:TVer

佐伯院長はやはり病気だった!?

第5話で、佐伯院長がデスクの上に飾ってあった”ブラックペアン”を持とうとしたとき、手が滑ってペアンが床に落ちてしまいましたが、これは病気が原因だったようです。

佐伯院長が窓に映る自分の顔を見たときに異変を感じていましたし、上杉会長の緊急オペでは、途中で術野がぼやけて見えるようになりましたので、目に不調が生じていることは間違いなさそうです。

この目の不調は目の病気か、それとも他の病気が原因で視界に異常が生じているのかが気になります。
佐伯教授の病気と、世良先生がナレーションで言った”ブラックペアンを巡る新たな物語“に何か関係があるのかが気になります。

引用元:TVer

第6話のクラシックタイムは「チャルダッシュ」

第5話のオペシーン(クラシックタイム)で流れた曲は、

作曲:ヴィットーリオ・モンティ
曲名:チャルダッシュ

です。

「チャルダッシュ」は、ハンガリー語で「酒場」という意味のチャールダに由来するハンガリー音楽のジャンルですが、日本では、今回ドラマで流れたモンティ版が「チャルダッシュ」の代表曲として特に有名です。

ドラマではヴァイオリンとアコーディオンの組み合わせで演奏されていました。
元の演奏が不明だったので、ドラマの演奏に近い組み合わせでの演奏を紹介します。

Kie Kubota -きえの音楽見世チャンネル-

「チャルダッシュ」は、天城、エルカノ・ダーウィン、猫田のコラボで早川のダイレクトアナストモーシスを行うシーンで流れました。

医師国家試験に合格して、医師となった猫田さん。
天城の助手として入り、その役目を務めました。

オペ中、渡海から技術を教わる回想が流れたり、猫田さんが天城と渡海を重ね合わせたりしたところが印象的でした。

引用元:TVer

この「チャルダッシュ」ですが、19世紀にウィーンをはじめヨーロッパ中で大流行を極め、ウィーンの宮廷が一時チャルダッシュ禁止の法律を公布したほどだったそうです。

今回のクラシックタイムのキーワードは”法律“ではないでしょうか。
維新大で、看護師には認められていない医療行為という法律を違反してまで命を救おうとした猫田さん、東城大で努力して医師免許を取得し、今度は医師として法律で認められた医療行為を行い命を救いました。

法を犯した猫田さんが、今度は医療行為を行うことが法で認められた医者になったという、猫田さんの信念を、この曲で表現したのではないでしょうか。

次回(第7話)予告 8.25よる9時放送予定

TBS公式YouTuboo

まとめ

第6話では、医師になった猫田さんが東城大病院を旅立っていきました。
猫田さんの途中退場は少し残念です。

そして物語は、ついに”ブラックペアン”が鍵になってきそうです。
佐伯院長の容体は?天城と渡海は同一人物?
様々な謎が少しづつ解明されてくるのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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