こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
今回紹介するのは、SNSでも話題になった「茹でない”そうめん”」の作り方です。
フライパンを使って、簡単に「茹でない”そうめん”」が出来ちゃうんです。
普通に茹でた場合と比較した、筆者独自の見解もお伝えします。
『茹でないそうめん』は蕎麦屋のおばあちゃんが紹介
“そうめん”を茹でずに作る方法は、香川県で蕎麦屋さん「田舎そば川原」を営む川原恵美子さんがYoutubeで紹介したのが始まりといわれています。
“そうめん”を熱湯で茹でずにお湯に浸しておくという作り方が、「麺にコシが出ておいしい」「時間が経っても麺がくっつかない」とSNS上で話題になり、テレビ番組でも多く取り上げられました。
『茹でないそうめん』の作り方
材料
《2人前の材料》
そうめん・・・200g
作り方
①深めのフライパンを用意して、水を入れて沸騰させます。
水の量は”そうめん”100gに対して500~600mlが目安です。今回は200g作ったので1200mlの水を入れました。
②沸騰したお湯に”そうめん”を入れ、約10秒かき混ぜたら火を止め、蓋をして5分間放置します。
火を止めているので吹きこぼれる心配がありません。この間に他の準備ができますし、ガス代の節約にもなりますね。
5分経つと、麺全体にお湯がしみ込んでいます。
⑤5分経ったら蓋を取り、”そうめん”をざるに移して水で麺表面のぬめりを取ったあと、冷水か氷水で麺をしめます。
⑥よく水を切って、ざるやお皿に盛り付けたら完成です。
お好みでめんつゆに薬味などを入れてお召し上がりください。
実食リポ ~普通に茹でたそうめんとの比較~
同じ”そうめん”を使って、「茹でない”そうめん”」と「普通に茹でた”そうめん”」を食べ比べてみました。
一番驚いたことは、同じ”そうめん”を使っても、作り方一つで全く別ものになるということでした。
【茹でないそうめん】 - くっつかない、つるっとしたのど越し!
①麺がつるんと仕上がり、麺と麵がくっつくこともなく、つるっとした喉越しが味わえる
②麺はもちもちとした食感で、コシはあまり感じない
③麺が麺つゆを程よく吸い込んで、麺と麺つゆのバランス良い味を楽しめる
【普通に茹でたそうめん】 - コシと歯ごたえ!
①麺にコシがあり、麺の歯ごたえを楽しめる。
②「茹でない”そうめん”」よりも麺つゆを吸収しないので、”そうめん”自体の味が味わえる
結論としては、どちらにも長所があってどちらも美味しいという結果でした。
筆者個人の好みは、のど越しの良さで「茹でない”そうめん”」の方が僅差で上というところです。
のど越しを味わいたい方は「茹でない”そうめん”」、麺にコシが欲しい方は「普通に茹でる”そうめん”」と、好みによって作り方を分けてみるのも楽しいですね。
「時間が経っても麺がくっつかない」は本当?
SNS上で言われている「茹でない”そうめん”」は「時間が経っても麺がくっつかない」。
これを確認するため、「茹でない”そうめん”」を作って、2時間程度冷蔵庫で冷やしてみました。
言われている通り、麺はくっついていません。
ただ、麺のコシがますます弱くなり、少しぼそぼそとした食感になっていました。
保存もいいですが、やっぱり作り立てが一番おいしく食べられますね。
【編集部おすすめ記事】
【そうめんのアレンジレシピ】わさび風味の冷製ペペロンチーノ風
イタリアンシェフ考案の「わさび風味の冷製ペペロンチーノ風“そうめん”」の作り方を紹介しています。
口の中に広がるわさびの香りが食欲をそそるパスタのような一品で、いつもの”そうめん”とはひと味違った味わいが楽しめます。
※『わさび風味の冷製ペペロンチーノ風”そうめん”』には、歯ごたえが出る「普通の茹で方」がおススメです。
まとめ
今回は茹でないそうめんの作り方を紹介しました。
一見簡単に作れると思っていたそうめんですが、作り方で全く異なる味わいになるということに料理の奥深さを感じました(お湯で茹でただけですが。。。)。
茹でても茹でなくても美味しいそうめん、美味しく夏を感じていただき、猛暑を乗り切っていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。