『ブラックペアン2』第5話 美和は賭けに勝っていた! そして天城とソヒョンが手を組み不正を暴く!第5話のあらすじ・クラシックタイムの曲

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こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』第4話は、花房美和(葵わかなさん)の母で弁護士の戸島和子(花總まりさん)が天城の手術を拒否し、維新大で医療用AI”エルカノ”の指示による手術を受けます。
手術は失敗し、世良(竹内涼真さん)がフォローにはいるも大量出血が発生、美和が天城に手術を依頼するが、賭けに負けてしまうという内容でした。

第5話、和子の命はどうなったのでしょうか?
そして、天城の元に木崎(恵俊彰さん)から手術の依頼が来るのですが、実はこの木崎、維新大の教授・菅井(段田安則さん)の刺客だったのです。

それでは、第5話を振り返っていきたいと思います。

※本記事はネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。

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第5話

第4話のダイジェスト

医療訴訟で有名な弁護士・戸島和子が、天城の行為が詐欺にあたると東城大病院に乗り込んでくるが、娘の花房美和との会話のあと、不安定狭心症で倒れてしまう。

天城のダイレクトアナストモーシスでの手術を拒否した和子は、維新大に転院し医療用AI”エルカノ”を使った公開手術を受けることを決断する。

そして公開手術、オペは無事終了したかに見えたが、その直後和子はVFを起こしてしまう。
維新大の医師が手術を諦めたとき、オペ室に世良が現れる。

世良は”エルカノ”の指示を無視し、天城から教わった方法で手術を行う。
オペは見事成功したかと思った瞬間、心臓から大量の出血。

その頃、美和は天城に手術をしてもらうため、自身が和子の代わりに賭けをしていた。
賭けはコイントス、「表」と言う美和、天城の手の甲のコインは「裏」を向いていた・・・

和子の運命は!?

和子の出血が止まらず、対応が出来ずにいた世良。
そこに天城が現れ、和子のオペを行う

ダイレクトアナストモーシスを拒否する和子に対して、天城が選んだのは”ロングオンレイパッチ”というバイパス術の応用術式。
天城は”エルカノ”を巧みに使いオペを進め、見事和子の命を救う。

引用元:TVer



手術の後、東城大病院に転院してきた和子は、天城への訴訟を取り下げた。

美和は賭けに負けたはずだったのだが・・・。
実は、天城の手の上のコインは”裏”を向いていたが、その直後、維新大の病院スタッフが天城にぶつかり、コインが天城の手から落ちてしまっていた。
床に落ちたコインが向いていたのは”表”。
美和の持っていた強運により、天城との賭けに勝っていたのだった。

引用元:TVer

木崎とソヒョン

天城に、韓国で飲食店チェーン・KDグループを経営する木崎からオペの依頼が入る。
天城がデザインした新病院の莫大な建築費に頭を悩ませていた佐伯は、新病院への50億円の出資を条件にオペを引き受けてはどうかと天城に提案。

引用元:TVer

佐伯の提案に乗った天城は、木崎とシャンス・サンプル(二者択一)を行うため韓国へ。
木崎はシャンス・サンプルに勝利し、東城大病院の特別室に入院する。

同じころ、ミンジェの母・ソヒョンが術後の検査の為、東城大病院にやってきた。
そこでソヒョンは木崎と鉢合わせする。

実は木崎とソヒョンはライバル関係で、ソヒョンが天城の手術を受けるために手放した店舗を、木崎はすべて安値で買い取り、残る1号店も狙っていたのだった。

汚い手を使って事業を拡大させてきた木崎を憎むソヒョンは、オペをしないよう天城に提言。
しかし、天城はどこ吹く風だった。

引用元:TVer

木崎の正体!?

木崎が病院を外出する。
木崎が向かった先は維新大の菅井。

新病院のプロジェクトの協議委員である木崎は、オペが終わったら天城をセンター長を解任すると言う。
センター長には高階を推薦すると言う菅井は、高階がセンター長になったら、新病院のレストランやレクレーション施設をKDグループと契約することを約束する。
木崎と菅井は繋がっていて、天城をセンター長を座から引きずり降ろそうとしていた。

引用元:TVer

天城は世良を連れて、KDグループの飲食店に来ていた。
レビューの高い店なのに、店内は閑古鳥が鳴いていた。

そして、ソヒョンの検査結果が出た。
結果は”僧帽弁閉鎖不全症”、高階はミンジェに、スナイプ手術で助かる可能性があるが、手術費用は1200万円掛かると伝える。
ミンジェは自分が手術費用を工面すると言う。

そんな中天城は、24時間監視できるという理由で特別集中治療室に転床させた木崎に、ソヒョンに病気が見つかり、手術に1200万円掛かることを話してしまう。

ミンジェの金策は難航していた。
悩んでいるミンジェに対し、木崎はミンジェに1200万円で一号店を買い取ることを提案する。
木崎の提案を拒否するミンジェだったが、ソヒョンはその提案を受け入れるのだった。

引用元:TVer

木崎の不正が明らかに!

木崎とソヒョンの手術の日。
オペ室に向かう木崎の前に、手術中のはずのソヒョンがオペ室から出てきて、木崎に1200万円を返す。
ソヒョンが病気というのは嘘で、手術もダミーだったのだ。

引用元:TVer

そこにKDグループの裏帳簿を持った天城と世良が現れる。
KDグループの飲食店が閑古鳥が鳴いている状況に不信感を覚えた天城は、ソヒョンと手を組み、木崎の不正を暴こうとしていた。

ソヒョンの病気のことを言えば木崎は動くと予想した天城、木崎はまんまと食いついてきた。
1200万円もの大金を用意するには裏金から工面する必要があった木崎、その様子を監視カメラがしっかりと捉えていた。

引用元:TVer

必要のない検査を木崎に受けさせている間に、病室に当局が入りその証拠を掴む。
KDグループは粉飾決算をしていた。
ソヒョンの病気を伝えたこと、そして監視カメラ付きの病室への移動は、木崎の不正を明らかにするための罠だったのだ。

しかも、木崎はシャンス・サンプルでも不正をしていた。
それでも天城は「オペを行う」と言う。
喜ぶ木崎に対し、天城は「これから生き続けて、何十年もの間、刑務所で罪を償うんだ」と。

警察が来たことを見た木崎は、オペ室に逃げ込み自ら命を絶とうとする。
そんな木崎に天城が言う。
全部救ってやる。あんたもう死ねないんだよ」。
そして、木崎のダイレクトアナストモーシスによる手術が行われたのだった。

引用元:TVer

それぞれの行動

木崎はは詐欺の容疑で逮捕された。
木崎は菅井の刺客だったはずだったのだが、その報道をテレビで見ていた菅井は、何故か不敵な笑みを浮かべていた。

引用元:TVer

新病院のデザインを見ていた佐伯。
“ブラックペアン”を持とうとすると、手が滑って落としてしまう。

引用元:TVer

そして天城。
天城は”医療事故調査報告書”を見ていた。
菅井と同様、報告書を見ていた天城も不敵な笑みを浮かべるのであった。

引用元:TVer

『ブラックペアン シーズン2』の振り返り記事はコチラ
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話

相関図

引用元:『ブラックペアン シーズン2』 公式サイト

※画像をタップすると拡大できます。

第5話ゲスト

パク・ソヒョン/チェ・ジウ
韓国の医師で、ミンジェの母。
天城と手を組み、木崎の不正を暴く。
第1話では、患っていた虚血性心筋症を、天城の「ダイレクト・アナストモーシス」手術を受けて助かった。

引用元:TVer

木崎大吾/恵俊彰
韓国で飲食店をチェーン展開しているグループ会社の社長。
ダイレクト・アナストモーシスの手術が必要な状態。
維新大の菅井と繋がっていて、天城を新病院のセンター長から解任することを目論んでいたが、自身の経営する会社の粉飾決算が明らかになり逮捕される。

引用元:TVer

気になるポイント

医療事故調査報告書

第2話で天城が読んでいた”医療事故調査報告書”、第5話の最後でも天城は読んでいて、不敵な笑みを浮かべていました。
この報告書は、後半の重要なアイテムになってくるのと予想しています。

“医療事故調査報告書”が天城と渡海を結びつけるのではないでしょうか。
天城が”海”に対して執着しているのは、”渡海”から来ているのかもしれません。

佐伯院長はブラックペアンを落とした意味は?

ドラマの最後、佐伯院長がデスクの上に飾ってあった”ブラックペアン”を持とうとしたとき、手が滑ってペアンが床に落ちてしまいました。

このシーン、ただ手が滑ったのではなく、何か重要な意味があると思います。

・佐伯院長が病気で、距離感を掴めなくなっていた
・”ブラックペアン”が落ちることで、この後に起きる不吉なことの予兆


両方ともあり得そうですが、第6話の予告に”ついに渡海が”と記載されていたので、後者の可能性が高いかなと筆者は想像しています。

第5話のクラシックタイムは3曲

第5話では、オペのシーンとそれ以外のシーンでクラシックが3曲使われました。

戸島和子のオペシーン

戸島和子を天城がオペを行うシーンで流れた曲は、

作曲:ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ
曲名ウィリアム・テル序曲から『スイス軍の行進』

です。

指揮者 吉田裕史(@MaestroHiro)

医療用AI”エルカノ”の指示による維新大の手術に失敗し、世良がフォローに入るも大量出血を起こしてしまった戸島和子。

そこに天城が現れ、”ダイレクトアナストモーシス”ではなく、”ロングオンレイパッチ”というバイパス手術を行い和子の命を助けます。

天城がバイパス手術を行っているシーンで流れました。

引用元:TVer

この曲の題名でもある「ウィリアム・テル」は弓の名手で、”息子の頭の上に置かれたリンゴを、見事に矢で射貫いた”という物語です。

天城がいとも簡単に救ってしまう手腕を、弓の名手「ウィリアム・テル」と重ね合わせたのではないでしょうか。

天城が音楽を聴いているシーン戸島和子のオペシーン

天城がステレオから流れる音楽をヘッドフォンで聞いていた曲は、

作曲:ニコロ・パガニーニ
曲名:バイオリン協奏曲第2番ロ短調ラ・カンパネラ』 第3楽章

です。

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引用元:TVer

この曲を作曲したパガニーニの曲(カプリース(奇想曲)24番)は、第1話でも流れました。
第1話の時も説明した通り、パガニーニはバイオリンの技術があまりにも凄く、“悪魔に魂を売って、その代償にテクニックを得た“と噂された程のバイオリニストでした。

神に愛された悪魔・天城は、自らが聞く音楽(芸術)も悪魔が作ったもの、ということなんですかね。

木崎の不正を暴くシーン

オペに向かう木崎に対し、天城達が不正を暴くシーンで流れた曲は、

作曲:ジャック・オッフェンバック
曲名喜歌劇『天国と地獄』序曲

です。

ドラマで流れたのはオーケストラ版の原曲ではなく、”まらしぃ“さんのピアノアレンジバージョンでした

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ソヒョンと手を組み、木崎の不正を明るみにしようとした天城。
ソヒョンが病気だと嘘の情報を流せば木崎が動くと予想した天城、木崎は良そう通りソヒョンに1200万円で一号店を買うと提案してきます

木崎は裏金をつかって1200万円を工面したのですが、その様子が監視カメラに全て映っていました。

天城が、木崎の不正を掴んだ方法を説明しているときに、この曲が流れました。

引用元:TVer

『天国と地獄』は神話を基にした物語なんですが、主人公がダブル不倫中の夫婦だったり、退屈に飽きた神々が天国でストライキを起こしたりと、ドタバタ騒ぎがコミカルに繰り広げられます。

天城が、木崎が裏金を工面している様を説明している時、回想シーンの木崎のドタバタとした動きがコミカルで、曲と合ってましたよね。
また、これまで甘い汁を吸っていた木崎が、不正が明るみになり、天国から一気に地獄に落ちるとことは曲名と掛けていたのかもしれません。

次回(第6話)予告 来週(8/11)はお休み

来週(8月11日)はパリ・オリンピックの中継の為、休止です。
第6話の放送は8月18日(日)になります。

TBS公式YouTuboo

まとめ

第5話は、第4話の続きで命の危機に陥った戸島和子が天城によって助かりました。
全開、美和さんが賭けに負けたところで終わり、予告では天城が手術していたので、何かあったんだろうとは思っていましたが、人にぶつかってコインが落ちたということだったんですね。

その後の木崎の不正を暴くところでは、天城を嫌っていたソヒョンが、天城の言動に心を動かされ、気持ちが変わっていく様子が良かったです。

来週はオリンピック中継で「ブラックペアン」はお休み。
第6話は8月18日ですので、2週間楽しみに待ちたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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