こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
12月15日(日)に日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の第8話が放送されました。
第7話では、1964年になった端島で炭鉱火災が発生し、炭鉱の閉鎖が決まります。
そして、消火のために炭鉱に入っていた進平(斎藤工さん)は、避難の途中で一酸化炭素中毒になり坑内で意識を失って一人倒れてしまうという結末でした。
第8話、炭鉱火災により石炭の採掘ができなくなり、多くの人が島を去った端島では、新たな炭鉱の開発を行っていました。
そんな中、進平(斎藤工さん)とリナ(池田エライザさん)の子ども・誠が病気になってしまうのですが、そこである問題が発生してしまいます。
そして現代では、端島の資料を持っているという男性が登場します。
それでは、第8話を振り返ってみましょう。
※この記事にはネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。
「海に眠るダイヤモンド」第8話 見逃しあらすじ
1964年 炭鉱火災から4ヶ月後 進平の安否?
端島炭鉱は火災により水没放棄し、採炭できなくなって4ヶ月が過ぎた。
配置転換により400人、希望退職者で約2000人が端島を去った。
端島では新区域で新たな炭鉱の開発に着手している。
しかし、復活をかけ日夜鉱員たちが岩盤を掘り進んでいるが、炭層にはたどり着けづにいた。
炭鉱火災で殉職したのは2名。
殉職した一人が進平だった。
一平は肺炎を患い入院していた。
そして銀座食堂では朝子の父・昭吉が体調を崩し、雇われ料理人の虎次郎が厨房に立っていた。
1964年 ギヤマン
ある日、鉄平と朝子は長崎を訪れていた。
2人はあるお店で、ウィンドウに飾られていたカラフルなカットグラスの花瓶を眺める。
グラス横の札には”江戸時代の舶来品 ギヤマン“。
ギヤマンの意味を知らない鉄平に、朝子は「ダイヤモンド」と答える。
そして朝子は「ダイヤの指輪より ギヤマンが欲しか」とつぶやいた。
長崎からの帰り、鉄平は朝子は「ギヤマンもダイヤモンドの指輪も買えるか分らんけど、端島が復活したら必ず」という。
朝子も「必ず」と返し、指切りするのだった。
2018年 鹿乃子の企み
いづみ(朝子)は和馬の勧めでとあるクリニックに来ていた。
鉄平はネットオークションに”端島の貴重品”が出品されているのを見つけ、千景に落札してもらった。
そこにミカエルら、玲央が働いていたホストクラブのホストが現れる。
ミカエルは玲央に店の借金を返すように迫り、玲央を蹴り飛ばして去って行った。
その後、澤田から”和馬たちが、よからぬことを企んでいるかもしれない”と聞いた鉄平は、和馬をアイリが勤めている高級キャバクラに連れていく。
そこに現れた澤田が和馬を問い詰め、”いづみを認知症にでっち上げ、社長の座を解任させる”という鹿乃子の計画が明らかになった。
店の帰り、鉄平はアイリからキャバクラを辞めることを聞く。
ホストクラブのお金が払えず、風俗店で働くことになっていた。
アイリは鉄平に最初は「よかったら来て」と言うが、「嘘 来てほしくない」と本音を小声で言う。
アイリが働く風俗店は、玲央が働いていたホストクラブが斡旋した店だった。
玲央は、ホストクラブ通いをやめようとしていたアイリを引き留めたことを悔やんだ。
1965年 百合子が妊娠
1月、誠が発熱し、舌が苺のようにブツブツしていた。
端島病院では原因がわからず、長崎の市立病院に誠を連れて行くように言われた。
誠の看病をしている鉄平にハルは「リナさんと一緒になれん?」と聞く。
賢将の家には百合子と朝子がいた。
百合子は自分のお腹を触り、朝子に賢将との子を妊娠したことを伝える。
朝子は自分のことのように喜んだ。
その夜、帰宅した賢将に百合子は「朝子が妊娠を喜んでいた」ことを話す。
そして被爆したことを「墓場まで持っていく」と言う。
百合子は”被爆した女性が妊娠した子供は健康なのか?”を不安に感じていた。
賢将はそんな百合子を優しく抱きしめて慰めるのだった。
1965年 誠の健康保険がない!
長崎の病院に誠を連れてきた鉄平とリナ。
医師から誠が健康保険に入っていないことを指摘される。
リナは札束を見せて自費診療を申し出るが、医師から断られてしまう。
診察の後、鉄平が健康保険の手続きを促すと、リナは”誠の出生届”を出していないことを告白する。
リナの話しを遮り「婚姻届けは?」と聞く鉄平に、リナは首を横に振る。
別の日、鉄平は長崎の病院の受付で”誠の出生届”を出してきたことを言い、子どもの名前は”荒木誠“と伝える。
2018年 黒塗りされた”鉄平の日記”
うなされるように”石炭が出ますように”とつぶやいていたいづみ。
心配する澤田にいづみは「疲れちゃった」と寂し気に言う。
子供たちから邪魔者扱いされていると感じているいづみに、鉄平は「そこまで邪魔者だとは思ってないと思う」というが、「もういい、裏切られるのには慣れてる」と返すのだった。
和馬たちに”社長の思いが無下にされた”と憤る澤田に、玲央は”鉄平の日記”のことを話し始める。
最後の一冊は”リナと子ども”のことばかり書かれていた。
しかも、まるで誰かが何かを隠したみたいに、ところどころ黒く塗りつぶされていたり、ページが切り取られていたりしていた。
鉄平は切り取られたページには朝子のことが書かれていて、朝子が日記を読んだときに”鉄平が心変わりした”と思わせるように、誰かが改ざんしたと考えていた。
鉄平と朝子を引き離したい人が改ざんした犯人、鉄平はそれは端島で働いていた料理人だと言う。
いづみの亡くした夫の名前は、池ヶ谷虎次郎。
いづみは昔のことを思い出し、結婚写真を見ていた。
写真に写っていたのは、朝子と虎次郎だった。
2018年 役員会議
ある朝鉄平はいづみと和馬に、虎次郎が”鉄平の日記”を改ざんしたと言うが、いづみは「書き損じを破ったんじゃない?」と否定する。
そこに澤田からいづみに着信が、いづみは澤田に「そう決めたの」と言う。
その日のイケガヤ株式会社、役員会議でいづみは会社設立当時のことを話していた。
「時代を超えて受け継がれる意思を残したかった」と自身の思いを和馬や鹿乃子らに伝えるいずみは、会社の売却を宣言する。
「いづみは認知症」だと言い、いづみを社長から解任させようとする鹿乃子。
鹿乃子に促され”いづみが認知症である”との診断結果が書かれている診断書を見せる和馬だったが、和馬は何かを思い、突然診断書をビリビリに破り、笑いながら破いた診断書を宙に投げ捨てた。
1965年 黒いダイヤ
坑内では掘削作業が続けられていた。
ある日、岩盤を掘り進めると真っ黒な石炭が出てくる。
島内では石炭が採掘されたことを告げるサイレンが鳴り響き、炭鉱施設に煙が立ち上がった。
鉄平は炭鉱建屋に向かって笑顔で走る。
建屋に着いた鉄平は、採掘された黒ダイヤ(石炭)を見る。
鉄平は石炭を手に取り、喜びを噛みしめる。
喜ぶ島民たちの前で、鉄平は黒板に出炭量を書く。
12kg
端島が復活した瞬間だった。
2018年 玲央の笑顔
和馬の行動に何かを思った玲央は、繁華街を走りアイリの元に向かう。
鉄平は”ももいろエンジェル”に入るアイリの手を掴み、
「もうやめよう」と言う。
そして「本当に笑って 生きたいんだ」と自分の思いをアイリに伝える。
鉄平は働いていたホストクラブに忍び込み、事務所で”ももいろエンジェル”からの入金記録を写メを撮る。
店をでるときにミカエルに見つかり首を掴まれた鉄平は、それを振りほどき「石炭がほしいって 心の底から 祈ってみたい ダイヤモンド・・・ 俺もダイヤモンドが欲しい」と言う。
玲央は走って逃げた。
しかし、アイリの手を取りミカエルたちから逃げる二人の表情は笑っていた。
玲央とアイリは、その足で警察に入って行った。
警察で玲央は「ホストクラブが風俗の斡旋をしている」と告発、ホストクラブがバックマージンを受け取っている証拠として、事務所で撮った写メを見せる。
そして「俺は店に協力したんで 逮捕してください」と言う。
驚くアイリに、鉄平は「ごめんね」と言って笑顔を見せた。
エピローグ
警察に出頭した翌朝、警察から出る玲央をいづみが迎えに来ていた。
帰りの車の中で”石炭が出た”ことを話すいづみと玲央。
鉄平との約束のことを聞く玲央に、いづみは「行ってしまった」と答える。
そんな中、千景がオークションで落札した”端島の資料”が突然キャンセルとなった。
千景は出品者に電話し「せめて見せてもらえないか」とお願いする。
電話の男性は「そういう事であれば」と自宅に誘う。
男性の名は”古賀孝明(こうめい)“。
古賀の自宅の飾り棚には賢将と百合子たちが写った写真が飾られていた。
ー第8話ここまでー
次回最終回(第9話)予告 12月22日(日) 2時間SP
最終回は、2時間スペシャルです。
最終回:12月22日(日) よる9時から10時50分まで
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第8話で残った疑問 最終回を予想
第8話で残った疑問
第8話までで残っている疑問点です。
鉄平とリナが入籍し二人の子どもとして出生届を提出したというのが、可能性的には高いと考えられます。
しかし、リナが鉄平と入籍するにはリナの戸籍謄本が必要です。また出生届を出すにも戸籍謄本が必要です。
リナは偽名であり、ヤクザに追われているため戸籍謄本を取りに行けない状況のはずなので、鉄平とリナが入籍したというのには疑問があります。
ただ、鉄平は子どもの名前を”荒木誠”と言っていたので、荒木家の子として出生届は出しているのではないかと思います。
玲央は”虎次郎が、鉄平と朝子の仲を引き裂くために改ざんした”と考えていましたが、虎次郎が”鉄平の日記”を読めたのかというのは疑問で、改ざんしたのは他の人ではないかと予想します。
サワダージ(澤田)の素性が明らかになっていませんが、これまでの行動から端島の関係者ではないかと考えています。
鉄平と朝子の「端島が復活したら」という約束。
鉄平は誠の看病に尽くしていますが、朝子との約束を忘れるはずがないと思っています。
“ギヤマン”
最終回を前に、ダイヤモンドを意味するこのワードが出てきたというのには、意味があると考えています。
勝手に最終回を予想
疑問点がたくさんあって、予想もつかない展開ですが、komimini独自で最終回を予想してみました。
サワダ―ジが鉄平とも考えたのですが、このドラマは全話を通して予想をはるかに上回る悲劇が繰り広げられてきましたので、鉄平は命を落としたと予想しました。
あとは、鉄平がサワダージのようなおじいちゃんになってしまうのも少し悲しいかなと思い、鉄平は”端島の鉄平”でいて欲しいという、筆者の願望でもあります。
まとめ
残念ながら進平は命を落としていました。
リナが愛した人は死んでしまう呪いが現実になってしまいました。
再び石炭が採掘できた端島ですが、閉山に向かって時を進めて行きます。
端島からいなくなった鉄平の朝子への思いは、最終回でいづみに届くのでしょうか。
いよいよ次週最終回です。
玲央がどう変わるのかも楽しみながら、最終回を見たいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。