接点は群馬…23年前の呪いの絵をきっかけに粒来が姿を消した理由に近づいていく…『モンスター』第9話 見逃しあらすじ エピソード別独自相関図

こんにちは、こみみに編集部のマーロウです。
前回第8話では、闇バイトごっこをしていた栗本ら高校生4人組が侵入した家の家主と遭遇しけがを負わせてしまう。3人は口裏を合わせたように仲間のうちのひとり栗本の指示だと罪をかぶせようとし、検察はそれを利用して闇バイト組織の解明を急ぐ。そんな中、神波らは栗本と被害者 橘の関係に気付き…という展開でした。

第9話では、23年前に見つかった謎の絵画にまつわる訴えをきっかけに、その関係者としての大草圭子と神波春明（粒来）、神波亮子の因縁が徐々に明らかに…と言う展開です。

※以降ネタバレ含みますので、ご注意ください。

モンスター　第9話　見逃しあらすじ（ネタバレ注意）

過去の事件資料を見ていた神波は急遽休みを取って「四季の森美術館」にある絵を見に行く。
そこで美術館の館長らしき人物（近藤芳正）から、ある絵について話を聞く。

呪いの絵

四季の森美術館にあったのは、ゴッホの連作と言われたひまわりの絵だった。過去に世間を騒がせ「呪いの絵」と呼ばれていた。

23年前にゴッホのひまわりの連作のひとつとして発見され、世界中で大騒ぎになった。
当時ITで財を成した成沢大輔（渡邊圭祐）が140億円で買い取ったが、その後贋作だという噂が流れ、成沢は購入した画商の岡村（松田陸）を訴えることに。

訴えられた岡村は大草を頼り、結果として神波（粒来）が担当することになった。

ゴッホの絵 騒動の経緯

ある画家の遺品整理をしていた妻 詩織（佐藤玲）が「あの絵」を発見したのだった。
修復士だった詩織は絵を修復し、画商の岡村に相談したところゴッホの絵である可能性が高いと鑑定された。岡村は国立文化美術館が開催しようしていた「ゴッホ回顧展」に働きかけ展示させた。
結果は大反響。国立文化美術館が展示を認めた「本物」として絵の価値が上がったのだ。

岡村から成沢が140億円で購入したが、ほどなくして贋作疑惑が持ち上がった。
画壇の権威 関東芸術大学の永山教授（工藤俊作）は「贋作」だと明言し、修復した者に注目が集まることになった。
贋作疑惑が出た途端、犯人探しが始まった。

神波（粒来）の一手

成沢は岡村を訴え、売買代金の返還を求めた。岡村は自らの浅はかな行動で「絶対に本物」だと宣言してしまっていたのだ。
絶対的不利な状況で、神波は逆転の手を打った。

権威者である永山教授の信用を失墜させた上で、「あの絵」のイメージを上書きする作戦だ。
本物でも偽物でもない、運命に翻弄される「絵」として、新たなラベリングがされ、神波（粒来）が仕込んだコメンテーターによって140億の絵に200億の価値がついた。

～大草（YOU）からこの話を聞いた杉浦（ジェシー）は、粒来の手腕をまるで亮子を見ているようだと感じた～

果たして、成沢は岡村に対しての訴えを取り下げた。

その後、成沢が海外VIPを呼んで絵の展示会とパーティーをやる発表をしたが、その夜 成沢は自身が運転する車で事故を起こし即死。
後日談として、「あの絵」を手に入れてから成沢の会社は業績が悪くなっていたとも…。
これらのことから「呪いの絵」と呼ばれるようになった。

モンスターは「呪いの絵」ではなく…

神波は岡村に対して、市原の絵と詩織の修復の技術を世に出したかったのかと問いかけたが、実は詩織が仕組んだものだったのではないと思いいたっていた。

詩織は夫である市原から修復の技術を学んでいたので、市原にも修復の技術が備わっていた…
ということはゴッホの技法も熟知していたのでは…
さらに岡村は成沢に140億で売ったが、詩織からは100億で買ったと言う…
詩織は自分に向けての岡村の好意を利用したのではないか…
モンスターは詩織だったでは…

接点は群馬

神波（亮子）が話を聞いた館長らしき人物は画商の岡村（松田陸→近藤芳正）だった。
岡村も亮子が神波（粒来）の娘だと気が付き、粒来の話しとなった。

岡村が最後に粒来に会ったのが14年前。
岡村の「群馬」の知人が腕のいい弁護士を探していて紹介したのだ。

神波が美術館に行っている間に、神波を頼って事務所に相談に来た女性（前田敦子）が「群馬」から来たと知った神波は事務所に向かった。
「また、群馬…」

また、城野（中川翼）が調べていた 闇バイトの元締め「キング」も出身が「群馬」であることが判明した。

群馬で何が…？

事務所に戻った神波は群馬から来た相談者の話しを聞いた。
15年ぶりの地元がおかしくなっていた…
産廃処理場サカミクリーンが出来てから…と。

その頃、サカミクリーンの産廃処理場の前に粒来が現れた。

～～第9話　ここまで～～

次回予告　第10話　12月16日放送予定

モンスター　エピソード相関図　第9話

大草法律事務所

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第9話 エピソード相関図

まとめ

モンスター　第9話はいかがでしたでしょうか？
最終章への助走回だったと思います。

14年前に「群馬」で何が起こったことで粒来は出て行ったのか？
粒来が亮子と離れて暮らす理由は？
亮子を巻き込まないため？
15年前にできた産廃処理場との関係は？
キングの出身は「群馬」のあの村か？

次回最終章へ突入する様です。
最後に神波親子の法廷対決は観られるのでしょうか？
亮子は父 春明に勝てるのか？負けて泣くのか？

最後まで読んでいただきありがとうございました。