こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
毎年恒例となっている、お正月のTBSドラマ一挙放送、来年2025年は鈴木亮平さん主演の『TOKYO MER~走る救命救急室~』
2021年に日曜劇場で放送され、2023年にはスペシャルドラマ放送、劇場版公開と人気のこのドラマ、2025年8月には劇場版第2作目の公開も決定しています。
日曜劇場で放送された本編の第1話・第2話を振り返ってみましょう。
※この記事にはネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。
第1話あらすじ~待っていては救えない命がある!~
“TOKYO MER”誕生
東京都は、未曾有の災害・大規模な事件や事故・テロの脅威・未知なる感染症等から住民を守るため、都知事直轄の新たな医療組織”TOKYO MER(TOKYO Mobile Eergency ROOM)“を発足し、試験運用を開始させた。
MERは、医師たちが手術も行えるERカーで緊急医療が必要な現場に駆け付け、あらゆる状況に迅速に対応する、いわば走る救命救急室である。
MERのメンバーに選ばれたのは、チーフドクターの喜多見幸太(鈴木亮平)、研修医・弦巻比奈(中条あやみ)、看護師・蔵前夏梅(菜々緒)とベトナム人看護師・ホアン・ラン・ミン(フォンチー)、麻酔科医・冬木治朗(小手伸也)、臨床工学技士・徳丸元一(佐野勇斗)。そして、厚生労働省の官僚であり医師の音羽尚(賀来賢人)の7名。
彼らの使命はただ一つ“死者を一人も出さないこと”
MERの初出動
MER発足記念式典の最中、トラックとバスの衝突事故が発生し、多数のけが人が出ているとの通報を受ける。
式典に出ていなかった音羽を除くメンバー6人は現場に急行、現場に到着して早々にトリアージ行い、けが人の治療を開始した。
※トリアージ:疾病者の状態に応じて治療の優先順位を決めること
そんな中、トラックの運転手が運転席に挟まっているとの報告が入り、喜多見はトラックに向かう。
東京消防庁の即応対処部隊隊長の千住(要潤)が8分で運転手を救出すると言うが、喜多見はそれでは間に合わないと運転席で手術を始めてしまう。
途中、心停止が起きてしまったところに音羽が登場、音羽の協力もあって運転手は一命を取り留めた。
全て救護が終わると「医師は安全な場所で待機すべき」と主張する音羽に喜多見は答える
「待ってるだけじゃ助けられない命がありますから」
この事故での死者:0
喜多見がMERのチーフになった理由
都知事の赤塚(石田ゆり子)とライバル関係にある厚生労働大臣の白金(渡辺真紀子)は音羽を使い、衝突事故でのMERの対応に問題があったとして開催されることになった審査会の場でTOKYO MERの解体することを画策していた。
審査会当日の朝、ガス処理場の近くの建物で小規模の崩落事故が発生している入電情報を見た喜多見は、審査会には出ずに徳丸と二人でこの現場に向かい、審査会には残りのメンバーが出席した。
審査会は、医師会・消防庁・警視庁らが出席する中、厚生労働所の久我山(鶴見辰吾)の主導により、MER解体ありきで進んでいた。
白金は喜多見に問題があるとして、赤塚に彼を抜擢した理由を問いただすと、赤塚は喜多見を選んだ理由を答える。
ガス爆発事故
喜多見が救護活動をしていた建物で、ガス爆発し、救護を行っていた30名以上がガレキに挟まってしまった。
何とかガレキの中から抜け出した喜多見は難を逃れた徳丸と救助活動を行うが、二人での活動には限界があった。
多くの人が倒れている光景を目にし、子どもの時の銃乱射事件を思い出した喜多見はその場に立ち尽くしてしまう。
そんな中、審査会にいたはずのMERメンバーが喜多見の前に現れ、彼らの激によって喜多見は再び救護を行う。
MERだけではなく、消防・警察・医療機関もこの危機を救うため審査会を抜け出し、一丸となって救助活動を行った。
ところが、救助が終わったと思った矢先、建物で再び大爆発が起きてしまう。
千住は建物内に消防隊員がいると言う。
喜多見は音羽の制止を振り切り、「俺は諦めたくない」と言って建物に入っていった。
建物に入った喜多見は、太ももに鉄筋が刺さった状態で倒れている消防隊員を見つける。
再び爆発する危険がある中、無理に鉄筋を引き抜くと失血死してしまう恐れがあると、喜多見はその場でオペを始めだす。
ガスの濃度はどんどん上昇していく中でのオペ、喜多見は意識が朦朧としていく。
そしてついに意識が完全に失われる瞬間、そこに音羽が現れる!
音羽は喜多見を立たせて空気を吸わせて意識を取り戻させ、二人で消防隊員に刺さった鉄筋を引き抜く。
再び大爆発した建物、その中から消防隊員を支えて出てくる喜多見と音羽の姿があった。
この事故での死者:0
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第2話あらすじ~若い研修医が挑む『命を背負う責任』~
鉄骨落下事故
MERに出動要請があり、工事現場で作業中のクレーンから鉄骨が落下した事故現場に向かう事になった。
残った鉄骨がクレーンにぶら下がった危険な状態の中で喜多見はトリアージを行い、鉄骨の下敷きになり胸の痛みを訴える少年の緊急オペを開始する。
オペが終わった瞬間に鉄骨が喜多見らに落ちてきたが、間一髪回避することができた。
一方弦巻は、クラッシュ症候群の疑いのある少女の処置を行っていた。
弦巻が救急隊員に病院への搬送を依頼するが、喜多見はそれを止めてERカーで緊急オペを行おうとする。
弦巻はオペはせずに病院に搬送することを主張するが、喜多見は耳を貸さない。
そしてオペが始まる直前、少女は心停止に陥ってしまった。
心肺蘇生を試みるがなかなか心拍が再開せず、透析液が底を着いてしまう。
ダメかもしれない・・
そこに透析液をもった音羽がERカーに現れる。
喜多見がクラッシュ症候群が発生することを想定して、音羽に透析液の確保を依頼していたのだった。
再び必死な心肺蘇生を行い、少女は息を吹き返した。
この事故での死者:0
久我山の策略
MERの活躍を心よく思っていない白金に、音羽は「喜多見がアフリカで医師をしていた時からMERのチーフドクターになるまでの空白の1年3ヶ月に何があったのかを調べてる」と伝える。
音羽の行動が遅いと不満な久我山は、弦巻をターゲットすると言い出す。
ある日、週刊誌に「MERであわや研修医が医療ミス!」のタイトルの記事が出回る。
病院ではこの記事の件で医療安全委員会が開かれ、弦巻はサポートドクターに専念させることが決まった。
記事は久我山が仕掛けたものだった。
久我山は弦巻が医療ミスを起こせばMERを解体できると考え、音羽にもっと弦巻を使うように仕向けるように指示を出す。
爆発事故~弦巻の覚悟~
神社境内で爆発事故が発生し、MERに出動要請が入る。
久我山が対策室で様子を見ている中、救護活動が始まった。
そんな中やぐらが倒れ被害が拡大、喜多見は後方支援に回っていた弦巻にトリアージを指示する。
対策室長の駒場(橋本さとし)が、弦巻にトリアージを止めるよう指示を出そうとしたところに現れた赤塚が、弦巻の医療行為を認めた。
トリアージを行っている弦巻の目の前で女性が倒れる。
緊急オペが必要と判断した弦巻は、喜多見と音羽にERカーに戻るように連絡するが、二人とも手が離せない。
弱音を吐く弦巻だったが、「あなた以外にはその人を救える人はいない」と喜多見に言われたことで、自らオペすることを決意し、弦巻の執刀でオペが始まった。
弦巻は腸間膜の止血を行い、次に出血していると考えた脾臓を切り離して確認しようとする。
その瞬間、喜多見がメスを持つ弦巻の手を押さえる。
出血は脾臓ではなく腎臓からだと一瞬で見抜いた喜多見がオペを行い、無事出血が止まり女性の命は助かった。
この事故での死者:0
人の命を救いたい
事故の後、喜多見に何故自分がMERに入れたのかを問う弦巻に、喜多見は「履歴書に”人の命を救いたい”と書いてあったから」と答える。
「当たり前だけど、ただ純粋に命を救いたいという医師は少ない」、だから喜多見は弦巻をMERに入れたのだった。
オペの時の判断が間違っていたこと自分の未熟さを後悔し「自分にはMERは無理だ」と言う弦巻だったが、「腸間膜の止血してくらたから助けることができた」と喜多見は弦巻に感謝するのだった。
一方、弦巻が失態を犯すことでMERの解体を狙っていた白金は今回の結果に憤慨し、音羽に次の手を問いただす。
音羽は”喜多見の空白の1年”を「喜多見をよく知る人物から探りを入れている」と答える。
そして東京海浜病院。
高輪の前に音羽が現れ、「喜多見の空白の1年間に何があったのかを教えてくれませんか」と聞く。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。