『VIVANT』で流れたクラシック曲をおさらい 第5話までに使われた曲は?9/6にサントラCDの発売が決定! 

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こんにちは、編集部のカルロスです。以前、日曜劇場『VIVANT』の第1話でクラシックのアレンジ曲が使われていることを紹介しました。ドラマも折り返しの5話まで進みましたが、第2話以降もクラシックをアレンジした曲が使われています。今回はこれまでに使われたクラシック音楽を、曲が流れたシーンとともに振り返ってみたいと思います。

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ドラマで流れたクラシックの原曲一覧

第5話までに使用された、クラシックを纏めました。
始めは「ワルキューレの騎行」が良く使われていましたが、第2話以降にラフマニノフの曲がよく使われています。

    曲 名 作 曲 家
ワルキューレの騎行ワーグナー 第1,2,3話
威風堂々エルガー 第1,3,5話
前奏曲3-2 〘鐘〙ラフマニノフ 第2話
交響詩「死の島」ラフマニノフ 第3話
交響曲第2番 第1楽章 ラフマニノフ 第4話

9月6日(水)に『VIVANT』のサウンドトラックCDの発売が決定しました。
現在予約を受け付けていますので、サントラを聞きながらドラマを振り返ってみてはいかがでしょうか。


本ページの情報は2023年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

それぞれの曲が流れた場面は?

ワルキューレの騎行(ワーグナー)

第1話:乃木、野崎、柚木、ドラムの4人が、チンギス率いるバルカ共和国警察から日本大使館まで逃げる場面で使われました。首都クーダンに入った乃木らが、大型ダンプに乗って自動車を次々となぎ倒してながら大使館に向かって突進していくところで流れました。

第2話:乃木らが大使館からトンネルからの脱出を試みた際、日本大使・西岡の裏切りにあい、トラックで砂漠を逃走しているところで使われました。野崎が乃木と柚木にモンゴルへの逃走方法(ツメゴン経由でモンゴルに入国すること)を説明している時に流れました。

第3話:野崎、乃木、東条が丸菱商事の監視カメラの映像を確認しているシーン。誤送金するようにパソコンのプログラムを改ざんした実行犯が大田であることが判明した時に流れました。

威風堂々(エルガー)

第1話:乃木、野崎、柚木、ドラムの4人が、チンギス率いるバルカ共和国警察から日本大使館まで逃げる場面で使われました。4人で馬に乗って砂漠や草原を駆け抜け、首都クーダンに辿り着くまでのところで流れました。

第3話:ドラマ冒頭、乃木、野崎、柚木がバルカ共和国警察から逃れることができ、モンゴルに入国するシーンで流れました。乃木がアド砂漠を共にしたラクダに感謝を伝えるところで曲が終了します。

第5話:野崎が再びバルカ共和国に降り立ち、バルカ共和国警察のチンギスと会話する場面で使用されました。チンギスが「で、今度は何しにきた?」と言った直後から曲が始まり、野崎とチンギスが協力してテロ組織「テント」を追い詰めることになり、手を握り合うところまで曲が流れます。曲が終わった瞬間、野崎が手を握りながら「合同作戦だ」とチンギスに言います。

前奏曲3-2〘鐘〙(ラフマニノフ)

第2話:乃木、野崎、柚木、ドラムの4人がモンゴルに行くため、死の砂漠といわれるアド砂漠を進む場面で曲の冒頭部が使われました。野崎がバルカの遊牧族に「俺たちは、その死神に、会いに行くんだ!」(実際にはバルカ語)と言い放った直後に曲が始まり、砂漠を進み、砂嵐が来るところまで流れました。

交響詩「死の島」(ラフマニノフ)

第3話:乃木らが死の砂漠・アド砂漠を進む場面で曲の冒頭部が使われました。モンゴル国境が見えた4人の前にチンギスが現れます。チンギスが「お前の運命もここでおしまいだ」と叫んで上に向けて銃を乱射したところで曲が流れ始め、チンギスが乃木に対して「覚悟しておけ」と言い放つところまで続きます。

交響曲第2番 第1楽章(ラフマニノフ)

第4話:黒須と山本の二人の場面で曲の冒頭部が使われました。二人で自動車移動中、山本がグローブボックスを開け、偽造パスポートを見つけたところから曲が流れ始めます。浜松空港での二人のやり取りの場面でも流れ続け、黒須が山本からキャッシュカードを預かり、出金をするためその場から離れるまで流れました。

アレンジ曲もいいけど、オリジナル曲もかっこいい!

上の項目で書いたように、クラシックのアレンジ曲は重要な場面で使われていることがわかっていただけたかと思いますが、ドラマの随所に流れるオリジナルのBGMもドラマを盛り上げていてとっても良いですよね。
『VIVANT』の音楽担当は作曲家の千住明(せんじゅ・あきら)さんです。千住さんはNHK大河ドラマ『風林火山』や2015年の日曜劇場『流星ワゴン』などの音楽を担当されています。千住さん自ら現代クラシック音楽を作曲していることもあって、クラシック音楽や、クラシック風のオリジナル曲を使用されているのではないでしょうか。

『VIVANT』のメインテーマですが、これをを耳コピで再現されている方がいらっしゃいました。
よく再現されていて、ドラマの雰囲気を感じることができる演奏です。

U-NEXTは31日間の無料トライアルを行っています。「この場面にあのクラシックの曲が流れていた!」とシーンを振り返ることができますのでお得ですね。


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さいごに

いかがでしたでしょうか。『VIVANT』は内容が面白いのはもちろんですが、ドラマ中に流れる音楽もドラマの壮大さを表現するのに一役買っていると思います。第5話まではラフマニノフの曲が沢山使われていますが、伏線が沢山散りばめらたドラマなので、これも何かの伏線なのかな?と勘繰ってしまうのは筆者の考えすぎでしょうか。
第6話以降もクラシックのアレンジ曲やオリジナル曲で、ドラマを一層盛り上げてくれることに期待しています。
この記事をお読みいただき、「第〇話のこの場面に〇〇(曲名)が使われていたよ!」など、記載に漏れがあった場合は、X(旧:twitter)のkomimini公式アカウント(@komiminijp)にコメントをいただけるとありがたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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