猛暑日 過去最多更新中 「暑さ指数」とは?知って熱中症を予防しよう 各地の暑さ指数はどうやって知る?暑さ指数計とは?

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こんちには、編集部のマーロウです。8月5日時点で東京都心では16日目の猛暑日を記録し、過去最多タイになりました。まだまだ暑い日が続きそうですが、熱中症についても気を付けなければなりません。今回は環境省が出している「暑さ指数」について簡単解説して熱中症予防に役立てていただければと思います。

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暑さ指数とは?

環境省のサイトによると、暑さ指数はISOやJISでも規格化され認められている指標だそうです。なかなか難しく書いてありますので、今回はザックリ知ってほしいことを解説しますね。詳しく知りたい方はコチラをどうぞ。

暑さ指数は「気温」、「湿度」、「輻射熱」の要素で出される指標で、熱中症の危険度を判断する数値です。単位は「℃」なのですが、温度と間違いやすいので数値だけで表現する場合が多いです。また、暑さ指数はWBGTと表現される場合もありますので「暑さ指数」=「WBGT」と憶えておきましょう。

暑さ指数=1(気温):7(湿度):2(輻射熱)の割合で計算されます。湿度の影響が大きいのは、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなって、体の熱を外に出すことが難しくなるから重要なんですね。

暑さ指数が高くなるとどうなる?

下の図は、平成17年の主要都市の救急搬送データを基にした熱中症患者発生率をしめしたグラフです。

引用元:環境省 熱中症予防情報サイト

暑さ指数=24以下では熱中症患者は殆ど発生していませんが、暑さ指数=25になると徐々に増えていき、暑さ指数=28を超えると熱中症患者急増しています。

暑さ指数をどうやって知る?

環境省の「熱中症予防情報サイト」には各地の全国の熱さ指数熱中症警戒アラートなどの情報が掲載されており、ご自身の地域の暑さ指数が判るようになっています。

とは言え、日常的に暑さ指数を知るためには「暑さ指数計」を設置することがお勧めです。仕事している場所や、家のリビングなどですね。温度、湿度、時計、カレンダーなどの機能が付いているものが殆どなので、日常使いができるものが多いです。ネットショップなどで「暑さ指数計」で検索してみてください。

数値が温度と間違いやすいこともあり、数値ではなく「危険度」としてわかりやすく表示するタイプもありますので、使いやすいモノを探してみましょう。

♪高齢の方には音で知らせるタイプがオススメです♪

厚生労働省、経済産業省、環境省が合同で出している「高齢者のための熱中症対策」によると、高齢の方は若年の方に比較して「体内の水分量が少ない」、「暑さの感覚機能が低下している」、「暑さに対する体の調整機能が低下している」ため、「暑さ」に対して特に注意が必要です。

こう言った感覚のズレにより、自分が思っているよりはるかに危険な状態かもしれないので、暑さ指数計は熱中症の危険度を音で知らせてくれるタイプがオススメです。「暑さ指数計 アラーム」または「暑さ指数計 ブザー」などで検索してみてください。

熱中症の予防について

暑さ指数を把握するとともに、日ごろから予防行動をするように気を付けましょう。

引用元:環境省 熱中症予防情報サイト

熱中症の症状かも?そんなときは

筆者も経験がありますが、熱中症は「ヤバいかも?」と思った時にはもう遅く、体は動かなくなるし、考えることもできなくなってました。命の危険すら感じました。(下の図で言うと重症度Ⅱに近かったかもしれません。危なかったですね)

ひとりでは対処できない場合が多いので、まわりの人が「熱中症かも?」となった時に、どう対処すればいいかを知っておくことが大事ですね。

引用元:環境省 熱中症予防情報サイト

さいごに

まだまだ暑さは続きますね。暑さ指数計で日常的に暑さ指数を把握したいですね。「暑さ指数=25以上は気を付けて」「暑さ指数=28以上はヤバい」と憶えてください。

せっかくのコロナ5類移行後の夏なのに、熱中症になったらもったいないです。暑さ指数を意識して楽しい夏を過ごしていただきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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