こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
11月3日(日)に日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の第2話が放送されました。
第1話では、2018年の東京で、その日暮らしのホスト・玲央(神木隆之介さん)がいづみ(宮本信子さん)と出会い、1955年の長崎県・端島では、大学を卒業し端島に戻ってきた鉄平(神木隆之介さん・二役)が、謎多き女性・リナ(池田エライザさん)と出会いました。
いずみの正体はだれか?が話題になり、早くも考察合戦が始まっていますね。
第2話、1955年の端島では、百合子が開催した”スクエアダンス“の同好会で、鉄平・賢将(清水尋也さん)・リナ・朝子(杉咲花さん)・百合子(土屋太鳳さん)、それぞれの複雑に入り組んだ感情が描かれました。
そして現代では、まだホストを辞められないでいる玲央が警察に連行されてしまいます。
何角関係かわからない、いろんな恋の感情が飛び交った第2話を振り返ってみましょう。
※この記事にはネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。
「海に眠るダイヤモンド」第2話 見逃しあらすじ(ネタバレ注意)
2018年 いづみの忘れられない人
玲央は売掛金を返せずに、まだホストを続けていた。
ある日、突然玲央が住んでいるマンションにいづみがやってきた。
いづみは、水道の蛇口から水が漏れているのを見て、「もったいない」と指摘する。
玲央はいづみに「忘れられない人って誰?」と聞くと、いづみは「荒木鉄平」と答え、端島に住んでいたことを認める。
続けて「付き合ってたの?三角関係?」と聞く玲央に、「あれは何角関係だろう」といづみはしみじみと答えるのだった。
1955年 スクエアダンスとの出会い
鉄平とリナは銀座食堂に来ていた。
そこで鉄平はリナを映画に誘う。
不機嫌な朝子に気にしたリナは話しをそらす。
日曜は端島に牧師が来て、百合子の家でミサが行われる。
百合子はミサに出ることを嫌がり、日曜日に賢将と一緒に長崎に向かう。
端島に生活用水を引く海底水道計画の検討会に参加する賢将と別れた百合子は、そこでアメリカ生まれの”スクエアダンス“と出会う。
1955年 進平の過去
リナはゴミ捨て場で海を見つめている進平を見かけ、声を掛ける。
進平は、「海の下を1000m下に掘ると、黒いダイヤモンドが眠っとる」と言う。
黒いダイヤは石炭?と聞くリナに、進平は「石炭は死骸だ。おいたちは植物の死骸の上に立っとる。幽霊が沖に浮かぶ」と返す。
続けてリナは、石炭の幽霊を見ているの?と聞くが、進平は複雑な表情を見せ、何も答えなかった。
リナがお寺に帰ると、そこにはリナを待つ百合子がいた。
進平と会ったことを話すりなに、百合子は進平の過去を話し始める。
進平には栄子という奥さんがいた。
栄子は長崎から野菜を売りに来ていたが、そこで進平と出会い結婚し、端島に移り住んだ。
端島に来た栄子は島のゴミを集める仕事をしていたが、2年前にいなくなった。
秋の台風の日、栄子は波にさらわれた。
島のみんなは栄子が死んだことをわかっているが、進平だけは認めようとしない。
リナに、進平よりも鉄平を勧める百合子。
朝子が鉄平に気があることを気づいているリナに、百合子は”鉄平と映画に行けば朝子も諦めがつく”と言う。
朝子に意地悪してしまう、と性格が悪いと自覚している百合子。
「賢将と付き合っているんだから、朝子と鉄平ができたっていいじゃない」と言うリナに、百合子は「複雑なのよ、私も賢将も」と返す。
そして、「賢将は、本当の好きな子には、手も触れられない」とつぶやくのだった。
1955年 想いが錯綜するスクエアダンス
百合子の声掛けで端島で”スクエアダンス”の同好会が開催された。
集まったのは百合子を含めて7人。
そこには鉄平、リナ、朝子、賢将もいた。
百合子が「鉄平とリナ」と言うと一瞬顔がほころぶ鉄平だったが、賢将は自分がリナ組むと言い出し、ペアは”鉄平と朝子”、”賢将と朝子”となる。
「残念やったね」と鉄平に言う朝子、躊躇なく手を出してきた賢将に「好きな子には手も触れられない」という百合子の言葉を思い出したリナ、それを複雑な表情で見つめる鉄平、その鉄平を気にする朝子、様々な感情の中でダンスが始まる。
曲の途中でペアが入れ替わり、賢将は朝子とペアになる。
賢将が朝子の手を繋ぐ姿はぎこちなかった。
リナを見る鉄平、鉄平を見る朝子、朝子を見る賢将、賢将を見る百合子、賢将とその先にいる百合子を見るリナ、鉄平・朝子・賢将・リナを見る百合子、感情が交錯しながらスクエアダンスが進んでいった。
2018年 玲央が連行
先輩ホストのミカエルが、玲央の売掛金を回収するために現れる。
玲央が売掛金を回収することができないことを知っているミカエルは、ある条件を出して立て替えてもいいという。
その条件は、最近ホストクラブに来なくなったミカエルの常連客・アイリに、「ミカエルしかいない」と刷り込むというものだった。
始めはミカエルの指示通りアイリに話す玲央だったが、途中で「本当はホストの仕事 全然好きじゃない」と言い出す。
ホストクラブの前で「どうしたら抜け出せるの?」と聞くアイリに、玲央は「俺に聞かないでよ」と返す。
今晩店に行くと言って、アイリは去っていった。
その後、いづみと電話している途中で、玲央は売掛金を残して飛んだ客・サナを見かける。
サナに売掛金を払うように詰め寄っていると、近くにいた警官に連行されてしまう。
1955年 台風9号
端島を台風が襲った。
水を運ぶ船(三島丸)もヤサイブネも来ない。
そして送電線が切れ島内は停電になってしまう。
島民が避難する中、百合子の母・寿美子は避難せずに十字架の前で神に祈っていた。
「神様はいない」と静止する百合子だったが、寿美子に頬を打たれてしまう。
百合子は、神様の絵・十字架そして自分がしていたネックレスを外に投げ出し、家を出て行った。
リナは、朝子の弟・竹男が外にいることを見かけ、助けるために外に出る。
竹男を助けた後、門の扉が開いていることに気付いたリナが扉に近づいていくところに大波が押し寄せる。
それを見つけた進平が駆け寄り、リナを守った。
1955年 鉄平と百合子
家出した百合子を鉄平が見つける。
「海に流されて、消えてしまえばよかった」
そう言う百合子に鉄平は「大学の時、ずっと好きだった」と伝える。
鉄平の気持ちを知っていた百合子は、”私のことを好きな人とは、いいかげんな気持ちで付き合えない”から賢将を選んでいた。
雨が上がり、壁に影に十字の影が現れる。
「百合子の神様、守ってくれてる」と言う鉄平に、百合子は「バカ」と言いながらも感謝するのだった。
そして三島丸が着岸、端島に水が戻った。
2018年 お水
警察に一晩留置された玲央は、澤田が迎えに行き、いづみの家に来ていた。
シャワーを浴びて出てきた玲央に、いづみは水を差し出す。
グラスを持ちながら「端島でようやく飲めた水って、おいしかったんだろうね」と言う玲央に、いづみは「ちっとも。浄水器の水の方が何倍も美味しい」と返す。
《百合子がひしゃくで水を飲む様子が映し出される》
そこにいづみの息子・和馬と孫の星也が現れる。
「名前は?」と聞く星也に、玲央は「荒木鉄平、なーんちゃって」と答える。
それを聞いて動揺するいづみ、いづみの机の上には「No.1 TEPPEI ARAKI」と書かれたノートがあった。
ー第2話ここまでー
次回(第3話)予告 11月10日(日)
何角関係?恋の独自相関図
第2話では、鉄平・賢将・リナ・朝子・百合子の恋愛感情が描かれました。
何角関係かわからないくらい複雑だったので、第2話時点でのkomimini独自の恋愛相関図を作成してみました。
※画像をクリックすると拡大できます
いづみは誰か?予想
第2話時点での、”いづみ”は誰か予想です。
◎本命:リナ
第2話では、リナといづみを結びつけるシーンはありませんでしたが、第1話の手漕ぎ舟で端島を出て行くシーン、鉄平がリナに、いずみが玲央に「人生変えたくないか?」と言った点からも、第2話時点でも本命です。
〇対抗:百合子
第2話の最後、いづみが浄水器の水を飲むのと重ねて、百合子がひしゃくで水を飲む様子が描かれたことから、対抗に上げました。
第1話でのいづみがネックレスを握りしめるシーン、そして第2話の水を飲むシーンと、”百合子=いづみ”の可能性は高くなってきた気がしています。
賢将は自分が本当に好きな人ではないと知っている百合子、今後の賢将と百合子の関係も見どころです。
▲穴:朝子
リナ同様、第2話では朝子といづみを結びつけるシーンはありませんでしたので、穴に下げました。
第3話以降、朝子が鉄平に”好き”という気持ちが伝えられるか?、そして鉄平が朝子の気持ちに応えるのか?がポイントになってくる気がします。
まとめ
1955年の端島で、スクエアダンス・台風の襲来を通じて、それぞれの恋愛感情が描かれた第2話でした。
恋愛模様がどのように進んでいき、2018年にどう結びつくのか、第3話以降も目が離せませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。