こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
来年2025年のお正月に一挙放送される『TOKYO MER~走る救命救急室~』。
第7話ではテロ組織LP9のメンバー・エリオット椿が喜多見に接触、喜多見を監視している組織が”喜多見と椿”の関係を疑っている警視庁公安部であったことが判明、第8話では喜多見が空白の1年間に逮捕・収監されていたことが明らかになりました。
赤塚都知事が倒れる中、喜多見の逮捕歴がマスコミによって報じられた第9話、ついに死者0が途絶えてしまった第10話を振り返ってみます。
※この記事にはネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。
第9話あらすじ~大使館で事故!突入すれば国際問題・・・究極の選択~
赤塚都知事の容体は?
診察中に倒れた赤塚都知事は、東京海浜病院に緊急入院していた。
しかし間もなくMERの最終審査会が開かれ、厚労省から正式認可が下りるか重要な時期であったため、赤塚は公務を続けた。
久我山は「”赤白戦争”は赤塚の勝ち」と、白金が持っている”天沼幹事長の不正献金の帳簿のコピー”を手土産に天沼に寝返ると音羽に告げる。
そして「MERを守るには、白金を潰すしかない」と言う。
赤塚がMERを表敬訪問している中、パルナ共和国大使館の地下駐車場で二酸化炭素が噴出し、作業員が数名取り残される事故が発生したとの通報が入る。
赤塚は現場が大使館であることに一抹の不安を感じるが、喜多見は現場に行くことを決める。
大使館の敷地内に入るには特命全権大使の許可が必要である。
赤塚の許可があれば敷地内に入れると考えた矢先、赤塚はMERで再び倒れてしまった。
赤塚の病気は”特発性拡張型心筋症”で、感染性心内膜炎を合併しているため心臓移植も難しい状況。
“心筋組織移植”、赤塚を救う光明だが厚労省から許可が下りていない治療法だった。
パルナ大使館で事故発生!
大使館に到着したMERだったが敷地内に入る許可が下りず、大使館員が敷地外に連れてきた患者を治療するしかできなかった。
連れてこられた患者によると中に残っている作業員は3人、喜多見は意識障害を起こしている可能性が高いと考えて敷地内に入れるように要請するが、大使館員は「許可は大使でなければ出せず、大使とは連絡が取れない状況」だと言う。
駒場が判断に苦慮している状況下で、病床にいる赤塚から大使館に入る許可が下りる。
赤塚の命を受けてMERと消防隊員は地下駐車場に向かい、作業員3名全員を救助することができた。
千住が地下駐車場の最終確認を行っていると自動車のそばで倒れている外国人男性を発見、喜多見が再び駐車場に向かう。
男性をERカーに搬送しようとしたとき自動車のボンネットから発火、消火装置から二酸化炭素が放出され、防火シャッターも閉じられ、3人は大量の二酸化炭素が充満する駐車場に閉じ込められてしまった。
千住の決死の行動!患者と千住を救え!!
喜多見と千住は患者とともにワンボックス車の中に避難、内側からテープを貼って隙間を塞ぎ、二酸化炭素が車内に入ってくるのを遅らせ、患者の治療を行う。
喜多見によって患者の応急処置はできたがオペが必要な状況で、しかも駐車場内の二酸化炭素濃度はどんどん上昇している。
千住は車外に出てシャッターのそばに向かい電源を切り、力づくでシャッターをこじ開ける。
患者を抱えた喜多見は駐車場から脱出できたが、千住は力尽きてシャッターに挟まってしまった。
そこにMERと消防隊が現れる。
患者はERカーに運ばれ音羽の執刀でオペが行われて助かった。
消防隊によって救出された千住は、心停止してしまうが喜多見の蘇生によって助かることが出来た。
駐車場で倒れていた男性こそが、パルナ大使館の大使だった。
この事故での死者:0
久我山の罠!喜多見の過去が・・・
音羽は久我山の指示で、無人の功労大臣室に入り白金の持つ”天沼幹事長の不正献金の帳簿のコピー”の写真を撮っていると、そこに白金と久我山が現れた。
“喜多見の空白の1年”の本当の理由を聞き出すための罠だった。
それでも音羽は本当の理由を話さず、「MERは今の日本に必要」と言って去っていった。
すると久我山は涼香の前に現れる。
久我山は「喜多見の空白を話せば、音羽は厚労省に残ることができる」と言う。
それを聞いた涼香は、喜多見の過去を全て話すことを決意するのだった。
ニュースでは”喜多見に逮捕歴がある”ことが報道された。
~第9話ここまで
第10話あらすじ~最終章前編 ついに死者が・・・?誰よりも守りたい人~
マスコミ報道の余波
“喜多見はテロリスト?”という報道が流れ、喜多見とMER、そしてMERの創設者である赤塚都知事は批判の目にさらされていた。
東京海浜病院にはマスコミが溢れ、一般人からの批判も相次いでいたことから、喜多見は最終審査会までの間一人でMERを運用することを決める。
マスコミに情報をリークしたのは、嘘をついて涼香から喜多見の過去を聞き出した久我山だった。
音羽は出世の為と、久我山に自分が報告したことにして欲しいと依頼し、涼香には”涼香が久我山に真実を話したこと”を口外しないように念押しした。
大学で爆発事故発生!
関東医科大学のホームページに爆破予告の書き込みがあり、喜多見と音羽は大学に向かう。
2人が到着した途端に校舎内で爆発が発生、喜多見は校舎内にいた講師と生徒を大きな教室に移動させた。
重症者は講師の中里(杉木隆幸)と学生の大杉円佳(大幡しえり)の2名、特に中里は意識障害とショック状態となり緊急性を要していた。
中里の処置を行っている喜多見に椿から、”教室の中に内通者がおり、建物から外にでたら爆弾を爆発させる”との連絡が入る。
さらに椿は公安部の南(三浦誠己)に、天沼の不正の証拠となる資料を公開するように脅す。
政府(天沼)から有効な回答が無い中、「中里の容体が危険だ」と喜多見は建物の外に出られるよう南に協力を依頼するが、”喜多見がLP9のメンバー”と考えている南から協力は得られない。
そんな中、椿は涼香に接触していた。
内通者が判明!!
SNSでは”喜多見がテロリスト”との書き込みが溢れ、それを見た教室の学生は喜多見を教室近くの準備室に閉じ込めていた。
中里の治療を音羽一人で行っている中、中里が心停止する。
音羽はSNSの情報に踊らされている学生らに「自分たちの目で見て判断しろ!」と言うと、一人の学生が準備室に向かいドアを開放する。
喜多見は再び治療に復帰、中里の蘇生を行う。
そして「どんな批判をされても構わないが、命を救うことには手を貸してほしい!」と学生らに思いを伝えると、学生たちは喜多見への疑念を払しょくさせ治療に協力した。
中里は喜多見の蘇生によって心拍が再開した為、喜多見たちは外への脱出を開始する。
途中、担架で運ばれている大杉が自分が内通者であることを喜多見に告白した。
ところが喜多見に謝罪をしている途中で大杉は心停止してしまう。
しかもドアには外側のノブがチェーンで固定され、開けることができなかった。
椿の爆破予告時間が迫る・・・
ついに死者が!?
爆破予告時間ギリギリで南がチェーンを切ってドアを開け、学生たちは外に出ることができた。
そして弦巻や蔵前ら他のMERのメンバーが批判や危険を顧みず、大杉を救うために建物の中に入ってきた。
蘇生した大杉をERカーに運びオペを行い、大杉は一命を取り留める。
大杉の処置が終わった後、喜多見を心配していた涼香がやってきた。
兄弟の会話が終わり帰っていく涼香のバッグには見覚えのある水筒が入っていた。
「喜多見の知り合いという人(=椿)から預かったのだ」と言う。
喜多見は「水筒を捨てて逃げろ!」と言い、涼香は慌てて水筒を投げ捨てる。
その瞬間水筒は大爆発し、涼香は爆風に吹き飛ばされてしまった。
涼香は直ぐにERカーに運ばれ治療が行われるが、心停止する。
喜多見は必死に心臓マッサージを行い、何とか涼香を救おうとする。
だが、涼香の心臓が再び動くことはなかった・・・
この事故での死者:1
椿の約束
落ち込み喜多見たちMERの元に、椿から連絡が入る。
「約束は守りましたよ、喜多見先生」
~第10話ここまで~
最後までお読みいただき、ありがとうございました。