こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
来年2025年のお正月に一挙放送される『TOKYO MER~走る救命救急室~』。
本編の第3話・第4話を振り返ってみます。
※この記事にはネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。
第3話あらすじ~立てこもり事件・・・ 人質の少女を救え!~
立て籠もり事件発生
看護師・蔵前は、一人娘を育てるシングルマザー。
今日も娘を保育園に預けてMERに出勤すると、危機管理対策室から”飲食店で立て籠もり事件が発生、客や従業員数名が刃物で切られ負傷”との伝達があり、MERに出動要請が掛かる。
MERが現場に到着すると、数名負傷という情報よりも多い、10名以上の負傷者が飲食店の前の路上に倒れている光景を目にする。
警察から現場に近づくことを拒絶され待機を命じられるが、喜多見は命令を無視して路上に倒れている人のトリアージを始める。
喜多見はすぐにオペが必要な女性・渋谷香織(森脇英理子)を発見、ERカーに運び緊急オペを行った。
渋谷のオペは無事に成功、すると意識が回復した女性は「飲食店の中に娘がいる」と言う。
犯人は渋谷の元夫で、女性が娘のひまり(永瀬ゆずな)を連れてDVが酷い犯人から逃げ、飲食店で働いていた。
渋谷とひまりを取り戻すため犯人が飲食店に来ると、渋谷はひまりを店の奥に隠れさせてから犯人と対峙、犯人は渋谷を刺し、その場にいた従業員や客も切りつけた。
渋谷は周りの従業員らによって店からに連れ出され、ひまりだけが犯人のいる飲食店に残ることになってしまった。
ひまりは一型糖尿病で、インスリンを言った後に食事をしていない為にいつ低血糖発作を起こしてもおかしくない状況だった。
人質の少女を救え
喜多見が犯人と交渉し、女性看護師がひまりの注射を持って店の中に入ることを認めさせた。
警視庁の上層部は民間人が犯人と接触することを認めなかったが、赤塚都知事が全ての責任を取るとして警視庁から了承を取り付け、蔵前が店の中に行くことになった。
店に入った蔵前はひまりにブドウ糖液を注射するが、ひまりの発作が収まらない。
犯人がアーモンドアレルギーを持っているひまりにアーモンドパウダー入りのチョコレートを食べさせ、ひまりはアナフィラキシーショックを起こし、呼吸困難を起こしかけていたのだった。
それを知った警察官の新井(山田純大)が犯人に電話し、薬がある女性の部屋に移動させ、その隙に警察が突入してひまりと蔵前を救出を試みる。
ところが突入が犯人にバレてしまい、ひまりは救出できたが警察官・中野(濱正悟)が撃たれてしまう。
犯人も狙撃班によって腹部を撃たれ負傷するが、立て籠もりを続ける。
蔵前は中野に出血している場所を手で押さえるように指示し、再び店に戻り人質となった。
蔵前よりも中野の命が危険と判断した喜多見は、ERカーを中野のそばまで移動させて中野を救出し、その場で緊急オペを開始した。
オペの間、犯人はERカー目掛けて何発も発砲するが警察官が盾で防御しERカーを必死に守る。
そして喜多見と音羽のオペにより、中野は一命を取り留めた。
すると今度はERカーのスピーカーから、蔵前からの”命の危険が迫り助けが必要になった”ときの合図が流れる。
警察と喜多見が突入し店の中に入ると蔵前は無事で、助けが必要なのは腹部を撃たれた犯人のほうだった。
犯人は警察によって確保され、病院に搬送された。
無事に救護活動を終えたMERに、警察官たちは敬礼で称えるのだった。
この事件での死者:0
蔵前がMERに入った理由
事件の様子を保育園で見ていた蔵前の娘は、迎えにきた蔵前に抱きついた。
娘が持っていた絵本は”ナイチンゲール”、蔵前は絵本に憧れてMERになったのだった。
~第3話ここまで~
第4話~トンネル崩落!移植手術へ命のタイムリミット~
トンネル崩落
高輪に心臓移植が必要な患者・平野汐里(福室莉音)に適合する心臓の提供者が見つかったとの連絡が入った。
場所は大月総合病院、東京海浜病院の小山(髙橋ユウ)と移植ネットワークの高田(森本のぶ)の二人の医師が車で心臓を運んでくる。
心臓の保存時間は4時間。
そんな中、MERに稲城トンネルで崩落事故の発生との一報が入り、メンバーは稲城トンネルに向かった。
高輪は汐里のオペを開始し心臓の到着を待っていたが、小山との連絡が着かないでいた。
命のタイムリミット
現場に到着したMERは、負傷者の救護を開始する。
すると喜多見は病院に搬送される救助者の中で、”移植ネットワークの高田”のネームプレートを付けた男性に気付く。
稲城トンネルの崩落事故は、小山と高田そして移植用の心臓を乗せた車を巻き込み、小山は天井版の下敷きになったのだった。
小山が下敷きになっていることを知った弦巻はMERのイヤホンマイクを高輪に渡し崩落現場に向かった。
喜多見と千住はトンネルの中に入り小山の捜索を行うい、ガレキの下敷きになっている小山を発見する。
小山から心臓を受け取った喜多見は一度トンネルを出て音羽に心臓の確認を依頼し、小山を救うために蔵前と共に再びトンネルの中に入って行った。
心臓が移植できる状態であることを確認した音羽は、現場に到着した弦巻に心臓を持って病院に戻るように指示する。
心臓の保存時間は30分を切った。
たとえ心臓が届いても心臓移植は間に合わないと移植を諦めオペを止める判断をした高輪に、音羽からオペを再開するようにとの連絡が入る。
リスクが高すぎるとオペの再開を拒否する高輪だったが、小山を救っている最中の喜多見からの「音羽先生は信頼できる医者」との言葉に、オペの再開を決断するのだった。
二つの心臓
心臓が届いた東京海浜病院では汐里の心臓移植が行われた。
そして事故現場、ERカーで救出された小山のオペが行われた。
ところが、
移植を終えた汐里の心臓は動かなかった・・・
小山はオペの途中で突然心停止してしまった・・・
高輪は汐里の心臓を優しく撫でる。
喜多見は小山の心臓マッサージを行う。
「頑張れ!」と心臓が動くことを祈る二人。
すると祈りが通じたかのように、二つの心臓は再び動き始めたのだった。
この事故での死者:0
二つのグータッチ
汐里の移植手術は無事成功した。
MERを訪れた高輪、喜多見は眠っていた。
眠っていた喜多見に高輪はグータッチする。
その様子を音羽はずっと見ていた。
高輪が去った後、音羽も寝ている喜多見に遠くから小さくグータッチするだった。
~第4話ここまで~
最後までお読みいただき、ありがとうございました。