パナソニックのドライヤーのフィルタ掃除をしてみたら5年落ちでも ご機嫌な風が取り戻せた話し

ライフスタイル

こんにちは、こみみに編集部のマーロウです。
わが家では、パナソニック製のイオニティシリーズのドライヤーを使ってまして、先日家族から「全然風が弱い、乾きが悪い、買い換えたい」と猛クレームが上がりました。

で、見てみたところ「あー、フィルタの目詰まりじゃん」と言うことで、どうやって買い替え危機を乗り越えたかという話を書き綴っていきます。

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ドライヤーの性能がガタ落ちの「フィルタ目詰まり」の理由

ドライヤーのフィルターは以前は結構大きな開口部になっていましたが、細かいゴミを吸い込まないようにメッシュタイプが多いのかなと思います。
これは、もし少し大きめのゴミを吸い込んだら、内部のヒーターで発火の危険があるからですね。

一方で細かいホコリの類がこのめっしゅけいじょうい捕まって、それがひどくなると目詰まりを起こします。
メッシュになってから目詰まりしやすくなっているのが現状ですね。
また、ヘアスプレーなどを併用すると、スプレーの成分が「糊(ノリ)」の役割をして、メッシュに詰まった後固着してしまうという悪循環が生まれやすいです。

と言うことでわが家のドライヤーもメッシュ形状のフィルタ部分でした。目詰まり具合はこんな感じです。
ファンの部分にもホコリ汚れが絡みついてます。
※ワザと画像は小さくしてます。見たい方はクリックで拡大してください。汚れなんて見たくねーわ!と言う方はスルーしてください!

と言うことで、これが理由では無いかと思われます。
最近のメッシュ形状のフィルタが細かいホコリをキャッチしやすくなっている。

これくらいでも、普段使っている家族は「性能が落ちた」と感じるようです。

メーカー推奨のお手入れの仕方

まずは、今回フィルタ掃除するドライヤーの仕様をおさらいします。

EH-NE5A(Panasonic)
  • 名称:ヘアドライヤー イオニティ[家庭用]
  • 品番:EH-NE5A
  • ボディ色:シルバー系
  • メーカー:パナソニック
  • 製造年度:2019年
  • 購入年 :2029年2月
  • 所感:使用期間5年以上になるが、フィルタつまり以外はいたって順調。ハンドル折りたたみ部分も問題無し、電源コードの接続部も発熱なし。

さて、このモデルのマニュアル(取扱説明書)を見たところ、「お手入れの仕方」なるページがありました。
それが、コチラ↓↓

メーカー推奨のポイントはこちら

①フィルタ(吸入口)掃除は電源OFF
②軽い汚れは「古い歯ブラシ」と「ティッシュ」などで取り除く
③中にホコリがあるなって時は掃除機で吸い出す

・・・でも、これできれいになりますかね?

確かにお手入れ方法には月に一回以上こまめに行ってくださいと記載があります。
月に一回の頻度なら、この程度のお手入れで十分と言う事ですかね。
正直、そんなに頻繁にお手入れするひとを知らないです…。ごめんなさい。

なので、ある程度汚れが溜まったなと言うタイミングで掃除するのが一般庶民の感覚と勝手に思い込み、次のパートではいよいよ禁断の「自己責任でやります」のフィルタ掃除をご紹介。
決しておすすめしません。

自己責任で勝手にお手入れを断行!

さぁ、いよいよ「自己責任」でフィルタ掃除しますよ。
どこが自己責任かと言うと、「本体からフィルタ部分を取り外す。一部分解」を決行します。

まずはフィルタ部品が外せるかわからんとお考えの方、パナソニックのこのタイプは外せるんです!
他のモデルとか、他のメーカーとかは…調べてません。ごめんなさい。
でも、ネットでサラッと調べていたら同じようにパナのドライヤーのフィルタを外していた方がいて、やはり「イオニティ シリーズ」でした。
恐らく、メーカーの機構設計者の心遣いではないかと一方的に感謝して作業に入ります。

①準備

  • 掃除するドライヤー(今回はパナソニック製イオニティシリーズ)
  • ドライバー:プラスドライバー 細身の№0が良いと思います
  • 掃除用ブラシ:古い歯ブラシを用意しました
  • 中性洗剤:泡タイプのハンドソープで代用しました

②フィルタ部分を外す

画像矢印部分2か所のネジを外します。
画像の「上」、「下」とも同じネジなので入れ違っても大丈夫。
0番手の細めのドライバで外しましょう。
※特に「上」のネジはネジ締め位置が深く、1番手だと軸が太くて入りませんので注意。

参考に工具メーカー「VESSEL」のドライバーの解説情報を載せておきます。
不要な方はスルーしてください。

※外したネジはなくさないように!

ネジを外せれば、フィルタ部分は簡単に取れますよ。

③フィルタ掃除

手順1:乾いた状態で、フィルタ外側からブラシで汚れ・ホコリを掻き出しましょう。
ここでは、ザっと大き目のホコリを取り除くのと、小さいホコリを「崩しておく」感じで「軽く」ブラッシングしましょう。

手順2:フィルタ全体を水に濡らし中性洗剤を泡立てて、内外両面からもう一度やさしくウォッシュ。
ヘアスプレーなどの整髪料の吸い込みで固着している汚れを崩していきます。

手順3:水道水で洗い流します。
このときフィルタ部品の内側から外側へ吐き出すように流水に当てましょう。

→こんなにきれいになりました!

せっかくフィルタを外したので本体側も掃除しましょう。
綿棒や柔らかい布で見えている細かいホコリを取り除きましょう。

④組み戻して、動作確認

洗ったフィルタが完全に乾いたら組み戻します。
外した「2本のネジ」を止めれば出来上がりです。

そして、緊張の動作確認…
「カチッ」とスイッチを入れると「ブォォォォォォーーーー!」っとすごい勢いの風量が!
風量があるのに、なんだか風が軽い気がします!!
フィルタ掃除前は「うぅぅぅぅぅぅーーーーー…」って感じで、風の音よりモーターの音?だったような…
いや、明らかに改善してます!

と言うわけで、大成功のうちに買い替え危機を乗り越えました。

まとめ

ドライヤーのフィルタ目詰まりはこれで解消しました。
ただ、本体を一部でも「分解」する行為なので、メーカー保証は受けられなくなります。
あくまで「自己責任」とご理解くださいね。
決しておすすめはしません!

今回掃除したドライヤーは5年以上使用しているため、故障しても買い替えかなと覚悟の上での体験談です。
ご理解ください。

やはり真面目にメンテナンスするのが一番いいですよね。
メーカー推奨の「月に一度程度のお手入れ」が重要だと改めて思いましたね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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