水季の手紙(全文掲載)は弥生へのブーメラン!?弥生の決断『海のはじまり』第9話 見逃しあらすじ(ネタバレ注意)+最新相関図

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こんにちは、こみみに編集部のマーロウです。
前回第8話では、夏は実の父親 基春に会ってみるが失礼な振る舞いにイライラが募る。だが、今まで周りに言えなかった本音を吐き出すこともできた。また一つ親に向かって進んで行った。一方弥生との隙間に夏は気づかず、海を認知すると決めたときに水季の手紙を預かった。その中には「夏くんの恋人へ」宛てのものがあったので弥生に渡したが、果たして弥生の気持ちは…と言う展開でした。

今回第9話は、やはりというか、大方の予想通り弥生と別れるかどうかが描かれていきます。お互いの本音と建て前、本音が言えるようになったのは父 基春のおかげかも。そして弥生の決断を後押しした水季の手紙は、実は弥生自身の…と言う展開です。

※ネタバレ含みますので、ご注意ください。

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海のはじまり 9話 まるで観た気になる あらすじ(ネタバレ含む)

引用元:フジテレビ

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弥生の態度が気になる夏

引用元:フジテレビ

いつものように夏と海を待つ弥生だが、何か気の乗らない様子。
弥生は海にママになったらうれしいか聞き、海は喜んで返事をした。

弥生の様子が辛そうだと思い、別れたいか聞いてしまう。
弥生は別れたくないと笑顔で返すが、お互いにモヤモヤが残ってしまった。

引用元:フジテレビ

弥生の迷いを推しはかろうとする夏

引用元:フジテレビ

ある日仕事中の弥生に夏から電話が来た。
仕事終わりに海と3人でご飯を食べようという誘いだったが、弥生はふたりでと思っていたことで、とっさに仕事を理由に断ってしまった。

夏は海との食事に大和を呼んだ。
大和には、弥生があんまり3人で会いたくなさそうだと打ち明ける。

引用元:フジテレビ

→月岡大和 役 木戸大聖さん(komimini記事を見る)

また別の日に夏は津野に電話をかける。
弥生から何か聞いていないか尋ねると、水季からの手紙を自分が読んでいいのかためらっていて、まだ読んでいないようだと教えてくれた。
津野も何かに迷っているなら、なおさら読んだ方がいいと言う。

夏は意を決して、弥生の部屋の前で帰りを待った。

引用元:フジテレビ

夏は本音を伝えて…

引用元:フジテレビ

→夏が本音をぶちまけれたのは父 基春と会った影響かも?

夏は子どもがいるって知ってから思ったことを正直に弥生に話した。
子どもがいると知って面倒だと思ったこと、弥生とふたりでいたいと思っていたこと…
でも今は海のことが大切で、弥生がママになってくれたらうれしいし、楽になると思ったこと…
ひとりで親になるのが不安だったと…
弥生の変化は感じていたが、3人でいたいと思ったから見ないふりをしていたこと…
自分の思い通りにしようとしていたこと…

弥生は自分がどうしたいかわからなくてつらいと言った。
弥生は自分の気持ちを整理する時間が欲しかった。

引用元:フジテレビ

夏は水季の手紙は母親になる人に宛てたんじゃなくて、夏が親になることを一緒に悩んでくれた人に宛てたんだと思うから、弥生に読んで欲しいと伝えた。

「俺は別れたくない。3人でいたい」

水季の手紙(全文掲載)

引用元:フジテレビ

その夜、弥生は水季からの「夏くんの恋人へ」宛ての手紙を読むことに。

水季は弥生が産婦人科で書き留めたメッセージを読み、海を産むことにした。
水季が背中を押された「他人の言葉」が、今度は弥生自身に返ってきたのだった。

引用元:フジテレビ

→第6話 弥生のメッセージを読む水季(弥生メッセージ全文あり)

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弥生の本音

弥生は夏の部屋を訪れ夏に本音を話し始めた。

引用元:フジテレビ

誰かの役に立てていると安心した。
最初は居心地が良かったし、なりたかった母親にもなれる…何の不満もなかった。
でも3人じゃないと気づいた。どこかにずっと水季が居て、奪い取ったような申し訳なさと、自分だけ水季を知らない疎外感で、3人でいるのがだんだんつらくなっていった。
ふたりのことは好きだけど、ふとりといると自分が嫌いになる…
「やっぱり、わたしは月岡君とふたりでいたかった」

引用元:フジテレビ

その先を夏が促すと、弥生は意を決して言った。
「海ちゃんのお母さんにはならない」
「月岡くんとは別れたい」

今度は弥生が夏の本音を促した。
「どちらか選ばなきゃいけないなら…、海ちゃんを選ぶ」

引用元:フジテレビ

その言葉に弥生は笑顔で「よかった」と応じた。
「好きな人と離れても自分が納得できる人生と、つらい気持ちのまま ふたりのために生きる人生…自分を選んだ。だから同じ。よかった…」

帰る弥生を夏は駅まで「今日が終わるまで」と手を繋いで送っていった。
ホームのベンチに座り終電までまっていたが、弥生がふと水季の手紙を読んで別れることを決めたと話し出した。
水季のことを好きになったし、海のことも好きなままでいられる。読んでよかったと。
引き留めようとした夏を弥生は遮って電車に乗った。
「頑張れ パパ。応援してる」

引用元:フジテレビ

後日、夏は南雲家に赴き、海と二人で暮らそうと思っている決意を朱音に伝えた。

…第9話あらすじ ここまで…

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次回予告 9月9日放送予定 第10話

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海のはじまり 第9話の気になるポイント

第9話は「弥生回」でした。
ついに弥生のモヤモヤが「別れ」のかたちになってしまいました。

弥生の背中を押したのは… 弥生のメッセージvs水季の手紙

引用元:フジテレビ

間違いなく「水季の手紙」ですね。
ただ、そこに書かれていたのは過去に中絶するために訪れた産婦人科で偶然を水季が目にし、海を産もうと決意した「弥生の言葉」でした。
水季と弥生はお互いに顔を合わせていない(水季は夏のアパートにいって見かけたことがある)のに、お互いに重要な決断をするときの重要な要素となっていました。
ある種の運命的な繋がりですね。(若干、ホラーの要素すら感じます)

「他人に優しくなり過ぎず、物分かりのいい人間を演じず、ちょっとずるをしてでも自分で決めてください。
どちらを選択しても、それはあなたの幸せのためです。」

ただ、この「自分の思うように」というブーメランを受け、本当に幸せになれるのでしょうか…
自分の言葉だと気づいて、思い直すのでは?という期待を込めて、結果的に弥生が自身の言葉を覆して、夏と海の元に帰ってくることを想像したいですね。

→参考:第6話の弥生のメッセージ(全文)

→水季の手紙(全文(再掲))

津野への電話

引用元:フジテレビ

このシーン、正直言って「?」でした。
必要ですかね?
夏が弥生のことで津野に相談するって…ありますかね?
夏自身、津野とはそんなに打ち解けてないですよね。
そもそも水季のことでなら、わからなくも無いですが、弥生のことで???
夏、ヤバいやつか?

不思議なシーンで、一切共感できませんでした…ごめんなさい。

実際は、弥生がいまだに水季の手紙を読んでいない事実を知るという場面で、その後の水季の手紙を読むように促す場面に繋がるのはわかります。繋ぎのシーンとして。
だから前回の弥生が津野訪ねていくという「謎シーン」があったのかと。
ただ、この一連の持って行き方が、不自然というか、モヤモヤしましたね。

出会った頃の夏の評価が高った件

引用元:フジテレビ

第9話冒頭は、夏と弥生の出会った頃のエピソードでした。
そこでの弥生の夏の評価は…

「(~真面目で一生懸命よね)そうなんですよ。気遣いできるし聞こうとしてたこと 先回りして資料準備してくれてたり。物腰柔らかいから、細かいことも相談しやすいし、おごらず謙虚。何より優しい」

この時点で、完璧。

が、反面、本音を言わない、なのに不用意にひとを傷つけてしまうワードセンス、声が小さい、判断は人任せ、とかなりのモラハラ属性。
でも、ひとには好かれる。

だからか、何となくモヤモヤイライラするが、共感してしまう部分が多い不思議な男である。

まとめ

第9話は、弥生と夏のお別れの回でした。
海の「母親になれない」のではなく「母親にならない」とこを決めた弥生でしたが、その背中を押したのは水季からの「夏くんの恋人へ」という手紙。

手紙には、なんと過去に弥生が中絶した時に産婦人科に残した同じ悩みの誰かに宛てたメッセージに書いていった内容でした。
そのメッセージを偶然読んだ水季は背中を押され海と産むことを決意した…
そのことが当人どうしは知らずにブーメランのように弥生の背中を押しました。

弥生が、自分の言葉を乗り越えて夏と海の元に帰って来てくれないかなぁと思わずにはいられません。
じゃなかったら、このドラマは誰が幸せになれるんですかね…

次回、海との暮らしを決意した夏が、現実のいろいろな問題に直面していくようです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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