産廃処理場での健康被害訴訟はやがて大企業に辿り着く？…親子共闘への序章！？…『モンスター』第10話 見逃しあらすじ エピソード別独自相関図

こんにちは、こみみに編集部のマーロウです。
前回第9話では、23年前に世間を騒がせた「呪いの絵」事件から繋がる12年前に粒来が失踪した理由、闇バイトの指示役と目される「キング」の出身地…すべてが「群馬」に繋がっていった…という展開でした。

第10話では、接点は群馬…故郷の産廃処理場を訴えたいというさくらが相談に来た。さくらが訴えたい企業サカミクリーンの顧問弁護士が粒来だった。しかし粒来の真の狙いは別にあり…と言う展開です。

※以降ネタバレ含みますので、ご注意ください。

モンスター　第10話　見逃しあらすじ（ネタバレ注意）

群馬から神波（趣里）を頼ってきた横沢さくら（前田敦子）の話しでは、15年ぶりに故郷の山遥村に戻ってみたら村の様子がおかしく、両親も元気がない、庭も荒れている…自分がいない間にできた産廃処理場 サカミクリーンのせいなので訴えたいと…。
早速調べ始めるとサカミクリーンの顧問弁護士は神波の父 粒来春明（古田新太）だった。

山遥村での水質調査

さくらと一緒に山遥村を訪ねた神波はさくらの母 あやめの拒否反応を見て、杉浦（ジェシー）とカップルを装い村人たちにサカミクリーンのことや環境汚染のことを聞いて回ったが、誰もがその話題を避けていることを感じる。

神波はさくらに仕事を受けることを伝え、早速サカミクリーンに訴状を送り粒来と接触を図った。
調査があるときは粒来の部屋に泊めてもらうことになったが、粒来からは気になることを言われる。
「この部屋に長居はするな」
「水道水は飲むな」

早速、村の各所から水質調査サンプルを採取する。

14年前の出来事

着々と調査を進める神波らにさくらの母 あやめが話したいと言ってきた。

14年間にサカミクリーンの建設計画が持ち上がった時、最初は反対住民が多かったが村へのメリットが大きいことで賛成に回る住民が増えてきた。
決め手は建設された場合にサカミクリーンからひと世帯100万円の謝礼金が出ることになり内海泰造ひとりを残して賛成に回ってしまった。
内海は環境汚染の心配からサカミクリーンを訴えようとし建設が白紙になった。
だが、その直後内海は自殺してしまい、建設は再開された…。

内海泰造はさくらの幼馴染 内海拓未（前原滉）の父親であった。
あやめは14年前のことが繰り返されるかもと心配になり、さくらと神波らを止めたかったのだ。

そんな時、城野（中川翼）から情報がもたらされた。
闇バイトの指示役と目されている「キング」こと土居がサカミクリーンで働いていた過去がわかったのだ。

いろいろなことが繋がりだし…

14年前のことで内海泰造が相談していたのが粒来（神波）春明だった。
キングはサカミクリーンの元従業員…。
サカミクリーンは反社のフロント企業であり、現在の粒来は反社の顧問弁護士…。
粒来は内海泰造の自殺のあと、なぜか弁護士登録を取り消し、今年になって再登録をした…。

さくらが集めた情報によると内海匠未は2年ほど前まで山遥村に居てサカミクリーンで働いていたという。
現在の所在は誰も知らない…。
神波は内海匠未の所在を城野に探してもらうことにした。

一方、事務所に水質検査の結果が届いたが、基準値を超える 健康被害の証拠になるようなものは何も出なかった…。

裁判①

環境汚染の物的証拠がないままに裁判が始まってしまった。

神波は山遥村の農作物収穫量の低下や同じく人口減少が過去の環境汚染の実例と似ていることと、サカミクリーンが建設時に住民に支払った「謝礼金」について、環境汚染や健康被害がでても口外しないという意味での謝礼ではないかと推論した。

ところが、粒来から環境汚染があるなら原因物質があるはずだと指摘され、反論できなかった。

内海匠未の正体

城野が内海の所在を突き止めたが、山遥村でのことは話したくないと断られた。

杉浦は内海の尾行をしつつ会話の糸口を探していた。
一方、神波は山遥村で聞いた覆面ラッパー I:Zack（アイザック）が誰なのかを城野に調べさせた。

覆面ラッパーのi:Zackの正体は内海匠未だった。
内海にさくらの裁判での証言を依頼したが断られた。逆にさくらに裁判を止めさせるように言い残した。
その後杉浦の必死の説得で、内海は裁判での証言をすることに。

裁判②

I:Zackとして現れた内海は証言台に立った。
サカミクリーンでの健康状態について「ある仕事」をしている人は短期でも体調がわるくなるといわれていた。
「ある仕事」とは帝東電機からの廃棄物を扱うものだ。

神波は、内海の証言をきっかけに 被告側サカミクリーンに対して従業員の健康データの提出を求めた。

裁判③

なぜかサカミクリーンは明らかに自分たちに不利なデータを提出してきた。
勤務年数と肝臓腎臓の数値の相関関係などを提示すると、被告側サカミクリーンの社長は健康被害を認め謝罪した。
神波は裁判官に対し、責められるべきはサカミクリーンではなく、帝東電機ではないかと指摘した。
その時、粒来は微笑んでいた。

本当の敵に対して、まさかの共闘！？

サカミクリーンは帝東電機を訴えたくてもできなかった。
反社のフロント企業が大企業を訴えても裁判は不利に動く可能性が高い。

粒来の目的は、サカミクリーンが勝つ可能性を高めるために、この裁判の流れで神波に帝東電機を告発させることだった。

お互いの狙いが一致した粒来と神波だったが、突然粒来が痛みに倒れてしまう…。

～～第10話　ここまで～～

次回予告　最終回 第11話　12月23日放送予定

モンスター　エピソード相関図　第10話

大草法律事務所

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第10話 エピソード相関図

まとめ

モンスター　第10話はいかがでしたでしょうか？
ついに粒来との最終決戦。
と思いきや、粒来の追っているターゲット攻略にまんまと利用された亮子だったが、共通の敵に向かって共闘する流れがムネ熱でした。
が、その直後粒来の体調が急変！？
さて、来週最終回にこのゲームをふたりで「攻略」できるのか！！！？？？

最後まで読んでいただきありがとうございました。