こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
土ドラ9『花咲舞が黙ってない』、第5話でついに半沢直樹が登場、劇団ひとりさんという配役にSNSは大いに盛り上がりました。
第6話は銀行内の悪事の成敗はなく、舞、相馬、昇仙峡の想い、そして相馬の同僚で昇仙峡の元恋人・川野の死の真相が明らかになるという回でした。
終盤への布石となった第6話のあらすじ、キャスト、相関図などをお伝えします。
※本記事はネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。
第6話~死んでいない恋人!?~
亡くなった娘の口座が生きている?
今回の臨店は神保町支店。
臨店を終えた舞(今田美桜さん)と相馬(山本耕史さん)は、花咲健(上川隆也さん)とともに健の馴染みの寿司屋・かど勘でお寿司を堪能していました。
そこで常連客の谷原道代(宮崎美子さん)と出会い、「5年前に亡くなった娘・奈保子(堀田茜さん)の産業中央銀行の口座が、亡くなった後も生きていた(入金・引き出しがされていた)」という話を聞きます。
奈保子さんは”もやもや病”を患っていて、「自分で薬を作ると」という意志で製薬会社に勤めていましたが、その会社が倒産し、会社の荷物の整理をしていたときに倒れ、そのまま亡くなってしまいました。
舞の「知りたいですか?」との問いに「知りたいです。いい事でも悪いことでも、娘の生きた証ですから」と返す道代、その想いに共感した舞は口座の謎を調べることを申し出ます。
ヘブン製薬とブレインリーチ
産業中央銀行の神保町支店に「4年前の防犯カメラの映像は無いか?」と聞きに行ったが追い返されてしまった舞に、相馬は、奈保子が働いていた製薬会社・ヘブン製薬が臨店先の神保町支店と取引があったことを伝え、ヘブン製薬について内部から調査を開始します。
倒産当時、神保町支店に勤務していた柴崎(飯尾和樹さん)から、ヘブン製薬は”もやもや病”の新薬を開発する会社だったが、出資会社が引き上げたため倒産したことを聞きます。
奈保子の口座に入金があった時期と、ヘブン製薬が倒産した時期が近いのが偶然なのか疑問を持ち、社長だった平岡(田村健太郎さん)に話しを聞こうとしますが行方がわかりません。
翌日、舞は”もやもや病”の新薬を開発をしているベンチャー企業・ブレインリーチが、ヘブン製薬の倒産と近い時期に設立したことを知ります。
ブレインリーチと平岡に何か関係があるのではと考えた舞と相馬は、ブレインリーチのCEO・香坂(猪塚健太さん)に話を聞きに行きます。
香坂に「平岡の今どこにいるか知らないか」と質問すると、明らかに何か隠すような態度で「お答えできることは何もありません」と舞たちを追い返します。
2人が立ち去ると、高坂は誰かに電話し「東京第一銀行の奴らがヘブン製薬のことを嗅ぎ回っている」と伝えます。
電話の相手は、舞たちが探していた平岡でした。
昇仙峡の元恋人・川野
その夜、舞は偶然酔いつぶれている昇仙峡(菊地凛子さん)を見つけ、”花さき”に連れて行き介抱します。
目覚めた昇仙峡は舞に亡くなった恋人のことを話し、元恋人の思い出を語る昇仙峡に舞は涙します。
そして昇仙峡は舞に「川野(平原テツさん)は銀行の先輩」と言うのでした。
その頃、近所の居酒屋では、健と相馬が2人で飲んでいました。そこで健は相馬に、舞が中学生の頃に母親を亡くしていたことを伝えます。
相馬は、道代の気持ちがわかると共感していたことに納得し、自分も同期だった友人を突然亡くしたことを健に話します。
生きた口座は奈保子の意志だった
翌日、舞と相馬は再び高坂の元を訪ね、平岡と大学の同級生だった高坂が、平岡を助けたのではないかと指摘します。
「その秘密を暴きたいのではない」と相馬は言い、舞は「知りたいのは、奈保子さんの口座を誰が何のために使ったのか。お母様から相談されて調べている」と事情を説明し、「奈保子の口座を使ったのは平岡ではないか?」と質問します。
状況を理解した香坂は、平岡が奈保子の口座を使ったことを認め、それを提案したのは自分だと告白します。5年前、ヘブン製薬が倒産したのと同時期に平岡の父が他界、遺産を債務の返済に充てようとした平岡に、香坂は遺産をどこかに移し、新会社を作ってそこで開発を続けることを提案します。
奈保子の「自分の口座を使ってほしい」との申し出に、平岡は奈保子に迷惑を掛けられないと断っていたのですが、資金を移そうとしていた矢先に倒れてしまいます。
奈保子の遺志を受けて彼女の口座に資金を移し、ブレインリーチを立ち上げたのでした。
舞と相馬は平岡に会いに行きます。
「奈保子さんは平岡さんの恋人だったんじゃないですか?」と聞く舞に、平岡は「彼女は、僕の大切な人でした」と認めます。
舞は平岡に「道代さんに会いに行ってもらえませんか?」とお願いするのですが、平岡は「どうお詫びしたらいいものか。そうしてる間に時間が経ってしまって。。」と躊躇します。
そんな平岡に舞は、優しく決め台詞を言います
お言葉を返すようですが・・・
「いつかなんて言ってるうちに2度と会えなくなることもあるじゃないですか」
「今なら間に合います」と平岡を諭します。
舞の言葉に心を動かされた平岡は、ついに寿司屋・かど勘で道代と会うのでした。
相馬の同僚・川野
数日後、舞は「同期の方のことを健から聞いた」ことを相馬に話します。
病気が原因かと聞く舞に、相馬は「自殺したんだよ。川野って言うんだけどな」と。
「その方って、もしかして昇仙峡さんの恋人だったり…」と舞は驚きを隠せずにいたのでした。
相関図
※画像をタップすると拡大できます。
第6話ゲスト
谷原道代/宮崎良子
寿司屋・かど勘の常連客。
“5年前に亡くなった娘・奈保子の口座が生きている”ことを舞達に相談する。
谷原奈保子の母。
谷原奈保子/堀田茜
道代の娘。
5年前に死去。
ヘブン製薬の元社員。
平岡秀紀/田村健太郎
ヘブン製薬の元社長。
亡くなった奈保子の元恋人。
香坂遼/猪塚健太
ブレインリーチのCEO。
平岡とは大学時代の同級生で、ヘブン製薬倒産後、”もやもや病”の新薬開発を継続するために会社を設立する。
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昇仙峡が突然のキャラ変!?
これまで、表情を変えず、淡々と不祥事を隠蔽してきたクールな昇仙峡。
第6話では、酔っぱらって千鳥足になったり、川野との思い出を優しい表示で舞に話したりと、これまでのイメージを一変させました。
舞の真面目な性格が川野と似ているので、昇仙峡が舞に興味を持って、自分の過去を舞に話したんですかね。
昇仙峡をクールに変えたのは川野の死が影響していそうです。
今後、川野の死がドラマにどのような影響を与えるのか、見どころの一つです。
第7話予告
まとめ
今回は、これまでの銀行の悪事を暴くのではなく、舞、相馬そして昇仙峡の過去が語られる、いつもとは違った回になりました。
少しおとなしめにも感じましたが、逆に7話以降に大きな出来事が起きるのではないかと予想される回となりました。
半沢直樹も再び登場するようですので、終盤に向けての怒涛の展開に期待です。
最後までお読みいただきありがとうございました。