こんにちは、こみみに編集部のマーロウです。
「海のはじまり」本編も佳境を迎えています。
8月26日は第9話の放送が休止になり、代わりに津野と水季の物語「恋のおしまい」が放送されました。
水季が地元に戻って、親に世話にならずに海を出産、その後の発病から闘病を経て、最期まで近くで見守って寄り添っていたのは津野君でした。
そんなふたりの物語を「見逃しあらすじ」として振り返りましょう。
3年前の海ちゃんは、海ちゃん役 泉谷星奈ちゃんの妹 泉谷月菜ちゃんが演じてましたね。
※ネタバレ含みますので、ご注意ください。
海のはじまり 特別編 『恋のおしまい』見逃しあらすじ(ネタバレあり)
過去記事から最新話をkomiminで振り返り
・海のはじまり 第1話~第2話 まとめ
・海のはじまり 第3話
・海のはじまり 第4話
・海のはじまり 第5話
・海のはじまり 第6話
・海のはじまり 第7話
・海のはじまり 第8話
・特別編『恋のおしまい』 ←この記事はココ
・海のはじまり 第9話
・海のはじまり 第10話
・海のはじまり 第11話
・海のはじまり 最終回(第12話)
お互いを思いやるふたり
2021年 東京オリンピックが開催されている夏
水季と津野は、お互いに思いながらもはっきりと伝えられない同僚としての関係を続けていた。
今朝もお互い頼まれてもいないのに、水季は津野が食べるかもとおにぎりを作り、津野は水季が食べるかもとコンビニでグミを買っていた。
勤め先の図書館に到着しそうになった水季は津野の姿を見つけた。
とっさに靴紐を結びなおし、津野が来るタイミングを合わせた。
津野は水季をデートに誘う
津野は思い切って、ふたりで出掛けないかと誘うが、水季は津野のことを好きにならないように自制していると言う。
理由を尋ねる津野に、水季は今朝 津野が食べるかもと作ったおにぎりをすすめながら…
「ごはんの時に考えている人って、あれだなぁって、すでに…」
ほとんど告白されたに近い状況に、津野は改めてふたりでどこか…と誘うと、水季は食い気味に応えた。
「行きます!」
津野とのお出かけ
海とつつましく暮らしている水季は、100均のペディキュアを買い、塗って楽しい気分になってきた。
デート当日に海を預けに実家に行くと、申し訳なさそうにしている水季に対して様子を察した母親 朱音は、
「子どものこと、忘れていい日もあるのよ」
と声をかける。
津野とのデートは楽しいが、
バスで移動しながら、名前の話しで盛り上がったが、
最後は海の名前の意味を話した。
だが、夏のことは伏せた。
食事もファミレスに行った。
ここでも最後は海の話になった。
プラネタリウムに行ってみたものの、水季は日頃の疲れのせいか寝てしまう。
せっかくのデートが…
プラネタリウムを出ると、朱音から着信があったことに気付き折り返した。
海が水族館に行きたいから連れて行く、レストランを予約したから外で食べる、あなたもゆっくりしてきなさい…と。
水季が考え大事にしてきたことが裏目に出てしまい、親とかみ合わないと津野に愚痴った。
水季はイルカが好きな海がはじめて本物のイルカを見るときに一緒に行きたかったのだった。
だから、津野からの水族館の提案も断っていたのに…
水季は、せっかく津野と二人でいるのに子供とお金の話しばかりしていることを反省した。
津野は、遊びに行くんじゃなくても、子どもがいないからしておきたいことあれば手伝うと言ってくれる。
そんな津野に甘えて、一緒に部屋の片づけをすることに。
思いは通じているのに…
片付けや下拵えなどしている二人だったが、水季はふとしたことで再び子育てとお金の話をしてしまう。
そんな水季に津野は一緒に暮らさないかと言う。
水季は津野のことを海のお父さんとしてどうかなと考えてもいたが、それは良くないと決めていた。
海がいるから、絶対忘れられない。海の父親のことを…
津野の思いを受け入れないのは、津野のためを思ってではなかった。
「相手のためを思うなら、付き合っていますよ。両想いなんだから…」
海が一番だって決めて産んだのに、このひとと二人きりになりたいとか、このひとの子どもが欲しいとか、なるのが怖い。ふたりでいるのが楽しいって、なり過ぎるのが怖い…と。
津野は水季の思いを理解した。
海を迎えに行った水季と津野。
津野は水季の手を握ろうとするが、水季ははぐらかし間に海を入れるのだった。
帰り道、海は水族館でイルカを見るのを我慢したと言った。
はじめてのイルカは水季と見ると。
海は、自分の事を1番に考えてくれる水季の思いを感じていたのかも。
恋のおしまい
図書館で芽衣子がそれとなく声をかけたが、ふたりの間になにも進展が無かったと感じた。
「なにかはじまるのかと思っちゃった」
水季は首を振った。
職場の休憩時間
津野は水季に「頼れる人が出来たら、俺はもういいし…」と伝えた。
水季は津野を指し言う。
「わたし、こんな…相手にも、お父さんにも、いい人をやめといたんですよ」
「もうおしまいです。楽しいことはもういい。十分楽しかったし」
水季と津野に日常が戻った。
津野はコンビニに昼ご飯を買いに行くが、デザートを手に取り棚に戻した。
水季は余ったご飯をおにぎりにせず、ラップで包み冷凍庫にしまい、海に声をかけた。
「海、起きて」
…特別編「恋のおしまい」あらすじ ここまで…
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・海のはじまり 第3話
・海のはじまり 第4話
・海のはじまり 第5話
・海のはじまり 第6話
・海のはじまり 第7話
・海のはじまり 第8話
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・海のはじまり 第10話
・海のはじまり 第11話
・海のはじまり 最終回(第12話)
次回予告 9月2日放送予定 第9話
まとめ
今回は特別編「恋のおしまい」が放送されました。
水季が夏の前から姿を消し、亡くなるまでの間の恋の話し。
お相手は同じ図書館勤務の同僚 津野くん。
お互いに思いを寄せながら、水季の真面目だが勝手にも見える拘りによって「おしまい」になってしまった2021年の夏の話しでした。
海を産むと決めたときに「海が一番」と決めた自分に従った芯の強い女性でした。
一方、津野君は物わかりが良すぎて少しイライラしましたね…
なぜ、津野君が夏につらく当たったのか?
その心情を補完した話しでした。この話が無かったら、津野君はただのわがままな片思い野郎だったので、結果的に理解が深まりましたね。
さて、この話を踏まえて、来週9/2放送 第9話の本編に戻ります。
今までは津野君にも水季にも気持ちが入りませんでしたが、受け止め方が変わりそうで楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。