こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。今回は、アリナミン製薬『アリナミンナイトリカバー』のCMで山崎育三郎さんが歌っている曲についてお伝えします。
山崎さんが歌っているのは、クラシックの曲に、商品の特徴を伝える歌詞を乗せている曲なんです。CMは2パターンあるのですが、今回は「寝る前に飲めば」編について、イナバウアーとの関係も含めてお伝えします。
元の曲は『トゥーランドット』の『誰も寝てはならぬ』
『寝る前に飲めば~♪』の歌い出しで始まるCM、「寝る前に飲めば」編はこちらです。
このCMに使われている元の曲は、プッチーニ作曲の歌劇『トゥーランドット』の中の一曲『誰も寝てはならぬ』です。
アリナミンナイトリカバーは、寝ている間に疲労回復する効果がある商品なのに、そのCMの曲に『誰も寝てはならぬ』を使うなんて、洒落がきいてますよね。
原曲はこちら
実際の歌劇『トゥーランドット』の『誰も寝てはならぬ』はこちらです。
これは、1994年のサッカーW杯・アメリカ大会決勝の前夜祭のもので、当時40億人が見たと言われている名演です。
歌っているのは、当時3大テノールの一人と言われたルチアーノ・パヴァロッティ。
パヴァロッティの重厚な歌い方と、山崎さんのミュージカル風な歌い方、全然雰囲気が違っていて面白いですよね。
『誰も寝てはならぬ』といえばイナバウアー!
この『誰も寝てはならぬ』は、2006年トリノオリンピックのフィギアスケート競技で、金メダルを取った荒川静香さんのフリーの演技でも使われました。
優雅に流れる『誰も寝てはならぬ』をバックに、大きく背中を反らしたイナバウアーを演技する荒川さんがとても印象的です。
この曲を聞くと、荒川さんのイナバウアーを思い浮かべる方も多いんじゃないでしょうか。
山崎さんが歌うCMの曲と、荒川静香さんが演技で使った曲、イメージが全く違うので、別の曲に聞こえますが、実は同じ曲だったんです。
さいごに
今回は、アリナミン製薬さんの『アリナミンナイトリカバー』のCM「寝る前に飲めば」編についてお伝えしました。次回はもう一つの「新しい朝」編についてお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。