こんにちは、こみみに編集部のマーロウです。
前回第10話では、夏が海と暮らすために奔走し、色々な現実に向き合いました。
今回第11話は、海との暮らしがはじまり、親子になっていく二人の間にすれ違いが生まれ…と言う展開です。
※ネタバレ含みますので、ご注意ください。
海のはじまり 11話 まるで観た気になる あらすじ(ネタバレ含む)
過去記事から最新話をkomiminで振り返り
・海のはじまり 第1話~第2話 まとめ
・海のはじまり 第3話
・海のはじまり 第4話
・海のはじまり 第5話
・海のはじまり 第6話
・海のはじまり 第7話
・海のはじまり 第8話
・特別編『恋のおしまい』
・海のはじまり 第9話
・海のはじまり 第10話
・海のはじまり 第11話 ←この記事はココ
・海のはじまり 最終回(第12話)
夏と海の暮らしがはじまる。
ふたりでの暮らしに気負う夏と不安な海
海は夏の部屋に引っ越すことで、南雲家での水季の存在を感じていた。
学校でも転校する最後の日に、夏美先生に水季のことを聞いた。
「いつも海ちゃんが一番大切って言ってた」
と聞き、嬉しそうにする海。
夏の部屋では、大和に手伝ってもらい海を迎える準備をしていた。
大和が「困ったことがあったら呼んでね」と声をかけるが、二人で頑張ると言う夏。
朱音と翔平が海を連れてきた。
「お邪魔しまーす!」と元気に言う海に、翔平は「きょうから『ただいま』ね」と声をかける。
別れを惜しむ朱音と翔平に海はぎゅっとハグした。
夏はその様子を見ながら、改めてふたりで暮らすと言う責任を強く感じていた。
ふたりで荷物を片付け、明日のお出かけの予定を決めて眠りついた。
海は何を思う
翌日、ふたりは海のリクエストでアパートの近くの図書館に出かけたが、なぜかすぐに出てきてしまう。
新しい学校への道順も心ここにあらずのようだ。
そのあと海が水季にもらった絵本を南雲家に取りに行きたいと言うので行ってみると、朱音が台所で泣いていた。
海と水季がいなくなって寂しくなったと言う。
アパートに帰ってきた海は夏にスマホを借り弥生に連絡した。
弥生と二人で美容院に行き、そのあとスイーツを食べに行った。
そこでわざわざ「ママの話ししていい?」と聞いて水季の話しをした。
弥生は海が水季のことことさら話したのが気になり、そんな海の変化を夏に伝えたが…
海は新しい学校に行き、友だちもできた。
しかし友だちの無邪気な質問になんて答えればいいかわからなかった。
「ママいないの?」
その夜、海は夏に言った。
「ママいたのに、いた感じしなくなっちゃった…」
夏は、海が寂しいから水季の話しをしてしまい、話すことでまた寂しくなっていると考えていた。
「俺はいなくならないから、ふたりで頑張ろう」
がんばろうとしている夏だが、海の思いとはすれ違っていた…
海、家出?!
今日もひとり学校から帰ってきた海は、鍵を開け宿題をはじめるが水季の写真に目をやり、鍵もかけずに部屋を出て行ってしまう。
夏が帰宅すると、海は出て行った後だった。
急いで海を探しに行き、津野との電話で水季の働いていた図書館に居ることがわかった。
海の無事に安堵し、迎えに行くことに。
南雲家も月岡家も安堵した。
夏も別れた父親と一緒に遊んだ公園に行きたがったり、大和もママのところに行くと勝手に出かけようとしたことがあったと言う。
いないのはわかっていても一緒にいた場所に行きたがる。
「なんだろうね あれ。いたって 実感したいのかな」
家出の意味
海は津野に話した。
夏が水季はいないから二人で頑張ろうというのが、受け入れられない。
海は、水季がいたことがわかっているが、夏はそれがわからないのではと思っていた。
水季はもういないから忘れた方がいいのかと悩んでいた。
海は、夏が「もういない水季のことは忘れて、ふたりで頑張ろう」と言っていると感じていたのだ。
海にはそれが耐えられなくて、だから水季の存在を感じられる図書館に来たのだった。
夏が図書館に迎えに行くと、朱音が海を迎えに来たと言う。
海がおばあちゃんちに行きたいと言ったのだった。
お詫びと御礼をし南雲家に向かおうとする夏を津野は呼び止め、海の本心を伝える。
水季のことを「いる」「いない」の話しをしているは夏だけだと。
「いた」「いなくなった」の話しをしているんだと…
理解できていないような夏の表情に津野がいら立ちをぶつけてしまう。
「わかんないですよね…、南雲さんがいた時も、いなくなった時も、お前いなかったもんな!!」
夏と海の気持ちのすれ違い
南雲家に行った夏は海と話す。
夏は海がひとりで待っているのが寂しくて図書館に行ったと思い、ひとりで図書館に行くのはやめてほしいと伝えた。
海は、水季とふたりだった時は寂しくなかった。夏がいなくても寂しくなかったから、夏とふたりで大丈夫だと思っていたと言う。
ところが夏とふたりだと寂しかった。
水季がいなくて寂しくなって、図書館に行ったと…
夏は自分が海の話しを聞けてやれなかったと反省して、帰っていっぱい話そうと促すが、海は拒否するようにベッドに入ってしまう。
「海のせいで みんな 寂しいって」
弥生と別れたことも海は自分がいるせいではないかと言う。
おばあちゃんとおじいちゃんも海が出て行ったせいで寂しくしている。
津野も、遠くなるから会えなくなっちゃうねと言っていたと。
海は、みんなが寂しいのは自分がいるせいかと聞く。最初から自分がいなければ良かったのかと…
夏はショックを受けるが、強く否定した。
「そういうこと言わないで…、いなければ良かったとか、そんなの無いから。もう絶対言わないで」
海は水季も寂しそうだったと話す。
続けて夏に問いかける。
「なんで一緒にいてくれなかったの?」
「まだ、パパじゃなかったから?」
「何で ママいたとき パパになってくれなかったの?」
この時の夏は水季が出産したことを知らなかった…
海は夏への不満を口にする。
「何で ふたりでって言うの?」
「何で ママいないって言うの?」
海は水季の存在をないものとするような言い方をする夏に思いをぶつけ部屋を出て行った。
「海、ママとずっと一緒にいたもん!」
「いなかったの 夏くんじゃん!」
…第11話あらすじ ここまで…
過去記事から最新話をkomiminで振り返り
・海のはじまり 第1話~第2話 まとめ
・海のはじまり 第3話
・海のはじまり 第4話
・海のはじまり 第5話
・海のはじまり 第6話
・海のはじまり 第7話
・海のはじまり 第8話
・特別編『恋のおしまい』
・海のはじまり 第9話
・海のはじまり 第10話
・海のはじまり 第11話 ←この記事はココ
・海のはじまり 最終回(第12話)
次回予告 9月23日放送予定 最終回(第12話)
海のはじまり 相関図(勝手に相関図 セリフ重視)~ep11更新版
相関図 ~ep11
今田美桜さんが友情出演!
弥生が海を連れて行った美容室「スネイル」の美容師さんが『今田美桜さん』でした。
友情出演でクレジットされていましたね。
脚本の生方美久さんが2023年に脚本を書いた木曜劇場「いちばんすきな花」と同じ世界線という事に!
今田美桜さんは、その時の役「深雪夜々」として同じくスネイルの美容師役で出演されました。
そして、なんと「海ちゃん」こと泉谷星奈ちゃんは「深雪夜々」の幼少期を演じていたそうです。
粋な演出ですね。
海のはじまり 最終回に向けてのモヤモヤポイント
月岡 夏(目黒 蓮)
優しすぎて、気負い過ぎて、すべてを受け入れようとし過ぎて、空回り感が切ない。
海に理解してもらえるのだろうか…
幼い海には夏の優しさは理解できないだろうなぁ。伝え方もヘタクソだし。
海との二人暮らし&子育ては上手くいくのだろうか…
数日ですでにすり減ってそうだが。
誰か助けがあればいいのだが…、大和?いや、もしかして弥生??
海の気持ちを汲んでやれない今、水季からの最期の手紙の封印を切るか?
百瀬 弥生(有村 架純)
マジで戻ってきてほしい。夏と海は終末期に向かって行っている気がしてならない。
このままでは良い未来が想像できない。
救世主は弥生しかいないかも…
まとめ
第11話、ついにふたりで暮らし始めた夏と海の気持ちがすれ違っていき、海に胸の内をさらけ出させるのは酷だったなと。
しかし、夏はテンパっていて海の気持ちを汲めなかったと言う事だったが、テンパっている感じが外に伝わらないなぁ。
次回最終回で未来を描けるのでしょうか…
弥生さんに戻ってきてもらうしかない。
まさかの夏がまだ読んでいない水季の手紙を読んで「がんばろ」って終わり方はないよなぁ。
ところで、津野のブチ切れ心情は、特別編「恋のおしまい」があったから理解しやすかったですね。
そりゃブチ切れてもいいよ。って思えましたね。
これが無かったら、津野、ヤベー奴な。認定で終わっているかも。
→津野と水季の物語 海のはじまり 特別編『恋のおしまい』
Tverで配信中サイドストーリー『兄とのはじまり』全4話もおすすめです。
大和(木戸大聖)視点で「夏」、「水季」、「弥生」、「海」との関りが補完されます。
まだの方は是非ご覧ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。