こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。今回紹介するクラシックの名曲が使われているCMは、鈴木保奈美さんが出演されている『DOCTOR DEVIAS(ドクターデヴィアス)』の「プラチナAX Wシリーズ」です。このCMにはショパンのピアノ曲をアレンジした曲が使われています。
使われているのはショパンの『革命』
今回紹介するCMは、10月から放送が開始された、鈴木保奈美さんの「新しい出会いは、私を満たす」というセリフで始まる、『DOCTOR DEVIAS(ドクターデヴィアス)』・「プラチナAX Wシリーズ」のCM『新しい出逢い』編です。
実際の映像はこちらになります。
バイオリンの情熱的な演奏が恰好良いですよね。
このCMで流れている曲の原曲は、ショパンのピアノ曲『革命』です。
ショパンの有名な曲の一つで、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
正式な曲名は『練習曲作品10-12』で、『革命のエチュード』とも言われています。
実は『革命』という曲名は、ショパン本人が名付けたものではないと言われています。1831年、ショパンが生まれたポーランドで、ロシアからの独立を目指した革命が起きます(革命は失敗)。フランスに亡命していたショパンは革命に参加できず、この時期に作曲した曲には怒りの感情を込めたと言われていて、『革命』もこの時期に作られた1曲です。この曲を初めて弾いた友人のリストが『革命』と名付けたと言われていますが、曲の雰囲気や激しい旋律が、怒りや憎しみを連想させ、リストが『革命』と名付けたのもわかる気がします。
原曲と聞き比べ
原曲は、Youtubeでチャンネル登録数146万人のピアニスト・CANACANAさんによる演奏です。
CANACANAさんの演奏は、1音1音を大事にしながら弾かれていて、とても素晴らしい演奏です。
CMは、出だしはピアノによる演奏で、原曲通り始まりますが、鈴木保奈美さんがセリフを言った直後に、バイオリンが旋律のリズミカルな曲調にアレンジされたものに変わります。『革命』の曲のイメージを崩さず、それでいてバイオリンが奏でる旋律が情熱的でとても良いアレンジになっていると思います。
Berryz工房の『ジリリキテル』でも使われていた!
ハロプロに所属していたBerryz工房の10枚目のシングル『ジリリキテル』のイントロと間奏に『革命』が使われています。
ギターの演奏からイントロが始まるのですが、ギターの演奏が終わると突然『革命』のメロディーが流れ始めます。
もう10年近く前の曲なのですが、アイドルソングのイントロにクラシック曲を使うなんて斬新だな、と感じてしまいます。さすがつんく♂さんですね。
今回は『DOCTOR DEVIAS(ドクターデヴィアス)』さんのCMについてお伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。