こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
土ドラ9『花咲舞が黙ってない』、第3話が放送されました。
第3話を振り返って、あらすじ、相関図をお伝えします。
※本記事はネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。
第3話
今回の臨店は名門・銀座支店
とある雑居ビルの一室。
反社らしき男が、「金がないんだったら殺すしかないね」「お前んとこの腐りかけた会社寄こせ」などと誰かを脅しています。
場所は変わって東京第一銀行、舞(今田美桜さん)と相馬(山本耕史さん)の元に柴崎(飯尾和樹さん)が臨店指示書を持ってやってきます。
今回の臨店は銀座支店。
銀座支店は歴代の役員を輩出している名門店舗、歴代の支店長は、牧野頭取、紀本経営企画部長(要潤さん)、業務統括部の小倉部長(矢柴利博さん)など、そうそうたる面々が名を連ねます。
取引先が詐欺に加担!?
銀座支店で起こったトラブルは振込ミスでした。
近々新規の融資を控えている取引先のアクアソートから 4月16日付けで3,000万円の振込依頼を受けたのですが、融資課のアクアソート担当の坂野の確認ミスで4月17日にしか振込ができないことが判明します。
アクアソートの社長・田沼(犬飼貴丈さん)から期日通りに振り込めないことへの強い抗議があり、西原支店長(大野泰広さん)の判断で”かぶり”での振込を行います。
※かぶり:銀行が一時的に資金を建て替えること。
坂野からの依頼で、舞と相馬は振込先の”シンバシサービス”への謝罪に同行するのですが、着いたところは冒頭で脅しが行われていた雑居ビルでした。
“シンバシサービス”は営業コンサルというものの、机の上には大量の通帳と入金カードが無造作に置いてあり、まるで詐欺のアジトのような雰囲気です。
そして事務所の奥には、冒頭で脅しをしていた男性が座っていました。
舞たちが中に入ると、いかにも反社らしい男性が通帳を急いで隠します。
社長も経理担当者も出てると直ぐに帰るようにぶっきらぼうな態度をとります。
挨拶だけで”シンバシサービス”を後にした3人、相馬が退出間際に持ち出した紙には、オレオレ詐欺(特殊詐欺)を行っている形跡らしきものが書いてありました。
アクアソートが詐欺に加担している疑いを持った舞、アクアソートの通帳を確認すると、入金専用カードを使った不審な現金入金が多発していることに気付き、通帳を返しに行くとアクアソートに行くと言う坂野に同行することにします。
アクアソートで舞達を出迎えたのは、常務の土屋(中山求一郎さん)。
アクアソートの事業や理念に感銘を受けた舞ですが、余計に”シンバシサービス”と取引があることに不自然さを感じます。
舞は思い切って”シンバシサービス”に何を手伝ってもらっているかを聞くと、土屋は顔色を変え、歩合で営業をお願いしていると応えます。
入金専用カードでの銀行振込が多い事への指摘にも、現金取引の取引先が多いという回答で、確信のところは聞き出せませんでした。
アクアソートへの疑念を確認するため、舞と相馬は田沼に会いに行きます。
どうして”シンバシサービス”を選んだのかを聞くと、田沼は「知り合いの紹介」と歯切れの悪い返事しかしません。
舞と相馬は、アクアソートが詐欺に加担しているか、利用されていると確信します。
舞達の話しを聞いていた食堂の店主・福森(梅沢昌代さん)は、詐欺にあったときに田沼に助けられたと語り、田沼が詐欺に関わることは絶対にないと訴えます。
黒幕は小倉!?
田沼が詐欺に利用されていると考え、詳しい調査を始めた舞と相馬。
相馬は、新橋サービスは5年前に2度の不渡りを出して社長が交代、株主に佐藤寛治(山口祥行さん)がいることを突き止めます。
株主の佐藤は、舞達が”シンバシサービス”を訪問した際に奥に座っていた、冒頭で脅しをしていた男で、裏の社会では有名な”やくざ”です。
佐藤は、”シンバシサービス”を隠れ蓑にして詐欺行為を働いていたのです。
舞は、アクアソートから1年間に新橋サービスに振り込んだ営業報酬が3億円に上ること、そしてアクアソートにATMから入金専用カードで現金入金された金額がほぼ同額の2.98億円であることを突き止めます。
現金入金が新橋サービスからだとしたら、反社の資金がアクアソートを介して還流していることになります。
決定的な証拠を掴むため、舞達はATMの防犯カメラを徹底的に調べるのでした。
アクアソートとの新規融資の契約の場に、舞と相馬が現れます。
田沼と土屋に、アクアソートに現金入金しているの新橋サービスの男の写真を突きつけ、アクアソートが新橋サービスのマネーロンダリングに加担しているのではないかと問い詰めます。
アクアソートは4年前に経営危機に陥り、その時新橋サービスがアクアソートの株を3000万円で売り渡しました。
それ以来、田沼と土屋は、佐藤に逆らえなくなったのです。
西原支店長は激怒し、アクアソートへの新規融資は白紙になってしまいます。
謝罪する土屋の姿を見た田沼は、アクアソートに佐藤を紹介したのは、前の支店長で業務統括部部長の小倉だと激白します。
小倉は佐藤から多額の謝金をしていて、謝金を返せなくなった小倉は、佐藤から”腐りかけの会社よこせ!”と脅され、アクアソートを差し出したのです。
舞と相馬は小倉の元に向かい、新橋サービスにアクアソートを”マネーロンダリングに利用できる会社”として紹介したのが事実か問いただしますが、小倉はじゃれ事と言って認めません。
舞は事実を報告書に上げると小倉に言いますが、叩き潰すと強気です。
逆に、下手なことしたら銀行にいられなくすると脅してきます。
そ舞は恫喝にヒルムことなく、
望むところです!
と小倉に言い放ちます。
恫喝も含めて報告書に上げると告げて舞は立ち去ります。
小倉を成敗できない!?!?
報告書を書くために臨店班に戻る途中、昇仙峡(菊地凛子さん)と出くわします。
昇仙峡から、報告書にする必要はないと言われます。
それでも舞は、何を言われようと報告書を書くことを宣言します。
しかし、部屋に戻った舞に、今度は柴崎から今回の件はなかったことにすると言われます。
これは、銀座支店のスキャンダルだからでもなく、小倉を守るためでもなく、銀行を守る為だと舞に頭をさげます。
納得いかない舞に、相馬はこれ以上できることはないと諭すのでした。
佐藤は、身内から背中を刺されてしまいます。
アクアソートは会社をたたんで、社員を連れて新しい会社を興します。
そして小倉、彼はどこかの会社に出向となります。
懲戒解雇にならなかったことに不満をあらわにしながら舞は筋トレをするのでした。