こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
1月19日（日）に日曜劇場『御上先生』がスタートしました。
文科省のエリート官僚だった御上孝（みかみ たかし）が高校3年の教師となり、日本教育にはびこる腐った権力に立ち向かう大逆転ストーリーの本作、主役の御上孝を松坂桃李さんが演じています。
第1話では、文科省から隣徳学院に出向してきた御上先生が、生徒たちに”エリートとは何か？”を伝えます。
そして、校内新聞の記事が殺人事件と関係している可能性が・・・
それでは、第1話を振り返ってみます。
※この記事にはネタバレを含みます。ご了承の上お読みください。
第1話～destruction～ あらすじ
御上先生誕生
国家公務員採用試験の最中、受験者の渋谷友介（しぶたに ゆうすけ）が同じ受験者・真山弓弦（まやま ゆずる）に刺殺される事件が発生した。
同じ日、文科省のエリート官僚の御上孝は、官僚派遣制度によって私立の進学高校・隣徳学院（りんとくがくいん）に出向となり、文科省を去った。
3年2組の担任となった御上はクラスでの自己紹介の際、神崎拓斗（かんざき たくと）の挑発に「君たちはエリートではない、上級国民予備軍だ」と言い放つ。
御上を挑発した神崎は、教師・冴島悠子（さえじま ゆうこ）の不倫を暴いて学校新聞（隣徳新聞）に載せ、教師を退職に追いやった要注意人物だった。
隣徳新聞
ある朝、神崎が書いた”御上先生は犯罪者”という記事の隣徳新聞が校内で配られていた。
教室で御上は「天下り斡旋の責任をとってここに来たのは事実だが、そんなことをやった記憶が全くない」と言う。
記者になって報道システムを変えることを志している神崎に、御上は「志だけで変えられるならとっくに変わってる」と言い、記事の内容は”闇ではなくただの日常”だと切り捨てた。
御上に言い込められ悔しそうに教室を出ていこうとする神崎に、御上は「本当に闇を見る気があるなら 今日の放課後ここで話そう」と伝えた。
バタフライ・エフェクト
放課後、御上が待つ教室に神崎が現れた。
御上は神崎にコンビニで働く冴島の写真を見せる。
冴島は神崎の不倫記事によって、教師を辞め、夫と離婚し、コンビニでパートとして働いていた。
そして「国家公務員採用試験の事件と神崎の記事が関係していたとしたら？」と言う。
御上は「闇の中で、その事件と僕の不正とこの学校と文科省がつながっているかもしれないことに気付いた」と神崎に教える。
そして御上は「バタフライ・エフェクト」（ブラジルで蝶が羽ばたくとテキサスで竜巻が起こるという理論）について話し始める。
肝心なことは、ブラジルの蝶は自分の羽ばたきが竜巻となり沢山の人や動物を殺したかもしれないことを知らないってことだ。
何の痛みもなく、人は人を殺すことがある。
だって蝶は羽ばたいているだけなんだから。
呆然と御上を見る神崎に、御上は学生時代を思い出し「君を見捨てるわけにはいかないんだ」と言うのだった。
～第1話ここまで～
第2話予告（1.26よる9時）
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生徒紹介 神崎拓斗
キャスト：奥平大兼さん
第1話で、隣徳新聞で御上が犯罪者という記事を書いた神崎拓斗役を演じるのは奥平大兼さんです。
・氏名 奥平大兼（おくひら だいけん）
・生年月日 2003年9月20日（2025年1月現在 21歳）
・所属 スターダストプロモーション
・Instagram okudairadaiken_official
主な出演作品
ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』（2023年）
松岡茉優さん主演で話題となった「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」で、最終回に松岡さん演じる教師・九条里奈を吹き抜け廊下から突き落とそうとした生徒・星崎透（ほしざき とおる）役を演じました。
映画『君は放課後インムソニア』（2023年）
同名作の実写映画場で映画初主演となった本作、不眠症を抱える主人公・中見丸太（なかみ がんた）役で第15回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞しました。
ドラマ『サヨウナラのその前に』
ZIP!朝ドラマとして放送された本作で、火曜日の主人公で何かの衝動を求めたいと願う高校3年生・椿木宙（つばき そら）役を演じました。
この他にも
・ドラマ『アクターズ・ショート・フィルム2』（2022年）
・ドラマ『早朝始発の殺風景』（2022年）
・映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』（2024年）
などで主演を務めていて、今後の活躍が期待される俳優さんです。
バタフライエフェクト
バタフライエフェクト（バタフライ効果）は、「ブラジルで蝶が羽ばたくとテキサスで竜巻が起こるか？」という由来から生まれた、「非常に小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながる」ことを意味する言葉です。
日本のことわざで「風が吹けば桶屋が儲かる」に似ています。
このドラマのバタフライエフェクトは次のように予想します。
神崎が冴島の不倫記事を書いた
⇩
冴島は離婚し、教師を辞めた
⇩
？
⇩
国家公務員採用試験で殺人事件が起きた
⇩
？
冴島が殺人事件のニュースを見て泣き崩れるシーンや、御上先生と是枝先生が神崎が書いた不倫暴露記事のことで「退職された教師 先日の・・・」と意味深な会話をしていることからも、神崎が書いた記事と殺人事件には関係があることが予想できます。
そこに文科省、御上先生の出向がどう絡んでいくのかが今後の鍵になりそうです。
さいごに
第1話では、”神崎が書いた冴島の不倫暴露記事が、殺人事件を引き起こしたかもしれない”という展開で幕を閉じました。
・回想シーンで出てきた学生はどうなった？
・渋谷友介と真山弓弦の関係は？
などなど、謎がたくさんありましたので、これらの謎がどう解明されていくのか、次回以降が楽しみな初回でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
