こんにちは、こみみに編集部のマーロウです。
前回第11話では、夏と海の暮らしがはじまり、同時に気持ちのすれ違いも…海が家出をする事態になって…という展開でした。
ついに最終回、夏と海はお互いに理解しあえ、ふたたび一緒に暮らせるようになったがトラブルが…。
夏は「ひとり」でどう切り抜ける?
夏宛ての水季の手紙には何が書いてあったのか…?
最後に「海のはじまり」のタイトルが回収されます。
※ネタバレ含みますので、ご注意ください。
海のはじまり 最終回(12話) まるで観た気になる あらすじ(ネタバレ含む)
過去記事から最新話をkomiminで振り返り
・海のはじまり 第1話~第2話 まとめ
・海のはじまり 第3話
・海のはじまり 第4話
・海のはじまり 第5話
・海のはじまり 第6話
・海のはじまり 第7話
・海のはじまり 第8話
・特別編『恋のおしまい』
・海のはじまり 第9話
・海のはじまり 第10話
・海のはじまり 第11話
・海のはじまり 最終回(第12話) ←この記事はココ
夏(目黒蓮)は水季(古川琴音)と海(泉谷星奈)と暮らしている夢を見ていたが、目が覚めると部屋に海はいなく ひとりだった。
同じころ、南雲の家で目覚めた海は夏を探したが、朱音(大竹しのぶ)に自分で帰らないって言ったとたしなめられていた。
すれ違いの雪解け
海は元気がなく、ご飯も食べない。
心配した朱音は、水季が亡くなった時におにぎりを食べた話をして、何とかおにぎりを食べさせた。
一方、夏の元にはゆき子(西田尚美)が来ていた。
元気がない夏に無理に食べさせたあと、自身の離婚のときの話をした。
夏に対して「父親はいない」ことにしたと反省していた。
夏はその話を聞いて海を迎えに行く。
途中、弥生(有村架純)から海からの伝言を聞いた。
ママは夏くんの話 たくさんしてくれた。
夏くんといたことなかったけど、いないときから夏くんのこと好きだった。
だから、ママいないけど夏くんとママの話 したかった。
弥生に勇気付けられ、夏は海を迎えに急いだ。
海の感じているさびしさは、いた人がいなくなったからだった。
夏は少しの時間だが自分も水季といたことがあるから、いなくなったのはさびしいと伝えた。
ただ、ごまかしたり、我慢しているだけだと。
海は夏と一緒に居てもさびしくなったらどうすればいいか不安を感じていたが、津野(池松壮亮)に会いに行ったり、弥生と遊んだりすればいいよと言ってくれた。
海は、夏はどうするのか聞いた。
「待っているよ。海ちゃんがさびしくなくなるまで」
海は夏も同じように感じてくれていると知ったのだった。
ひとに頼ること
急遽明日の休日出勤が決まった夏は、海を南雲の家に預けるか考えるが、海は留守番すると言う。
それでも心配な夏はひとに頼ることを選んだ。
翌日、夏の出勤前に津野がアパートを訪ねてきた。
夏は津野を頼ったのだった。
夏が出かけた後、今度は弥生が訪ねてきた。
弥生を呼んだのは海だった。
最後に大和(木戸大聖)も現れた。
みんな、海と夏を助けてくれるひと達だ。
「夏くんへ」水季の手紙(全文)
夏と自分宛ての水季の手紙を、海との約束通り 一緒に読んだ。
夏くんへ
お久しぶりです。元気でしたか?
内緒で産むと決めたこと 後悔していません。
夏くんはいなかったけど、海と過ごせて幸せでした。
ひとりで海を育てたわけじゃないよ。
たくさんのひとに助けられてきました。
たまぁに 夏くんにいてほしいと思うことはあったけど、全然 大丈夫でした。
海と 海を大切にしてくれる人たちがいたからです。
その人たちは絶対に夏くんのことも大切にしてくれます。
一緒に過ごした人も場所も、海や夏くんのことを忘れません。
頼って甘えてください。
親から子供への一番の愛情って、選択肢をあげることだと思う。
海には自分の足で自分の選んだ道を進んでほしい。
夏くんには、大きくなってく海の足跡を後ろから見守ってほしいです。
私たちがお別れしてから、夏くんはどんなふうに生きてましたか?
誰と出会って、誰と過ごしてきましたか?
何を知って、何を大切にしてきましたか?
私や海とは関係ない 夏くんだけの大切なものがあっていいはずです。
思い出を捨てないでね。
人はふたりの人から生まれてきます。
ひとりで生きてくなんて無理なんだよ。
夏くんも誰かと生きてね。
海を幸せにしながら、自分も幸せになってね。
ふたりが一緒にいる姿が見れないのは ちょっと残念だけど、想像するだけで ちょっと幸せな気持ちになります。
海と生きることを選んでくれて ありがとう。
ー海の母よりー
海は半分くらいしかわからず、大体どんなことが書いてあったのか夏に聞いた。
「海ちゃんのことが大好きってことと、ママは幸せだったってこと」
朱音が伝えたかったこと
夏と海は、遊びに出掛けたついでに南雲の家に立ち寄った。
朱音が夏にいつ言おうかと思っていたことがあると話し始めた。
「娘が 自分より先に死ぬこと 想像してみて…」
「私たちは娘の遺影の写真を選んだの…それがどんなにつらいか…今なら少しはわかってくれるかなと思って…言いました」
「意地悪ばっかり言って、ごめんなさい」
朱音は、水季に海のパパ(夏のこと)に意地悪は言わないようにと釘をさされていたのを思い出していた…。
「夏くんへ」水季からの手紙 -追伸(全文)-
追伸
海はどこから始まってるか 分かりますか?
海に聞かれて、水があるところかなぁと曖昧な答えしかできませんでした。
はじまりは曖昧で 終わりは きっとない。
今まで いなかった夏くんは いつからか 海のパパになっていて、今そこにいない私は、いなくなっても 海のママです。
父親らしいことなんて できなくていいよ。
ただ 一緒にいて。
いつか いなくなっても、一緒にいたことが幸せだったと思えるように。
…おしまい…
過去記事から最新話をkomiminで振り返り
・海のはじまり 第1話~第2話 まとめ
・海のはじまり 第3話
・海のはじまり 第4話
・海のはじまり 第5話
・海のはじまり 第6話
・海のはじまり 第7話
・海のはじまり 第8話
・特別編『恋のおしまい』
・海のはじまり 第9話
・海のはじまり 第10話
・海のはじまり 第11話
・海のはじまり 最終回(第12話) ←この記事はココ
海のはじまり 相関図(勝手に相関図 セリフ重視)~最終版
相関図 ~最終回(ep12)
→南雲家は鳩サブレー好き🕊
→鳩サブレーを楽天で見る
まとめ
ついに最終回になりました。みなさんはどんな受け止め方をしたでしょうか?
終始、水季(古川琴音)の自由奔放な生き方に振り回される周辺…特に夏が周辺からフルボッコにされて、かわいそう過ぎね?でした。
まぁ、海ちゃんのかわいさで帳消しになってますが。
また、キャラクターのみなさんの『察し力』スキルが高すぎましたねぇ。
もっと行間が楽に読めるようにしてもらうと感情が入りやすいのかなぁ…
『人はいつどうやって親になっていくのか?』がテーマに描かれていましたが、ついに最終回のラストシーン、水季の手紙-追伸-で見事にタイトル回収しましたね。こんな解釈をしてみました。
人はいつから親になるのか?
海のはじまりがどこか曖昧なように、いつのまにか親になる…
また、海の終わりが無いように、親にも終わりがない…
最後まで読んでいただきありがとうございました。
→津野と水季の物語 海のはじまり 特別編『恋のおしまい』
Tverで配信中サイドストーリー『兄とのはじまり』全4話もおすすめです。
大和(木戸大聖)視点で「夏」、「水季」、「弥生」、「海」との関りが補完されます。
まだの方は是非ご覧ください!