こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
12月1日(日)に日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の第6話が放送されました。
第5話で、ついに”いづみ”(宮本信子さん)の本当の名前が”出水(いづみ)朝子”であることが判明しました。
そして、1959年の端島では、リナ(池田エライザさん)が博多から来た鉱員に殺されそうになったところを進平(斎藤工さん)が救ったことで、リナと進平が急接近しました。
第6話、1963年になった端島では、リナが進平との子供を出産、賢将(清水尋也さん)清水が百合子(土屋太鳳さん)と結婚、そして鉄平(神木隆之介さん)が朝子(杉咲花さん)についに告白と、幸せな時間が流れます。
ところが現代では、端島閉山の写真を見ていづみは玲央(神木隆之介さん・二役)に衝撃の事実を話します。
そして”鉄平の日記”には・・・
それでは、第6話を振り返ってみましょう。
※この記事にはネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。
「海に眠るダイヤモンド」第6話 見逃しあらすじ
2018年 鉄平の日記
“いづみ”の本当の名前が”出水朝子(いづみ あさこ)”だと知った鉄平。
※現代パートではこれまで通り”いづみ”と記載します
玲央から「朝子」と呼ばれることを拒否するいづみに、玲央は”鉄平に日記”を見せて欲しいと頼む。
いづみの部屋には10冊もの”鉄平の日記”があった。
No.10の日記を開くいづみには、“死亡事故”という言葉が記されてあった。
玲央が開いた別の日記には小袋が貼られていて、ノートを振ると小袋からカチャカチャと音がしていた。
1963年 リナの妊娠
1963年元旦を迎えた端島。
鉄平は正月の餅を配達している朝子に声を掛け、2人でカステラを食べていた。
園芸部で活動している朝子は鉄平に、育てた鉢植えを見せる。
うれしそうな表情を見せる朝子を見て、鉄平もうれしくなっていた。
実家に戻った鉄平が一平・進平とおせちを食べていると、進平は改まった様子で一平に「リナと実家に引っ越してきたい」と言い出す。
リナは進平の子を妊娠していた。
一平は戸惑いながらも、自分に孫ができることを喜んでいた。
自分達の部屋に戻った進平とリナ、リナは一平たちを騙しているようだと心配していた。
進平とリナは婚姻届を出していなかった。
進平は元妻・栄子とまだ婚姻状態にあって、リナとは内縁扱いになるので「大丈夫」と言ってリナを慰める。
1963年 朝子のストライキ
朝子の家でも、食堂が一段落しておせちを食べていた。
食事の席で梅子を昭吉は、朝子に結婚するように迫る。
そのことを百合子に話した朝子。
するとリナは、朝子と一緒に銀座食堂に向かう。
リナは、梅子と昭吉に”無期限ストライキします”と朝子が書いた紙を見せ、梅子らが態度を改めない限り朝子は食堂で働かないと、ストライキを通告する。
やりすぎだと心配する朝子だったが、聞く耳を持たない梅子に業を煮やし「ストライキを決行します!」と言って銀座食堂を出ていくのだった。
1963年 屋上庭園
端島には土がなくて植物がない。
“コンクリートで育った子供たちに命を育むこころは生まれるのか?”と書かれた雑誌を読んだ朝子は、鉱員住宅の屋上に植物を植えることを思い立つ。
朝子から相談を受けた鉄平が炭鉱長(辰雄)から許可を得て、鉱員住宅の屋上で畑作りが始まった。
運んできた土が強酸性のため植物が育たないという問題があって、屋上庭園造りは難航していたが、辰雄からアドバイスもあって、土を中性にできる石炭灰を使う土づくりが始まった。
2018年 切り取られた日記
いづみと玲央は自動車で移動していた。
車の中で”鉄平の日記”を読んでいた玲央は、鉄平と朝子が良い関係になったのではないかと聞くが、いづみはそれを否定する。
“島で孤立した賢将に見せつけるまねはできない”と鉄平は賢将に遠慮していたのだった。
(いづみも後で知った)
いづみの部屋に来た玲央は、また”鉄平の日記”を見ていた。
玲央が小袋が貼られていた日記を誤って落としてしまうと、小袋から種が出てくる。
玲央はその種を一粒拾い上げた。
そして玲央は机の上にあったNo.10の日記が気になり、日記を開く。
その日記には何枚か切り取られた跡があった。
1963年 賢将と百合子
石炭灰を入れて中性になった土を、鉱員住宅の屋上に運ぶ作業が始まっていた。
作業の後片付けも終わりベンチに座っている百合子に賢将がおもむろに指輪を渡す。
賢将が指輪を百合子の左手の薬指にはめると、百合子は指輪を見つめ考える。
「私はカトリック 離婚できない」
百合子が被爆者であることを気にして今まで生きてきたことを賢将は理解し、それでも百合子と結婚したいと思った。
百合子は涙を流し、賢将はそんな百合子を優しく抱きしめた。
2人の様子を見ていた朝子は、鉄平の手を取り一緒にバンザイするのだった。
1963年 出産・結婚
月日が流れ8月。
屋上庭園にはトマトなどの夏野菜が実っていた。
荒木家ではリナが産気づいていた。
炭鉱から急いで戻ってくる進平、進平が家に着くと男の子が産まれていた。
進平はリナに何度も「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える。
そして賢将と百合子の結婚式が行われた。
2人は緑一面の屋上庭園で多くの島民に祝福された。
1963年 鉄平の告白
賢将と百合子の結婚式の後、鉄平と朝子は高台にいた。
朝子は本当に植えたかったのは野菜ではなくコスモスだったと、小袋に入ったコスモスの種を鉄平に見せる。
朝子はコスモスの花を育てるのが”いつかの目標”になっていた。
鉄平が「ストライキの条件って何だったの?」と聞くと、朝子は鉄平に背を向けて「結婚せろってうるさくて 親がね 結婚なんてしとうなかと」と答える。
「しとうなかと?」と言う鉄平に何か言いたそうな朝子、その様子を見て鉄平は自分と向き合う。
鉄平はふーっと息を吐き、腹を決めたように朝子に言う
朝子が好きだ
それを聞いた朝子は顔をそらし涙を流した。
そして朝子は、
私 お婿さんになる人とコスモス植えたいけん
とコスモスの種の入った小袋を鉄平に渡すのだった。
2018年 コスモスの芽
自室で”鉄平の日記”に貼られた小袋を触っているいづみ。
庭にいる玲央から自分を呼ぶ声が聞こえ、庭に出てみる。
花壇には小さな芽が出ていた。
玲央は小袋に入っていた、50年以上前のコスモスの種を花壇に植えていたのだった。
いづみはその芽をそっと触り、うれしそうに見つめた。
そして玲央はいづみに閉山の時の写真をみせた。
写真には、朝子・百合子・賢将はいたが、鉄平はその写真に写っていなかった。
「何で」と聞く鉄平、いづみは「私も知らないの 鉄平がどうなったのか」と答える。
いづみの部屋にあった”鉄平の日記”
ページに記されていたのは”1964年8月16日”。
そしてそのページには“坑内火災”と書かれていた・・・
ー第6話ここまでー
次回(第7話)予告 12月8日(日)
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今後の展開を予想
第6話で気になった点
第6話の現代パートに、今後を占う多くの伏線となるポイントがあったと思います。
①澤田が「”鉄平の日記”は、いづみが最近になって見つけた」と言っていた
②”鉄平の日記”No.10に”死亡事故“という言葉が書いてあった
③”鉄平の日記”No.10の途中の数ページが切り取られていた
④玲央がいづみに見せた端島閉山の写真に鉄平が写っていない
(リナと進平については触れられてもいない)
⑤同じく、端島閉山の銀座食堂の写真には子供が写っていない
⑥いづみは、端島閉山の時に鉄平がどうなっていたかを知らない
⑦”鉄平の日記”No.10には、1964年8月16日に”坑内火災“が発生したことが記されていた
これらのポイントから、次のことが推測されます。
玲央は誰の孫?考察
第5話に引き続き、玲央は“進平とリナの孫”だと推測します。
●根拠
・進平とリナの子は1963年に生まれた男の子であること
・玲央は父親のことを知らないこと
・鉄平と朝子との間に子供は出来なかったと推測されること
(DNA鑑定で玲央と朝子には血縁関係がないことは判明済み)
・鉄平と玲央は瓜二つで、血縁関係があると推測されること
今後の展開を予想してみました
komimini独自の展開予想です。
第5話で予想した「進平とリナは結ばれ、子供を授かる。」は当たっていましたが、これは解りやすかったですよね。
その先の部分について、第6話でのポイントを踏まえて改めて予想しました。
小鉄は死んでいなかった。
小鉄は再び端島にやってきて、自分を撃った進平への復讐を行う。
“炭鉱火災”は小鉄による放火であった。
そして進平は”炭鉱火災”によって命を落としてしまう(=死亡事故)。
進平の死の真相をしった鉄平は進平の意思を継ぎリナと赤ちゃんを守りつつ、事故の詳細を日記に記していた。
小鉄の魔の手から逃げきれないと判断した鉄平は、リナと赤ちゃんを小舟で端島から逃がす。
そして鉄平は小鉄によって命を落としてしまい、日記に書かれていた事故の部分を小鉄に破り取られてしまった。
朝子は鉄平が命を落としたことを知らされず、炭鉱閉山によって東京に移住し園芸の会社を興す。
鉄平の日記は賢将が持っていた。
朝子は久々に賢将に出会い、賢将から日記を譲り受ける。
日記には、リナと赤ちゃんが端島を脱出したことが書いてあった。
朝子(いづみ)はリナと進平の孫に、リナと進平そして鉄平の端島への思いを伝えることが自分の使命であると考え、ようやく見つけたのが玲央だった。
みなさんの予想はどうでしょうか?
komiminiの予想が当たったかどうかは、第7話が放送された後に検証します。
まとめ
第6話では、鉄平と朝子、賢将と百合子、リナと鉄平、端島では幸せな時間が流れました。
ハッピー回だと思っていたところ、最後の最後でいづみの発言と”鉄平の日記”に書かれていた”炭鉱火災”という不吉な文字に、一気に不幸フラグが立つという、衝撃的な結末になってしまいました。
次回、第7話では日記に書いてあった”炭鉱火災”が発生します。
鉄平はどうなってしまうのか?それとも誰かが犠牲になってしまうのか?
端島閉山に向かって怒涛の展開を見せてくれそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。