こんにちは、こみみに編集部のマーロウです。
前回第6話では、鈴木巡査が灰川の実の息子であることと、灰川邸事件の真犯人だったことが明らかになりました。鈴木を庇って自首し、自殺までしたのかと思われていた灰川を鈴木が手にかけていたいました。
そして、鈴木による監禁から花音と蒼佑を救い出した冴木は鈴木の対する暴力衝動が抑えられず…
第7話では、多くの謎とモヤモヤを残して悲惨な灰川邸事件が結末を迎えます。冴木も連続殴打事件の犯行を自供し2017年の一連の騒動は終わりを迎えます。
そして2024年少女失踪事件に灰川邸事件の関係者が関わっている可能性が高まり、冴木、五味が決着をつけるべく動き出す…
※ネタバレ含みますので、ご注意ください。
降り積もれ孤独な死よ 7話 あらすじ(ネタバレ注意)
過去回振り返り記事はkomiminで
・降り積もれ孤独な死よ 第1話~第3話 まとめ
・降り積もれ孤独な死よ 第4話
・降り積もれ孤独な死よ 第5話
・降り積もれ孤独な死よ 第6話
・降り積もれ孤独な死よ 第7話 ←この記事はココ
・降り積もれ孤独な死よ 第8話
・降り積もれ孤独な死よ 第9話
・降り積もれ孤独な死よ 最終回(第10話)
2017年 悲劇の結末
暴力衝動で鈴木(佐藤大樹)を殴り続ける冴木(成田凌)から、鈴木は銃を奪い発砲する。
しかし、蒼佑(萩原利久)が冴木を庇い銃弾を受け死亡した。
鈴木は呆然とその場から離れるが、駆け付けた五味(黒木メイサ)達に包囲され、自害してしまう。
灰川邸事件は悲劇的な結末を迎えた。
冴木は辞表を提出した。
蒼佑の死を受け入れることが出来ず、衝動的に再び子どもを虐待している親を見つけ襲撃しようとした。
その時、花音(吉川愛)からの着信により着信履歴に蒼佑の最期の留守電があるのに気づく。
蒼佑の「ふたりで一緒にやり直そうな、兄貴」という言葉に襲撃を思いとどまった冴木は、一連の殴打事件について自首した。
冴木が逮捕された頃、花音は部屋を引き払っていた。
2024年 少女失踪事件と灰川邸事件の繋がり
記者の森(山下美月)は再び冴木を訪ねた。
灰川邸事件の犯人鈴木は「餓死」にこだわっていたのになぜ花音を階段から突き落としたのか?
冴木は事件は終わったことだと突き放した。
沖島マヤ(仲万美)がビルから突き落とされ殺害された。
被害者が7年前の灰川邸事件の関係者であることで、五味が関連を探ることに。
一方、灰川邸事件の生き残りである優磨(カカロニ栗谷)と悟(松本怜生)がマヤのことで会っていた。
花音とは音信不通、健流(杢代和人)も…
優磨は「俺たちみんな、殺されるんだ…」と怯えていた。
そのマヤの事件を街頭ディスプレイで見つめる「顔に傷のある男(笠松将)」がいた。
五味と冴木の邂逅
マヤの勤める店に記者が出入りしていたことを知った五味は、以前取材に来た森の元に向かう。
そこで森が冴木の居場所を知っていることが解かった。
森を介して冴木に会った五味は、森と一緒に川島美来(水野響心)を探してほしいと頼む。
灰川邸事件に関わる真実がまだあるかもしれない…
五味は今度こそ決着をつけようと冴木の使っていたメモを渡す。
月島美来
月島美来は、実家の山梨から東京の「マル横」に現れていた。
死んでも家には帰りたくないと言う。
冴木は美来が家族から虐待を受けていたのではと察する。
リッカのマークのタトゥーを入れるくらい共鳴していた。
リッカのマークの意味も灰川邸事件の関係者の誰かから聞いたはず。
美来の所在を追ってよく使っていたスーパーに聞き込みに行った際に、美来が万引きをしたときに助けた女性がいることが解かった。
その女性はチョコ菓子をまとめ買いしていた…(冴木は花音が好きだったチョコ菓子だと気づいた)
そして美来を連れて行った…
蓮見花音の疑惑
五味との情報共有に警察を訪れた冴木と森
スーパーの一件から、美来は花音と一緒にいる可能性が高い。
五味はマヤの勤める店の店長から、7年前の花音が階段から突き落とされた事件の際のマヤのアリバイは嘘だったと聞き出した。
五味の推測は、マヤが花音を突き落とし、そのことを花音が知ってしまったら殺害動機になるのではないか…
五味は花音について、以前から気になることがあると言う。
7年前に花音が発見した灰川の日記の最後のページが破り盗られた形跡がある。
花音は自分にとって都合が悪いことが書かれたページを切り取ってから証拠品として冴木に託したのではないか?と。
蒼佑の墓で
冴木はひとり蒼佑の墓前に手を合わせた。
そこには複数の花束があり、その影にあのチョコ菓子があった。
そにて線香を点けて間もないことで、冴木は花音が近くにいるのではと探す。
冴木は花音を見つけ声をかけた。
「いったい何があったんですか?あなたは何をしたんですか?」
一方、旧灰川邸付近の山中で白骨死体が発見された…
・・・第7話あらすじ ここまで・・・
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・降り積もれ孤独な死よ 最終回(第10話)
次回予告 8月25日放送予定 第8話
降り積もれ孤独な死よ エピソード進行型 ep7相関図
~ep6 → ~ep7 更新版 相関図
降り積もれ孤独な死よ 気になるポイント ep7
2017年の灰川邸事件から2024年現在の少女失踪事件への展開となりました。
灰川邸事件からの未解決事項など整理ます。
蓮見花音(吉川愛)『激ヤバ』ポイント
- 母親の死因は? 火事との事だったが、花音犯行説残る?
- 父親は誰か?
- 階段から突き落したのが真犯人と言い切ったがなぜか?その時点では鈴木が真犯人だと知らなかったはずなので、他の誰かを犯人に仕立て上げようとしていた?階段落ちも自作自演だったら…?
- 灰川の日記破り盗るとか尋常じゃない。激ヤバな内容が書かれているとしたら、①花音もはいかわの実の子?②母親殺しを知られている?
- 序盤で灰川十三から言われ続けた「ルールは自分で作れ」を拡大解釈している?
- 顔に傷がある男に襲撃されたときにスプレー缶とライターを火炎放射器にする機転は普通じゃない。顔に傷がある男が「やけど(だとしたら)」を負った経緯を知っている=火を異常に怖がることを知っている?
- 撃たれた時に冴木に言った「諦めないでください」は何に対していっていた?灰川邸事件の犯人逮捕の事?それとも真実は別にあることを示唆していた?
- 灰川邸事件後、部屋を引き払う意味?
- 同様に他の生き残りと音信不通になっている意味?
- 蒼佑が死んだのは自分の所為という匂わせ?
沖島マヤ(仲万美)
- 2017年の蓮見花音階段突き落とし事件の際のアリバイが不成立だったことが2024年に判明。
では、犯行時刻どこにいて何をしていたのか? - 2017年の6年前に灰川邸解散した際、背中に大きなリッカのマークのタトゥーを入れた理由が弱い。
- 2024年殺害される際に出会った相手に、当初忘れていたが見覚えがあった様子だった。
- 同様に殺害される直前「ごめんなさい」と謝罪を繰り返している。それほどの罪を犯した?
東優磨(カカロニ栗谷)
- 「俺たちみんな殺される」という強迫観念か?自覚、確信があるのか?
神代健流(杢代和人)いまだ不明
- 顔に傷のある男と同一人物か?リッカのマークを大事に持っているし…
- 灰川邸襲撃は灰川の実の子 鈴木を狙ったが、冴木と花音に邪魔された?
- 顔のキズは「やけど」か?襲撃時、花音の火炎放射を異常に嫌がっていた?
- 母親 陽子に毎年黄色のカーネーションの押し花を贈るエピソードが意味不明。生きていると見せかけている可能性。他の誰かが成りすましている?
- 最大の謎は灰川の日記が発見されていない状態で、灰川には実の子がいることをどうやって知ったのか?
- 母親 八木橋陽子はまだまだ絡んできそう。
その他の気になるポイント
- 灰川邸に飾ってあった「真珠の耳飾りの少女」は灰川が大事にしていた画だったが、父親を殺した自分を戒めるためとかエピソードが芯を食ってない。花音に一番大事にしている画だと言っておいてストーリー上ぞんざいな扱いなのが謎。
- ミユキの生死が不明、その夫も生死不明 ミユキ殺しで服役していたなどの情報なし。灰川が鈴木(ジュン)を守る目的で養護施設に入れたなら、生きているはず。さらに留置場に入ってからも父親であることを拒絶したのはミユキの夫が存命であると知っていたからかも?
- 灰川邸事件(2017年)の6年前(2011年)に共同生活が解散した。なぜか?なにか重要な出来事があったのでは?ジュンが社会に出た(警官になった)とか?神代健流に「何か」あった?
まとめ
第7話はいかがでしたか?
まさか2017年の灰川邸事件の犯人鈴木潤が自殺、冴木の弟 蒼佑まで死んでしまうとは、なんとも後味の悪い20217年の騒動でした。
そして話しは2024年へ。
少女失踪事件との関連で灰川邸事件の決着をつけるべく冴木と五味が動き出しました。
蓮見花音のあやしさ、未だ姿を現さない神代健流、健流と同一人物ではと目されている顔に傷のある男、そして物語に絡んできそうな健流の母親 陽子の存在。
既に刑事ではない冴木と記者の森との調査バディが始動しました!
すべてを解決に導けるのか?終盤の解決編に突入していきますね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。