切なすぎる鉄平の朝子への想い 「海に眠るダイヤモンド」最終回(第9話)のネタバレあらすじ

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こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
12月22日(日)に日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の最終回(第9話)が放送されました。

第8話で、進平(斎藤工さん)とリナ(池田エライザさん)の子ども・誠が病気になり、健康保険を持っていなかったことで、リナの秘密を鉄平(神木隆之介さん)が知ることになります。
そして現代パートでは、以前端島に住んでいたと言う古賀孝明(滝藤賢一さん)と名乗る男性が現れます。

最終回(第9話)、鉄平が朝子(杉咲花さん)の前から姿を消した真実が明らかに。
そして端島に上陸したいづみ(宮本信子さん)と玲央(神木隆之介さん・二役)は、そこで鉄平についてあることを知ることになるのですが・・・

それでは、1955年と2018年が繋がった最終回(第9話)を振り返ってみましょう。

※この記事にはネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。

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最終話前編~あの夜~ 見逃しあらすじ

1965年 鉄平の思い  

外勤詰所には宛て名のない茶封筒が置いてあった。
鉄平が封筒の中を見ると、顔にタバコを押し付けた跡のある鉄平やリナの写真が入っていた。
賢将は、”鉄平とリナが良い仲になっている”と思っている島民のやっかみだと言う。

誠の通院が終わり経過観察となったことで、賢将は「誠の父親役からは解放、やることは一つ」と言われるが、鉄平は「解決・・・」と返すものの何かを隠している様子を見せる。

リナと誠のことは解決していなかった。
誠の出生届の母親の欄には”荒木栄子”と書かれていたのだ。

誠が病院で治療を受けるには、出生届が必要だったが、リナは鉄平に事情を話し、自分の名前が”草笛リナ”ではない事を話していた。
進平の亡き妻・栄子の死亡届を出していなかったので、鉄平は母親の欄に”荒木栄子”と書いて出生届を出していたのだった。

夜、鉄平は日記を書きながら朝子のことを思い、押し入れにしまってある新聞紙に包まれた筒状のものを見つめていた。

ある日、銀座食堂を訪れた鉄平は朝子に「今日の夜、話がある」と伝え、花売りからコスモスに似た菊の花束を二つ買ってメガネに向かった。
花束の一つを海に投げ、進平が殺した小鉄に「許してください」と手を合わせた。

その日の夜、朝子は銀座食堂の前で鉄平を待っていた。

引用元:Tver(TBS)
いづみの話し

それっきり鉄平には会ってない。
リナと小舟に乗って島を離れるのを見ていた人がいて、駆け落ちしたって。

私の中にまだあの夜の私がいて、銀座食堂のあの場所で鉄平が来るのを待ってる。

2018年 11冊目の日記

玲央と星也、千景は、端島の資料を持っているという古賀孝明の家を訪れていた。
古賀孝明は賢将と百合子の息子だった。

孝明は「”鉄平の日記”を朝子(いづみ)に渡したのは自分だ」と言う。
賢将の遺品の中に”鉄平の日記”があるのを見つけ、日記には「自分に何かあったら池ヶ谷朝子さんに渡して欲しい」というメモが挟まれてあった。
賢将は、「日記を渡したほうが朝子のためかそうじゃないのか」がわからず、時間の流れにかけていた。

「”鉄平の日記”は10冊ではなく11冊だった」ことを孝明から聞いた鉄平は、そのことをいづみに伝える。
二人の会話を聞いていた澤田は、急に一人で車に乗り込み走り出そうとする。
澤田は11冊目の日記を会社のいづみの金庫の中に隠していたのだった。

隠した理由を尋ねると澤田は「私は端島で生まれました」と、これまでのことを話し始めた。
澤田は”荒木誠”だった
(澤田は嫁の苗字)
そして、あの夜のこともリナから全て聞いていた。

引用元:Tver(TBS)

1965年 ”あの夜”の真実

鉄平が朝子を誘ったあの日、リナが家に帰ると誠の姿が消えていた。
布団の上には「誰が殺した?」という書き置きがあり、裏返すと小鉄が写っていた。

そのことをリナから聞いた鉄平は、誠をさらった犯人を島の”北東の角”に呼び出す。
鉄平は”北東の角”に向かう途中で、朝子と約束した銀座食堂の前まで行くがそこに朝子はおらず、鉄平は再び島の北東の角”に向かう。
朝子が来たのは、鉄平が銀座食堂を立ち去った直後だった。

待ち合わせ場所についた鉄平の前に、誠を抱えた男が現れ「鉄(小鉄)は弟だ」と言う。
誠を守るために「俺が殺した」と嘘をつく鉄平、男に砂をかけて目くらましをした隙に誠を抱きかかえ、鉄平は堤防に登る。
鉄平は「俺が一人でやった、悔しかったら俺をころしてみろ」と言って堤防の向こうに飛び降りる。
そこにはリナが乗った小舟があり、鉄平は3人で小舟で端島から逃げた。

引用元:Tver(TBS)

朝子は鉄平を朝まで待ち続けていた・・・

鉄平たちが端島を去って1ヶ月が経ち、ハルは端島を出るため荷物の整理をしていた。
朝子はハルの元を訪れた、あの日鉄平と会う約束をしていたことを告げる。
ハルは朝子に「許して」とただひたすら謝るのだった。

銀座食堂に戻った朝子は、大事にしていた鉄平から貰った花瓶をおでこに当てた後に捨てる。
朝子は待つのを止めた。

引用元:Tver(TBS)

2018年 迎えに行こう

池ヶ谷家ではみんなでちゃんぽんを作っていた。
澤田は、いづみが朝子であることを知っていて恩返しのために秘書になったことを告げ、進平とリナの罪をいづみに知られるのが怖くなって日記を隠したと、土下座して詫びる。
いづみは「あなたが生きてて また会えて よかった」と、澤田の手を握った。

引用元:Tver(TBS)

IKEGAYA株式会社の社長室で、澤田は端島を出た後のことを話す。

・刺された誠のキズは深くなく、すぐに長崎の病院で処置を行った
・鉄平は警察に行き助けを求めたが、相手にされなかった。
・リナと誠は、ハルと3人で暮らしていた
・鉄平は一人転々とし、その先の消息は分からない

玲央は澤田から預かったNo.11と書かれた”鉄平の日記”をいづみに渡した。
日記の表紙を眺めるいづみに、鉄平はもう一度端島へ行こうと誘う。
そして鉄平は言う
あの夜の朝子さんを 迎えに行こう

そして第1話冒頭のいづみの言葉が再び流れる。

戻れない あの島
今は もういない人々
いとしい人の思い出は全て
あの島に置いてきた

あの島は・・・
端島

最終話後編~記憶は眠る~ 

1973年-1974年 テッケン団 

鉄平はリナと誠が暮らすハルの家を訪れた。
朝子にのことを心配するリナだったが、万一朝子に何かあったらと、端島に連絡をしないで欲しいと言う。
鉄平は何度も朝子に手紙を出そうとするが、途中でペンが止まり書けずにいた。

転々とする鉄平は久しぶりに賢将と教会で会い、端島の閉山が決定したことを聞く。
鉄平は調べていた鉱員の再就職先になりそうな会社を書いた紙を賢将に渡して教会を出ていこうとする。
賢将はそれを止めて「朝子はすっかりお母さんだ」と、朝子が写った写真をポケットから出す。
最初は見ないと言う鉄平だったが、見ないと後悔しそうと思い返してその写真を見て微笑む。
「一度でいいから端島に戻ってこないか」と必死に説得する賢将に、「帰らないほうがいいんだよ」と言って鉄平は教会を出て行った。

1974年の冬になり、再び鉄平は賢将に会う。
「端島の記録を残したい」と協力を申し出ようとする賢将に、鉄平はカバンに入れていたNo.10までの日記を渡そうとする。
鉄平は「リナと駆け落ちしている体だから」と、自ら朝子のことが書いてある部分を黒塗りしたり、ページを破ったりしてから日記を賢将に渡した。

引用元:Tver(TBS)

カバンには押し入れにあった新聞紙に包まれた筒状のものが入っていた。
「大根か?」と聞く賢将に、鉄平は「ダイヤモンド」と答える。
別れ際、踏切を挟んで対峙する二人、「泣くなよ!」という鉄平に、賢将は「仕方ないだろ テッケン団なんだから!」と泣き叫ぶ。
「解散はしないからな」と言い、二人は別れた。

引用元:Tver(TBS)

そして端島は閉山の日を迎え、朝子や賢将たちも端島を去った。

2018年 いづみが再び端島に

いづみと玲央は再び長崎に来ていた。
“鉄平の日記”から切り取られた部分を、玲央は朝子のことが書いてあったと言うが、いづみはガラス工房のことだという。

切り取られた日記の内容

1965年、鉄平は誠を長崎の病院に送ると、以前朝子と来たお店にギヤマン(カットグラス)を見に来ていた。
店主にプロポーズの時に送りたいと言う鉄平だったが、売れないと断られたため、自分でギヤマンを作ることを決め、ガラス工房に通うようになった。
鉄平は世界でただ一つのダイヤモンドを作っていた。

いづみと玲央は、端島が見える野母崎に来た。
端島に行くことを躊躇っていたいづみだったが、”端島は石炭だと思えばいい”と端島に行くことを決意する。

端島に降り立ったいづみと玲央、端島銀座の跡地に向かう。
朽ち果てたかつての学校を見たいづみは昔を思い出し、思わず走り出してしまう。
端島銀座に着いたいづみは、活気のあった昔の様子と重ね合わせる。

すると船長から、10年以上前に外勤の人を船に乗せたと聞く。
その人は、世界遺産になって島に入れなくなる前に「上のほうの階に置いてくる、ダイヤモンド(ガラスの花瓶)」と言ったと聞くと、いづみは取り乱して建物に近づこうとするのだった。

引用元:Tver(TBS)

2018年 心の中のダイヤモンド

その夜のホテル、見せたいものがあると玲央がいづみの部屋に来る。
それは活気があったころの端島を映した映像だった。
映像には銀座食堂の様子、朝子や進平たちが写っていた。
そして、そこには鉄平の姿があった。

「似・・・て・・・る?」と不思議そうに聞く玲央に、「似てないね」と答えるいづみ。
ホストクラブの前で初めて玲央を見たとき、「どうかした?元気ないね~」と外勤さんみたいにただ声を掛けたかったのかもしれないと話すいづみに、玲央は「俺は 鉄平に声を掛けられたってことか」と感慨にふける。

引用元:Tver(TBS)

その直後、船長から鉄平の住所が見つかったと電話があり、翌日二人はその場所に向かった。
全国を転々としていた鉄平は、1990年くらいにこの場所で家を買った。
家族もおらず、8年前に亡くなっていた。

いづみがふと外に目をやると、足早に外に向かう。
そこには庭一面に咲いたコスモスと、海の向こうに端島の姿があった。
それを見たいづみは「誰もいなくなってしまったけれど・・・ あるわ・・・ ここに」と両手を胸に当てる。

するといづみの目の前に、元気だった時の端島の様子が現れる。

朝子とリナと百合子の3人が抱き合っている。
詰所にいた鉄平の元にサイダーを持ってきた進平もいる。

そして朝子は鉄平をまっていたベンチに座る。

朝子は向かいのベンチに座っているいづみに問いかける。
朝子「私の人生 どがんでしたかね?」
いづみ「朝子はね きばって生きたわよ」

二人で笑っているところに、鉄平が歩いてくる。
鉄平「お待たせ」
朝子「(笑顔で)待ちくたびれた」

鉄平は朝子にキラキラしたものを渡す。
鉄平「俺と 結婚してください」
朝子「はい」

二人は照れながら笑っていた。

引用元:Tver(TBS)

そして廃墟になった端島、荒れ果てた鉄平の部屋にはキラキラと青く輝くダイヤモンド(カットグラスの花瓶)があった。

引用元:Tver(TBS)

2024年 エピローグ

いづみと玲央は喫茶店にいた。
玲央は髪を黒く染め、ツアーガイドになっていた。
「知らない土地に行って、もしかしたらここにも鉄平が来てたのかもしれないって考えると、誰も他人に思えない」

「誰もいなくなっても 玲央が覚えててくれるのね」と言ういづみに、微笑み頷く玲央。
玲央は一人、空港に下りた立っていた。

見たはずのない景色を 夢に見る
広大な海原
海に浮かぶ いくつもの島
何千万年もの昔に芽生えた生命が
海の底で宝石へと変わる

見えなくても そこにある
ダイヤモンドのように

引用元:Tver(TBS)

ー「海に眠るダイヤモンド」終わりー

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第8話で残った疑問 最終回を予想

第8話で残った疑問

まとめ

最終回、如何でしたか?
鉄平が逃亡生活が終わり安息の地として端島が見える場所を選び、庭一面にコスモスを植えていたことに、端島を想う気持ちと朝子を想う気持ちが表れていて涙しました。

玲央が端島と無関係だったいうことには驚きましたが(完全なミスリードに踊らされました)、玲央は端島を知ることによって、変わっていく様子もとても良かったです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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