すべてを断ち切ろうとする花音 冴木は間に合うか!?…『降り積もれ孤独な死よ』最終回 見逃しあらすじ(ネタバレあり) +相関図

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こんにちは、こみみに編集部のマーロウです。
前回第9話では、顔に傷のある男の正体と花音との関係も明らかになり、健流の母親 陽子の関与が疑われる…という展開でした。

最終回は、花音が導こうとする結末に向けて陽子と対峙します。冴木、五味は灰川邸事件の決着がつけられるか?森は全てを見届けることが出来るのか?

※ネタバレ含みますので、ご注意ください。

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降り積もれ孤独な死よ 最終回(第10話) 見逃しあらすじ(ネタバレあり)

引用元:読売テレビ

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五味(黒木メイサ)らの見立てで、健流(杢代和人)の母親 陽子(長谷川京子)の関与が濃厚になってきた頃、花音(吉川愛)は陽子を灰川邸に呼び出し、ここで全部終わらせると伝えた。

陽子と対峙する花音

引用元:読売テレビ

花音は健流が亡くなった場所に陽子を連れて行った。
陽子は、マヤ(仲万美)が赤いカーネーションを間違って贈ったことで、健流の身に何かがあったことを感じたのだった。
そしてマヤを問い詰めた陽子は、健流に何があったのかをすべてを知ってしまった。
そのときにマヤを突き落としてしまったのだ。

そして、優磨(カカロニ栗谷)を訪ねた陽子は健流の所在を聞こうとしたが、優磨は健流の死に関与していた事から恐怖で逃げ出してしまい事故に遭ってしまった。

引用元:読売テレビ

陽子は健流が殺された復讐ではなく、健流が死んでしまったことを噓にしておいてくれなかったからマヤを殺し、結果的に優磨を事故に遭わせてしまった。
陽子は心の中で健流は自分が追い出したせいで死んだわけじゃないと思い込もうとしていたのだ。
しかし、それは無理だと悟って花音に刃物を向けた。

13年前に何が起きたのか

引用元:読売テレビ

悟(松本怜生)から灰川の日記の一部を入手した森(山下美月)は、冴木(成田凌)に13年前の灰川邸で何があったか、なぜ灰川(小日向文世)はその時期に突然共同生活を終えたかを冴木に伝えた。
悟が花音に託された灰川の日記の一部にすべてが書いてあったのだ。

引用元:読売テレビ

事件が起こったのは13年前、健流が一度灰川邸を出て行った後に、弟と揉めて 母親 陽子から追い出された後だった。
健流はもう一度灰川邸の地下室にひとり戻っていた。
その日は灰川十三の誕生日で、プレゼントを取りに地下室に来た花音と言い争いになった健流に、マヤが花音を助けようとハサミで刺してしまった。

引用元:読売テレビ

この不幸な事故が致命傷になり健流は死亡した。
そこへ、すでに寝入ってしまった蒼佑(萩原利久)と、小さい子たちに絵本を読み聞かせに行った悟以外の優磨と灰川が入ってきた。
事情を理解した灰川は優磨と一緒に健流の死体を遺棄した事で、灰川、優磨、マヤ、花音の4人は秘密を抱えてしまった。

冴木と森は、川相(野間口徹)と五味に13年前のことを報告する。
6年前の灰川邸事件で灰川が自首したのは、健流の死を隠ぺいするためでもあった。
灰川邸事件が長引けば、健流の遺体が見つかる可能性が高くなる…
花音も灰川がこの秘密を守ろうとしたを察し、マヤと共謀して自作自演の階段落ち事件を起こした。
花音が、自分で決着をつけようとしていると読んだ警察は花音と姿を消した陽子の捜索することに。

引用元:読売テレビ

すべてはあの場所へ

引用元:読売テレビ

留置されていた”顔に傷がある男”瀬川涼(笠松将)が、警官の拳銃を奪い逃走した。
花音を守るために約束の場所へ向かう。

瀬川逃走の報告を受けた川相、五味らは緊急で瀬川を追うことになったが、五味は、今は刑事でも何でもない冴木に何もしなくていいと釘を刺した。

引用元:読売テレビ

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「迷ったら、ルールは自分で決めろ」
冴木は花音が灰川から教わったと言う言葉を思い出し、警察車両を奪って単身捜索に向かった。

瀬川の目撃情報から警察は灰川邸に向かう。
冴木も灰川邸方面に向かうが、森から聞いた優磨の証言で健流を埋めた場所を目指す。
「花音が最後に向かうのはあの場所しかない…」

引用元:読売テレビ

~回想~
灰川は優磨、花音、マヤと一緒に健流を埋めた場所にいた。
「降り積もれ孤独な死よ 灰の雪だけが知る 君がそこに居たことを」
この詩には続きがあると言う
「降り積もれ孤独な死よ その重みの下にだけ 芽吹くものもあるだろう」
そして灰川はこう付け加えた
「降り積もる雪の下に 新たな命が芽吹くように たとえそれがどれだけ孤独で冷たい死に見えても それは終わりじゃない」
その時、花音がつぶやいた
「それなら私も最後の居場所はここでいい…」
~~~~

優磨はその時のことを覚えていたのだった。
冴木は急ぎ健流の遺棄現場に向かう。

花音は全てを終わらせようとする…

引用元:読売テレビ

花音は陽子に告げた
「愛する息子のために、私を殺してください。それしか、もう…あなたの罪もわたしの罪も償う方法はありません…」

すべてを終わらせるために、死を受け入れようとした花音だったが寸前で冴木が止めに入る。
「やっと全部わかりました。あなたがやったことも」
それでも花音を盾にする陽子を銃弾が襲う。
瀬川が花音を守るために撃ったものだった。

引用元:読売テレビ
引用元:読売テレビ

花音は自分が死ねば何もかも断ち切れると刃物を自身に向けた。
瀬川は、それでも陽子が悪いと発砲したが、冴木が庇うように銃弾を受けてしまう。
傷を負いながらも、冴木は花音の説得を続ける。
「繋がってきたのは、暴力だけじゃない…、誰かが誰かを守りたいと言う想いもずっと繋がってきたはずでしょ…」

花音は以前の灰川邸での暮らしを思い出した。
灰川に自分たちを守ってくれた恩返しができていないと伝えた時、灰川は「それならいつかお前たちが誰かを守れ。それで十分だ」と笑顔で言っくれた。

引用元:読売テレビ

冴木は、その思いを繋げるためには生きなければと言い、花音は刃物を放した。
そこに五味たち警察が到着した。

エピローグ

陽子はマヤ殺害の容疑を認め服役した。
優磨、花音は健流殺害、死体遺棄に関して、実行犯マヤが死亡していること、死体遺棄の時効が成立していることで誰も起訴されなかった。
瀬川は刑務所に服役した。
森は灰川邸事件をまとめた本を執筆した。

引用元:読売テレビ

冴木は蒼佑の墓参りで花音に会った。
「今までのことも、これからのことも、話す時間ならいくらでもある。生きている限り」

・・・おわり・・・

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降り積もれ孤独な死よ エピソード連動型相関図~Final

Final相関図

作成:komimini,画像引用:読売テレビ

まとめ

最終回はいかがでしたか?
怒涛の伏線回収劇でした。

唯一、ここだけ納得いかないです…
第8話で冴木と森が陽子の部屋に行った帰り、瀬川が陽子の部屋を訪ねている描写(実際は瀬川が陽子の部屋前まで来たまでで、その直後インターホンが鳴って陽子が見に行く描写でした)が”何のため?”のシーンだったのか???
せっかくのシリアスな雰囲気の謎解き感が、「あ?あれはどうなった??」、「関係無いの??」と白けてしまいました…

全体像としては、児童虐待から始まり育児放棄、暴力、自傷、家出、モラハラ、などなど、なかなかの胸くそなキーワードが多発する胸くそドラマでしたが、縦軸には『それでも助けてくれる誰かがいる』という救いが描かれていました。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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あ、おまけです

「降り積もれ孤独な死よ」では灰川邸は不気味な洋館でした。
同時期放送のマル秘の密子さん」(主演:福原遥さん)でも九条家の別荘として登場していました。(第7話)
雰囲気変わりますねぇ。

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