こんにちは、こみみに編集部のカルロスです。
12月8日(日)に日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の第7話が放送されました。
第6話、1963年の端島では、リナ(池田エライザさん)が進平(斎藤工さん)の子供を産み、賢将(清水尋也さん)と百合子(土屋太鳳さん)が結婚、そして鉄平(神木隆之介さん)が朝子(杉咲花さん)に告白と、幸せの時間が流れました。
ところが最後、現代パートで、鉄平の日記に書かれていた”炭鉱火災”、そしていづみの「鉄平がどうなったかわからない」という発言で、幸せな雰囲気が一変し不吉なフラグが立ってしまいました。
第7話、1964年の端島では炭鉱火災が発生。
消火に難航してしまう状況に、炭鉱長の辰雄(沢村一樹さん)はある重大な決断をします。
そんな中、坑内にいた進平は・・・
それでは、”端島で最も長い3日間”が描かれた第7話を振り返ってみましょう。
※この記事にはネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。
「海に眠るダイヤモンド」第7話 見逃しあらすじ
2018年 知りたくない?
“鉄平がどうなったのか”を知らないいづみ(=朝子)。
「分かるなら知りたくないの?」と聞く玲央に、冗談だとしながらも「もし分かるのなら、家も会社も全部投げうってもいい」と答えるいづみ。
玲央といづみの会話に和馬は聞き耳を立てていた。
いづみは「キラキラしてた」と、当時の端島のことを玲央に話し始めた。
1964年 坑内火災
リナと進平の子供・誠の1歳のお祝い”餅踏み”がお寺で行われ、子供をハルは一平に「こん歳になって、まだこがん幸せがあるってねえ」と涙を流しながら感慨に浸っていた。
その夜の銀座食堂。
お店に入るときにさりげなく花のやり取りをする鉄平と朝子の様子を見た百合子は、「プロポーズしてみたら」と鉄平にけしかける。
2人の会話を後ろで聞いていた朝子に、鉄平は意を決して気持ちを伝えようとするが、揚げた皿うどんから火がでてしまい、プロポーズどころではなくなり不発に終わってしまう。
深夜、坑内で火災が発生したことを知らせるサイレンが島中に流れた。
火災は石炭の熱がこもって高熱になったことが原因による自然発火だった。
出火場所は最も深いところだったが、すぐに消化活動が行われ、事態は数時間で収束した。
1964年 再び坑内で火災が発生 長い3日の始まり
8月17日、火災が収まった炭鉱では朝から通常通り作業が行われ、一平も坑内に入る。
何かが気になった一平は、沈下の最終確認が行われていた火災現場に向かう。
他の鉱員に促されて引き返そうとしたところに、奥から爆風が走り一平たちを襲う。
再び坑内火災が発生した。
幸いにも一平たちは一命を取り留め、火災が発生した炭鉱では、火元の冷水消化作業が行われた。
消化作業から戻ってきた進平は、炭鉱長の辰雄に「水を目いっぱい使っても消えん」と、冷水消化が上手くいっていないことを伝える。
それを聞いた辰雄は冷水消化を止め、次の日から火元を封鎖する密閉消化に切り替えることを決断する。
鉄平の帰りを待っていた朝子。
「爆風に巻き込まれたら・・」と心配する朝子に、鉄平は「外勤だから坑内に入らんよ」と返し、「鉱員じゃないのが もどかしい」と胸の内を語る。
1964年 消えない炎
8月18日、炭鉱火災の密閉消化が始まる。
火元ではガス濃度が上昇し、炭鉱に入れるのは”資格を持った鉱員”と”職員”に限定された。
人手が足りなくなった炭鉱では、鉄平も手伝っていた。
翌19日、進平も坑内に入り、引き続き密閉作業が行われた。
粘土で作った壁で火元の封じ込めが出来たと思った矢先、ガスの圧によって壁が崩壊、爆風によって鉱員が負傷してしまう。
辰雄は密閉作業の中断と入坑者全員の退避を命じる。
辰雄が本社に電話しるところに一平が現れ、「(消化を)諦めるんじゃねえよな?」と問いただす。
「守りたいんです!島も!命も!失いたくないんです 誰一人!」と辰雄は涙ながらに訴える。
辰雄は本社の命令に背き、“ある決断”をしていた。
1964年 辰雄の決意”消えない火”
8月19日の夜、辰雄による島内放送が島全体に流れた。
端島炭鉱の閉山が決定した瞬間だった。
一平、賢将、そして島民全員が、辰雄の言葉に涙した。
1964年 戻らない進平
辰雄の言葉を受けて、鉄平は”ポンプのくみ上げバルブ”を閉め、配電盤のスイッチを涙を流しながら一つづつ切っていく。
密閉作業を行っていた鉱員たちが避難をしている中、進平は一人ふと立ち止まる。
振り返ると、誰もいない坑道の奥に、亡き妻・栄子の影を感じる。
進平は幻覚だと自分に言い聞かせ、自らの頬を叩き「リナ 誠 待ってろ」と再び歩き出すが、途中で力尽きてしまう。
戻ってきた鉱員たちを確認しに行く鉄平。
黒い字の札が並ぶ鉱員札の中に一つだけ赤い字で”448″と書かれた札があった。
その札を裏には”荒木 進”と書かれていた。
進平は坑内で倒れていた。
横たわったまま動かない進平の足元は、海水に浸かり始めていた・・・
ー第7話ここまでー
次回(第8話)予告 12月15日(日)
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今後の展開を予想
進平は生きているのか?
炭鉱の中で一人意識を失って倒れた進平が助かるのか、死んでしまうのか。
これまでの伏線などから予想してみました。
①第5話で、リナが進平に「愛した人が死んじゃう」と言っていた
②第6話で、”鉄平の日記”No.10に”死亡事故“という言葉が書いてあった
③第8話の予告動画で、ハルが鉄平に「リナさんと一緒になり」と言っている
これらのポイントから、残念ながら進平は亡くなってしまうと予想します。
最終章を予想してみました
第6話で予想した、坑内火災はリナを追ってきた小鉄による放火と予想しましたが、完全に外れてしまいました。
これまでの謎や伏線から、最終回までに起きる可能性を予想してみました。
リナの元に再びヤクザが現れ、進平を亡くした(未確定ですが)ことにより、鉄平がリナと誠を守るために、3人で夜逃げ同然で端島を出た可能性があります。
第1話冒頭の、リナが小舟で端島を離れるときの漕ぎ手が映し出されていなかったのは、漕ぎ手が鉄平だったからとも考えられます。
そうすると、いづみ(朝子)が「鉄平がどうなったのか分からない」と言うのにも辻褄が合います。
ドラマ当初から出演者の苗字があまり明らかになっておらず、”いづみ”の正体が解るときの伏線になっていました。
第7話までで苗字が明らかになっていない主要キャストは”リナ”です。
(”草笛リナ”は偽名)
ここまでリナの本名が明らかになっていない点と、玲央が父親の顔を見たことがないという点から、澤田が誠であり、そして玲央の父親である可能性を考えました。
リナの本当の苗字が「澤田」で、誠が”澤田”として、恩返しのためにいづみ(朝子)近づいた可能性を考えました。
進平とリナは入籍していないので、誠が”澤田”という苗字を名乗るのに不自然はありません。
リナの本名が明らかになっていないのは、何らかの伏線であると考えられます。
何話まで放送?
公式ホームページでは、このドラマが何話まで放送されるかは明らかになっていません。
※12/9時点
通常、日曜劇場は10話までが多いので、10話まで放送されるとしたら、
第8話:12月15日(確定)
第9話:12月22日
第10話:12月29日
となります。
ですが、TBSのホームページでは12月29日(日)の夜9時から、木村拓哉さん主演の『グランメゾン★東京』のスペシャルドラマが放送されることが発表されていることから、『海に眠るダイヤモンド』が12月29日(日)に放送される可能性は極めて低いと考えられます。
また、『海に眠るダイヤモンド』は衆議院選挙の特番で1週放送がないときがありましたが、これと同じ状況のドラマが2021年に放送された『日本沈没』です。
『日本沈没』も衆議院選挙特番で1週放送が飛び、9話が最終回となり21時~23時03分までの拡大放送となりました。
これらのことから、『海に眠るダイヤモンド』は、
放送回:全9話
最終回放送:2024年12月22日(日)
※最終回は拡大放送
と予想します。
皆さん気になるところだと思いますので、早く公式発表をして欲しいですね。
まとめ
端島で発生した炭鉱火災によって、端島炭鉱は廃鉱することになってしまいました。
9話のサブタイトル『消えない火』は、”坑内火災”と”島民の気持ち”の二つの意味があったんですね。
廃鉱後が描かれる第8話からの最終章で、鉄平たちはどうなってしまい、そして2018年の玲央に結びついていくかが明らかになってくるのでしょう。
そして、火災の時に一人坑内で意識を失って倒れてしまった進平。
第8話の予告で、進平の笑顔が映し出されましたが、これが現実なのかそれとも回想なのか、進平の生死がとても気になるところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。